ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県茅野市の車山高原では、あこがれの夏鳥のノビタキにも出会いました

2013年08月14日 | 旅行
 長野県茅野市の山麓にある車山高原で、野草と野鳥を観察した話の続きです。

 車山高原の駐車場の「車山肩」駐車場の西側には、立木があまりない、なだらかな草原が広がっているために、野鳥観察に最適です。



 草原の野草の花を見るために、山道を行くと、足音によって野鳥が草の中から飛び立ちます。その中には、ノビタキもいます。しかし、ノビタキは一度飛び立つと、かなり遠くに飛んでいき、なかなか近くには降り立ちません。

 ノビタキに一番近づくことができたのは、山岳道路のビーナスライン沿いの草地です。



 ノビタキは2、3羽いる様子なのですが、近づくと警戒して飛び上がり、少し先まで飛んで留まります。一定の距離を保ちます。



 山岳道路のビーナスライン沿いの草地のレンゲツツジの木の枝には、アオジが1羽留まっています。



 真横からの朝日に照らされ、黄色いお腹の羽根が目立ちます。遠目からもアオジがいることが分かります。

 別のレンゲツツジの木の枝には、今年生まれたと思われる“幼鳥”がいます。辺りの様子をうかがっている感じです。





 ホオアカの“幼鳥”ではないかと推定しましたが、自信はあまりありません。

 山岳道路のビーナスラインを走ると、近くの草原から黒い羽根の野鳥が飛び立ちます。ほとんどがノビタキだと考えています。

 高原の草原の主役であるノビタキは、車山高原にはたくさん飛来しているようです。この夏に十分養生して、秋には南に無事に旅立ってもらいたいものです。

 早朝の車山高原は、ビーナスラインを走る自動車が少なく、野鳥が安心して飛んでいます。ノビタキをはじめとする夏鳥たちに出合うことができた、幸運な早朝でした。

 午前7時を過ぎると、ホテルなどの観光施設で働く方々と思われる“長野県”ナンバーの車が増え、普通のビーナスラインになり始めました。観光客の自動車も増え始めたので、車山高原を離れました。帰路の途中で、10数頭のシカの群れを見かけました。