夜道を走っていたところで、クラッチを踏むと一回ごとにガコンガコンという感触が。
クラッチが切れないわけでもないが変速しにくい、やや切れていないような感じだ。クラッチが滑っているわけではないので、坂も登る。ペダルからのリンク機構の故障だったりしたら嫌だなと、変速せずに駐めておける場所まで走って、JAFってしまった。
距離的にクラッチ板が摩耗して滑ってもおかしくないとは覚悟していたのだがと、待つ間に下回りを見たりもしたが、損傷だとかオイル漏れだとかは全然無い。結局その近くの自動車工場に運んでもらって、飛び込み修理してもらうことにした。多分クラッチ回りの交換になるだろうということだったので、元より見込んでいたのでそのまま作業してもらうことにして置いて帰った。
待つ事2日、クラッチレリーズベアリングの損耗が原因ということで、クラッチ板、カバーとの3点セット交換とミッションオイル交換で完成と連絡を受けて取りに行ったが、乗ってビックリ、クラッチってこんな軽かったっけと、まるで壊れたみたいに全然踏む力が不要になってた。実はクラッチが重くなるという前兆症状があったのだな。急に重くなったらなんか変だと気付いたかもしれないが、ゆっくり変化していると分からんもんだ。
よって今は快適に復活。これでいつクラッチが滑り出すかの不安もまた数年は考えなくて良いので安心になった。しかしディスクが減るより先にベアリングがダメになるとはなあ。どうせ同時交換なので、似たような寿命なのは納得できるが、ディスクが先が普通だとばかり思っていたわ。
費用的には部品+工賃で約4万円、前回クラッチ交換から12万キロほどだったので、0.35円/kmであったとさ。けっこう山間部の町での突然の修理でもバーツ供給がなされて2日で直るってのはさすが量販車種。費用よりもこのタイムロスが少ないのが仕事用には重要だと再確認した。
走らない車は、虫がとまりまくるオブジェでしたわ。カゲロウの羽化が盛んな川の近くでのできごと。