ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

佐久市の佐久荒船高原は森の木々の大部分が落葉し、冬を迎える前段階です

2011年11月25日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原は、落葉樹の木々の葉が落ちて、ほとんど丸裸の森になっています。標高約1100メートルにある佐久荒船高原の地面は毎年、秋に落ち葉が厚く積もって、冬を越すために、ふかふかな腐葉土の地面になっています。

 遠くに北八ヶ岳の山々を望む高台から見た佐久荒船高原の森です。針葉樹以外の木々は落葉しています。



 北八ヶ岳の山麓にある小海リエックス・スキーバレーのスキー場の雪が遠目に見えます。



 長野県の小海町松原湖高原にある小海リエックス・スキーバレーは、真夜中の気温がマイナス数度(摂氏)以下になると、人工降雪機で人工雪を降らせます。真夜中に降雪の作業をする灯りが見えます。12月ぐらいまで毎日のように降雪作業を続けて、スキーシーズンを迎えます。

 この小海リエックス・スキーバレーの右上に、八千穂スキー場の雪も見えます。これも人工雪です。

 佐久荒船高原の倒木に生えたキノコが乾燥しています。



 佐久荒船高原の東側にそびえる妙義山に日が当たっています。



 もうすぐ初冠雪を迎え、何回か雪が降っては融けるを繰り返し、その内に一面の雪景色になります。今は、晩秋の静かな時です。

富岡市や下仁田町などの郊外では、フユザクラの花が所々で咲いています

2011年11月24日 | 旅行
 群馬県の富岡市や下仁田町などの郊外では、11月中旬になるとフユザクラ(冬桜)の花が所々で咲き始めています。11月下旬になって、ほとんどの木々が落葉した中で、フユザクラの木が数本程度ごとにかたまって数カ所で咲いています。

 晩秋のもの悲しい風景の中で、フユザクラの細かい白い花が健気(けなげ)に咲いています。





 咲く花が少ない時期に咲くため、知る人ぞ知る花になっています。サクラなので木の枝に葉が芽吹いていないため、フユザクラの白い花を遠目に見ると、枯れ葉にも見えるために、花とは思わない方も多いようです。

 木のすぐそばに近づいてよく見ると、サクラの小さな花が確認できます。



 関東では、晩秋にフユザクラの花が咲く名所として有名なのは、群馬県藤岡市(旧鬼石町)の桜山公園などです。ここのフユザクラの花を以前に11月に見ているため、富岡市や下仁田町などの郊外で見かけたフユザクラの花に気が付きました。

 フユザクラの木は実際には数種類あるようですが、正確なサクラの種類は分かりません。紅葉と同時期に咲くフユザクラの花は実際にはまだ珍しいものです。さみしい晩秋を多少は華やかに飾る風物になっています。

富岡市などの北側にそびえる妙義山はまだら模様の紅葉でした

2011年11月23日 | 旅行
 群馬県富岡市や下仁田町などにまたがってそびえる妙義山は、桜と紅葉の名所です。11月下旬に入ってるために、標高が1100メートルほどある妙義山は、岩がむき出しの山頂部の下側にある森の木々は部分的に落葉し、一部はまだ紅葉していました。

 妙義山そのものは、白雲山や金洞山、金鶏山などの複数の山々の総称です。富岡市側から“表妙義”と呼ばれる下仁田側に面する山道を登りました。

 妙義山の東側にある、妙義山信仰の中心になっている妙義神社近くにそびえる白雲山の山肌です。山頂の奇岩の下側にある木々はかなり落葉しています。


 
 妙義山の西側に当たる中之嶽神社の背後にそびえる金洞山(標高1104メートル、中之嶽)付近の奇岩群です。





 第1石門から第4石門までなどと、奇岩がいくつも並んでいます。



 山道近くは、サクラやモミジなどの赤く紅葉した木々が目を楽しませます。何種類かの落葉樹は実を付けています。





 妙義山の山麓部は晩秋の気配を強めています。最初は青空でしたが、次第に霞んだような曇り空になっていきました。木々が落葉すると、やはりもの寂しい感じです。冬への前奏曲が奏でられています。

近所では、皇帝ダリアの大輪のピンクの花が咲き始めました

2011年11月22日 | 季節の移ろい
 近所の方のお庭で、見上げるような高さで咲く皇帝ダリアのピンクの花が咲き始めました。正しくは木立(こだち)ダリアという名前のダリアのようですが、成長すると背丈が3~5メートルにも達するため、“皇帝”という名前がよく似合います。

 背丈が高く、その頂点近くにピンク色の花がさき、秋の青空に良く映えます。





 見上げる高さの先なので、ピンク色の花の直径は10センチメートル以上ありますが、距離があるので正確には分かりません。一説には20センチメートルぐらいになると書かれています。

 木立ダリアと呼ばれるほど高いので、折れないように添え木が何本も立ててあります。

 先日、名古屋市の郊外を走る私鉄電車に乗った時には、車窓から、この皇帝ダリアのピンクの花を何本も拝見しました。青空に映える皇帝ダリアの花が人気を集めていると感じました。

 3年前の12月に長崎市のグラバー園に行った際に、南山手町の斜面の上に立つグラバー住宅の側に、皇帝ダリアが咲いていました。背丈が2メートルぐらいと低かった記憶があります。

 秋も晩秋に近づき、ヒヨドリなどの野鳥の鳴き声がよく響き渡る季節を迎えています。美しい鳴き声を聞かせる野鳥が、近所の方のテレビアンテナの上で鳴いていました。



 その時は、逆光なので野鳥の種類がよく分かりませんでした。見た感じはメジロのようです。メジロがサザンカやツバキの花の蜜を吸いに集まる季節が来ているようです。季節の移ろいの速さを感じます。

さいたま市の荒川沿いにある県営秋ケ瀬公園に久しぶりに行ってみました

2011年11月21日 | 季節の移ろい
 埼玉県さいたま市桜区の荒川沿いにある県営秋ケ瀬公園(あきがせこうえん)に半年ぶりに行ってみました。秋ケ瀬公園の下流側にある、特別天然記念物になっている田島ヶ原サクラソウ自生地を見に行ってきました。

 田島ヶ原サクラソウ自生地は現在、背の高いススキやヨシなどの野原になっています。2メートルぐらいの高さのススキの穂に陽光が当たって白銀に輝いています。





 ここが4月半ばにサクラソウの可憐な花が咲く、草原になるとは思えないススキの原っぱになっています。春先の草原状態を知らない方がここを見ると、田島ヶ原サクラソウ自生地とは気が付かない状態です。

 ススキやヨシなどの茎の林の中に、シジュウカラが数羽いて、あちこちへと移動しています。

 

 ここは冬の間に野焼きされて、地面がむき出しになります。春先にサクラソウなどの草が順調に育つようにするための野焼きです。

 秋の風情を強く感じさせるススキが原は当面、陽光に輝いていそうです。ススキが原の間にある歩道を歩くと、枯れた草の先にある実が裾について困ります。

 もうすぐ冬鳥などがやってきて、賑やかになりそうな環境です。周囲の木々は葉の色を変え、落葉の準備をしています。秋空の下で、平和な時間が流れています。