令和7年(2025年)1月4日(土)にHOLLYWOOD FESTIVAL ORCHESTRA(Japan Tour 2025)へ行きました。
横浜みなとみらいホールで14時開演でした。
思えば5回目でしょうか? 最初は確か京都在住の時の2015年お正月だった・・・・
それ以来、コロナ時を除いて2年に1回のオーケストラの演奏を楽しんできました。
「もし行けるなら1月4日のチケット2枚を取るけれど・・・」と暮に次男から嬉しい電話があり、正月一番の楽しみでした。
(開演前のみなとみらい大ホール)
13時半の開場に合わせてみなとみらい大ホールへツレといそいそと向かいました。エントランスで切符とパンフを受け取り、座った席は中央の最高の席でした。これだけでも感激!でしたが・・・・。
毎年同じようなハリウッド映画音楽のオーケストラ演奏なのですが、今年は今までで一番素晴らしかった!
スクリーンを離れた映画音楽が、私たち観客の想像力を引き出したり、この映画は誰々さんと見たっけ・・という想い出が昨日の如く現れたり、スクリーンに映し出される映像の動きに合わせた演奏に魅せられたり・・・いつも感動させられ、元気をもらいます。
指揮者ロイド・バトラー、コンサートマスターが大ファンのヴァ―ジル・ルブーからジェリー・バイスに変わったのが残念だったけれど、もちろん全員が申し分のない演奏者でした。
後半の初めにお馴染みのビリー・キングが登場し、「ゴースト」、「ゴッドファーザー愛のテーマ」「スタンドバイミー」「慕情」を熱唱しました。ビリー・キングも相当なお歳だと思うのですが、声量や歌唱力は変わらずに素晴らしい歌声を聞かせてくれました。
そのあとに登場するのが日本人の歌手で、今までちょっぴり物足りなさを感じていたのですが、今年は違いました。
八神純子さんです。
「みずいろの雨」「TERA~ Here we will stay」「サウンドオブミュージック~私のお気に入り」「シエルブールの雨傘」の4曲を歌いましたが、どの曲もその歌唱力、表現力にもうもう魅せられました。
中でも11分14秒にも及ぶ組曲「TERA(地球のことだそうです)」(作詞:KAZUKI、作曲:八神純子、編曲:澤近泰輔)が圧巻でした。
オーケストラを従えて、ある時は静かに、ある時は死に絶えるように、ある時は素敵な明日が来ることを信じて・・・謡いあげました。ピアノ演奏の方(お名前が・・・)も八神さんの好さをより引き立たててステキでした。
もう感動し、圧倒され、涙が出てきて困りました・・・。
ハリウッド・オーケストラに負けないどころか、その良さと可能性を逆に引っ張り出すような八神純子さんの歌の力に大拍手です。
帰りにホールの売店で「TERA」のCD(八神純子サイン入りカバー)を買いました。
最後のアンコールアワーの盛り上がりはものすごく、今までで一番素晴らしかったHOLLYWOOD FESTIVAL ORCHESTRA(Japan Tour 2025)でした。 ブラボー!
ご招待してくれてありがとう!
(参考)
〇 HOLLYWOOD FESTIVAL ORCHESTRA 2015年1月3日 大阪・オリックス劇場
〇 HOLLYWOOD FESTIVAL ORCHESTRA 2017年1月6日 横浜みなとみらいホール
〇 ハリウッド・フェスティバル・オーケストラ 2019年1月20日 東京渋谷・Bunkamuraオーチャードホール
〇 ハリウッド・フェスティバル・オーケストラ 2023年1月 横浜みなとみらいホール(ブログに記録はないが参席)