おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

人間ってやっぱり難しい・・・

2013年10月30日 07時37分33秒 | 日記


村に越してきて2年有半。

現役を退いてまず考えることは貧しくとも健康で心豊かに過したい

そこで村に出来たばかりの「地域型スポーツクラブ」である『クラブ南阿蘇』に入会して活動を始めた。

このクラブには10余のサークルがありその中で「男の料理遊び」、「登山クラブ」、「ウォーキングクラブ」に入った。

年会費3000円。夫婦で入る場合は5000円。

ここで多くの友人と出合っていろんな楽しい経験を積んできた。

ところが次第に見えてきたことがある。

このクラブってどんな運営をしているのだろう?会長だけは時々顔を見せるので知ったけれど、後組織がどういう風になっているのか皆目わからない

会計報告さえ行われないし、総会の案内もないので開かれていないようだった。当然事業計画、予算、そして年度末の総会での事業報告、会計決算と監査も行われてこなかった

それで少しずつ問題化し、ついに今年の夏村の教育委員会が強行介入して(それまで随分指導してきたというのだが会長他言うことをきかなかったらしい)臨時総会を開催。

総会だから全員出席する権利がある。当然出席した。そして初め黙って聞いていたが怒り心頭に発す

会場の前列に座っている役員らしい人たちの間で意見の対立が起こり口喧嘩?を始めた。この人達前に座って偉そうな顔をしているけれど自己紹介すらしないし、司会者も紹介なし!何しろ初めてきちんとした総会なのに・・・

発言「あなた方は役員だと思われるが、私達はその対立=意見の食い違いがまったくわからない。総会が初めて開かれて会場に来た会員を置き去りにして、対立しあっているのは実に見苦しいと思います。きちんと説明をして欲しい

クラブの中に対立があることがわかった。

そして以後、クラブの現状を改革しようという機運が起きた

まず組織運営を明確化し、活動を公明正大に会員全員に周知徹底できるよう総会を開き、役員会でどのような話し合いが行われ、会費がどのように使われているか報告をして透明にしていこうとー

この動きでどんどんクラブが変わってきた。しかし一方で旧来勢力=旧役員とそれに影響されている幾らかの人員が挙ってクラブを脱退。別組織を作るという方向に走った。

会長、旧役員や一部の指導者が一斉に脱退したのは背景がある。この村が3村分立状態にあったときK村に総合スポーツ型クラブが作られ、3村合併と同時にその旧クラブも含めて「クラブ南阿蘇」を結成し、今まであった某クラブが解散して吸収され全く一つのクラブとしてスタートした訳ではなく、某クラブはそのまま「クラブ南阿蘇」に残っていた。

ここに問題の種がある。この時しっかり村やリーダー達が話し合いを行い、完全に一つのクラブとしてスターとしていたならば問題は起きなかった。

某クラブ系の会長や各員は任期途中で引継ぎの挨拶もなしで脱退。この人達に率いられている一般会員がどうすればいいか迷っているのが現状。

1万人余の小さな村で同じ志向性をもったスポーツクラブが二つも並立しているのは可笑しいのだが、哀しいかな今のところ統一への動きはない。