ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県長瀞町の宝登山頂ではろうばいが咲き始めました

2011年01月03日 | 季節の移ろい
 長瀞町の宝登山(ほどさん)山頂はロウバイ(蝋梅)が咲き始めまていました。標高497メートルの宝登山は山頂一体にロウバイ林やウメ林が広がっています。陽当たりがいいため、一部のロウバイが花を咲かせ始めています。麓にあるロープウェイに乗ると、山頂まで約5分と手軽に登ることができます。

 ロウバイは3種類が植えられているそうですが、その違いはよく分かりませんでした。花が咲いている木も、ごく一部の枝に花がついているものと、木全体に蕾が大きくなり、花がかなり咲いているものがありました。




 ロウバイの花は独特の薫りを辺りに漂わせています。早春を感じさせる薫りです。

 逆に、蕾がほとんど膨らんでいないロウバイの木もあります。全体としては、まだごくわずかの木がロウバイの花をつけています。ロウバイは“梅”という字がはいっるているために、梅の一種とみられがちですが、実はバラ科のウメとは違う種類です。ロウバイ科の木だそうです。

 陽当たりがよく、ロウバイ林の下草も育ち始め、少し昆虫が活動を始めています。野鳥が何種類かいて、よく囀(さえず)ります。ロウバイの木に良く鳴く野鳥が留まっています。背中の灰色の羽根が目立つルリビタキでした。

 枝に留まったルリビタキを見上げると、美しいオレンジ色の筋が見えました。バードウオッチング愛好家にとっては、あこがれの観察対象です。こんなに間近でしっかり観察できたのは初めてでした。


 ロウバイの枝に留まったルリビタキの周りには、ロウバイの小枝が張り出しているため、カメラの焦点(フォーカス)があまり合わせられませんでした。


 下山途中の雑木林では、エナガの群れを見かけました。シジュウカラやヤマガラも見かけました。ヒヨドリも良く鳴いていました。

 埼玉県長瀞町の宝登山の麓にある宝登山神社は初詣の参拝客でかなり賑わっていました(山頂にコンパクトな奥社があります)。神社に向かって車が数珠つなぎに並んでいます。初詣の参拝客が押しかけている感じでした。老若男女の参拝客が初詣し、破魔矢を持って戻る方が多いと感じました。今年の幸運を祈願し、満足げな顔で帰る参拝客が多いという、新年の風物詩でした。