ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、ヤマボウシが花を咲かせています

2017年06月21日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、木々が葉を繁らせ、いろいろな花を咲かせています。

 森の中の所々で、ヤマボウシの木が緑がかった白い花をたくさん咲かせています。



 佐久荒船高原の標高が少し低い山麓では、ニセアカシアの木が白い花を鈴なりに咲かせています。





 今ごろに、このニセアカシアの木があちこちで花を咲かせると、これほど多くのニセアカシアの木が生えているのかと感じます。ニセアカシアは、マメ科ハリエンジュ属の落葉高木で、和名はハリエンジュ(針槐)だそうです。

 実は現在、佐久荒船高原の森の中で、花をあちこりでたくさん咲かせている木は、ミズキです。ミズキは背が高い木が多く、花をうまく撮影できませんでした。

 佐久荒船高原の中央部にある“コスモスの丘”の周囲の木々も葉を繁らせ、夏の到来を感じさせます。



 草原部分では、野アザミ(正確な品種名は不明)が花を咲かせ始めています。





 草原の端では、キジのオスが時々、大きな鳴き声を上げます。



 朝には、数頭のシカに出会うことが増えています。近づくと、すぐに逃げ出します。

 逃げますが、一度立ち止まって、こちらを観察します。駆け上がった崖の上から、こちらを見ています。木の葉陰からこちらを見ています。



 佐久荒船高原は、木々がますます、葉を繁らせ、うっそうとした様相です。


長野県東御市にある池の平湿原では、モズが子育てに励んでいます

2017年06月21日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、モズがヒナを育てるために、昆虫などを熱心に捕っています。

 池の平湿原という山野草の宝庫の高層湿原に行った話の続きです。

 池の平湿原の人気スポットの一つは、鏡池という美しい池です。





 夏になると、鏡池ではトンボがたくさん飛んでいます。

 この鏡池を眺めていると、モズが鏡池に繰り返し、飛んできました。観察していると、池の岸辺で昆虫(たぶん)を捕えています。モズはくちばしで何かをくわえています。





 昆虫を捕えると、すぐに斜面にあるレンゲツツジの群生地の中に飛んでいって、その茂みの中に姿を消します。

 このレンゲツツジの群生地の中に巣をつくり、産卵し、雛(ひな)が孵って子育て中のようです。

 別の背の高い木の上でさえずっているモズです。



 縄張り宣言をしているのか、異性を求めて、鳴いているのかどちらかです。

 池の平湿原を囲む斜面には、針葉樹の森があります。この針葉樹の森の中では、ウグイズやモズが元気に活動中です。





 実際には、ビンズイもいるはずなのですが、今回は姿を見かけませんでした。

 鏡池の周囲の湿地では、コバイケイソウなどが育っています。



 池の平湿原は、山野草が次々と咲くシーズンを迎える準備中でした。