昨日は朝8時半から村の苦役に出かけた。場所は近くの水路。
この水路は江戸時代に開発され、暫時広範囲に延びてきたもので、南阿蘇村の米作りの基(もとい)になっている。
カルデラ内だから五岳から高度が落ちてきて一番低い所まできて「白川」が流れている。去年の7・11「大豪雨」で大暴れした河川だ。この場所からまた南外輪山へ向かって緩やかな傾斜になってくる。その少しずつ高度が高くなっているところへも水は水路=井出というが流れ渡っているのだ。
片山翁という偉人がやった壮挙だが、昔の計測機器のない時代たいへんな工夫を施している。
聞くところによると白川を挟んで五岳側=河陽から河陰へ紐を通したり、夜行燈で高さを把握したり・・・見事な先人の智慧だ
集まった人は5,60人いただろうかー割りに若い人もいる。といっても30台40台だが・・・顔を知っている人がいるかなと挨拶していると二、三人頭を下げた人がいた。
顔見知りのIさん、Kさん、Yさんと会話しながら作業に入った。
水路の底浚いだ。
いろんな物が流されてきて所々でせき止められて水流が滞ってそこだけ「どぶ」になっている。これを浚うと谷川の水勢いよく流れ始め、いっきに元の清流に戻った
水路の周りの雑草を刈り払い機で刈るので水路に落ちた草とか竹、雑物を引き上げる作業を行った。私はアメリカンレーキーを使って時に水路にはいり、時に縁からレーキーで詰まった雑草を引っ掛けて持ち上げる。
水路は森の中まで通っているのでどんどん知らない場所へ入り込んでいく
突然だったが何と雪が降ってきた。地元の人も四月過ぎの雪は珍しいと言っていた。山は積雪して真っ白だ
こういう苦役は地域のコミニュケーション作りにはとても大切なものだ。
私はどこに住んでいてもこれだけは大切にしてきた。
人間というのは苦労を共にするなかで真の連帯感というものが生まれる。遊んでいるだけではその「繫がり」は本物ではないと
思う。復興のボランティアの意味=大切がここにある。お金だけを出して済ます時代になってきているが違う
お昼までかかって作業をやり終え、午後は友人がアスペクタという外輪山裾野に拡がる広大な野外劇場で催される祭りの一部で「マラソンカラオケ大会」に出るというので応援に出かけた。去年は私も出場して赤牛を褒美で頂いた。
ところが雪は降る外輪山から吹き降ろす風は強い客は2,30人いたろうかーそれに出場する人や審査員もいるので観客は僅か。傘を差しての応援となった。
ブルブル震えて見ていて面白くないので係りの人に声を掛けた。「去年は飛び入りの人何人かいたけど今年はあるのですか?」
「もちろん歓迎ですよ」という。
やっちゃおう、1年ぶりののど自慢だ。練習していないので歌えるのか不安だったが妻のリクエスト「涙をふいて」を歌うことにした。飛び入りは審査外なので賞品はもらえない。でも大きなステージで歌うことは気分がいい
出場者の最後の最後にまるで「トリ」みたいに舞台に立った
これも人生の思いで作りだ。
友人はさすが3人入賞のなかに入って賞品を貰った。
帰ると体がぐったりしている。風呂で温まりいつものように昼寝
それにしても寒い一日だった。
この水路は江戸時代に開発され、暫時広範囲に延びてきたもので、南阿蘇村の米作りの基(もとい)になっている。
カルデラ内だから五岳から高度が落ちてきて一番低い所まできて「白川」が流れている。去年の7・11「大豪雨」で大暴れした河川だ。この場所からまた南外輪山へ向かって緩やかな傾斜になってくる。その少しずつ高度が高くなっているところへも水は水路=井出というが流れ渡っているのだ。
片山翁という偉人がやった壮挙だが、昔の計測機器のない時代たいへんな工夫を施している。
聞くところによると白川を挟んで五岳側=河陽から河陰へ紐を通したり、夜行燈で高さを把握したり・・・見事な先人の智慧だ
集まった人は5,60人いただろうかー割りに若い人もいる。といっても30台40台だが・・・顔を知っている人がいるかなと挨拶していると二、三人頭を下げた人がいた。
顔見知りのIさん、Kさん、Yさんと会話しながら作業に入った。
水路の底浚いだ。
いろんな物が流されてきて所々でせき止められて水流が滞ってそこだけ「どぶ」になっている。これを浚うと谷川の水勢いよく流れ始め、いっきに元の清流に戻った
水路の周りの雑草を刈り払い機で刈るので水路に落ちた草とか竹、雑物を引き上げる作業を行った。私はアメリカンレーキーを使って時に水路にはいり、時に縁からレーキーで詰まった雑草を引っ掛けて持ち上げる。
水路は森の中まで通っているのでどんどん知らない場所へ入り込んでいく
突然だったが何と雪が降ってきた。地元の人も四月過ぎの雪は珍しいと言っていた。山は積雪して真っ白だ
こういう苦役は地域のコミニュケーション作りにはとても大切なものだ。
私はどこに住んでいてもこれだけは大切にしてきた。
人間というのは苦労を共にするなかで真の連帯感というものが生まれる。遊んでいるだけではその「繫がり」は本物ではないと
思う。復興のボランティアの意味=大切がここにある。お金だけを出して済ます時代になってきているが違う
お昼までかかって作業をやり終え、午後は友人がアスペクタという外輪山裾野に拡がる広大な野外劇場で催される祭りの一部で「マラソンカラオケ大会」に出るというので応援に出かけた。去年は私も出場して赤牛を褒美で頂いた。
ところが雪は降る外輪山から吹き降ろす風は強い客は2,30人いたろうかーそれに出場する人や審査員もいるので観客は僅か。傘を差しての応援となった。
ブルブル震えて見ていて面白くないので係りの人に声を掛けた。「去年は飛び入りの人何人かいたけど今年はあるのですか?」
「もちろん歓迎ですよ」という。
やっちゃおう、1年ぶりののど自慢だ。練習していないので歌えるのか不安だったが妻のリクエスト「涙をふいて」を歌うことにした。飛び入りは審査外なので賞品はもらえない。でも大きなステージで歌うことは気分がいい
出場者の最後の最後にまるで「トリ」みたいに舞台に立った
これも人生の思いで作りだ。
友人はさすが3人入賞のなかに入って賞品を貰った。
帰ると体がぐったりしている。風呂で温まりいつものように昼寝
それにしても寒い一日だった。