ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原では、木々が落葉し、野鳥を観察しやすくなりました

2015年11月18日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、11月半ばを過ぎ、森の木々の葉がかなり落ち、野鳥観察しやすくなりました。

 関東地方などは、南からの暖かい空気が入り、日中は20度(摂氏)を越えたそうです。この影響によって佐久荒船高原も暖かい日になりました。標高が1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原としては、11月中旬としてはかなり暖かい日でした。

 しかし、天気そのものはめまぐるしくかわりました。夜中は天空一面に星が輝く満天の空でしたが、明け方になると一度、霧が出て、濃霧に覆われました。

 午前9時過ぎには、濃霧が晴れて、晴天になりました。コスモス園では、枯れたコスモス群の上で、快晴に近い天気になりました。



 斜面の葉が落ちた木々に、20羽から30羽ぐらいのカラ類の大群がやって来ました。頭上の木々はカラ類のさえずりでうるさいほどです。

 多くはエナガのようでした。例によって、エナガたちは枝から枝に飛び移り続けます。

 木の上部に留まったエナガです。下から見上げた構図になってしまいました。



 コガラも木の枝の裏側の小枝に留まり、姿がよくみえません。



 大きな鳴き声をしながら飛んできた野鳥は、木の幹の裏側に留まりました。鳴き声からアカゲラではないかと推測したのですが、幹の陰から出した頭は、アオゲラでした。



 アオゲラは、幹の裏側にいて、姿がよく見えません。

 その内に、少し動いたのですが、今度は顔が枝陰でよく見えません。



 しばらくして、また大きな声で鳴いて、飛び去りました。

 ホオジロの仲間のカシラダカも出てきました。


  
 午後2時過ぎの荒船山(標高1423メートル)です。佐久荒船高原の南にそびえている荒船山は、秋が深まり、太陽の黄道が低くなったので、艫岩(ともいわ)の南面には午前中は日が当たりません。

 午後3時ごろに夕日が少し当たる程度です。この日は午後から天気が次第に崩れだし、艫岩近くに霧がかかりました。



 佐久荒船高原では、晩秋になり、森の中の地面に落ちたシバグリの実を、イノシシが食べ始めているようです。落ち葉が積もった地面を掘り起こした個所がいくつかありました。