おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

しんどかったけど楽しかった苦役

2013年04月08日 07時46分16秒 | 日記
昨日は朝8時半から村の苦役に出かけた。場所は近くの水路。

この水路は江戸時代に開発され、暫時広範囲に延びてきたもので、南阿蘇村の米作りの基(もとい)になっている。

カルデラ内だから五岳から高度が落ちてきて一番低い所まできて「白川」が流れている。去年の7・11「大豪雨」で大暴れした河川だ。この場所からまた南外輪山へ向かって緩やかな傾斜になってくる。その少しずつ高度が高くなっているところへも水は水路=井出というが流れ渡っているのだ。

片山翁という偉人がやった壮挙だが、昔の計測機器のない時代たいへんな工夫を施している。

聞くところによると白川を挟んで五岳側=河陽から河陰へ紐を通したり、夜行燈で高さを把握したり・・・見事な先人の智慧だ

集まった人は5,60人いただろうかー割りに若い人もいる。といっても30台40台だが・・・顔を知っている人がいるかなと挨拶していると二、三人頭を下げた人がいた。

顔見知りのIさん、Kさん、Yさんと会話しながら作業に入った。

水路の底浚いだ。

いろんな物が流されてきて所々でせき止められて水流が滞ってそこだけ「どぶ」になっている。これを浚うと谷川の水勢いよく流れ始め、いっきに元の清流に戻った

水路の周りの雑草を刈り払い機で刈るので水路に落ちた草とか竹、雑物を引き上げる作業を行った。私はアメリカンレーキーを使って時に水路にはいり、時に縁からレーキーで詰まった雑草を引っ掛けて持ち上げる。

水路は森の中まで通っているのでどんどん知らない場所へ入り込んでいく

突然だったが何と雪が降ってきた。地元の人も四月過ぎの雪は珍しいと言っていた。山は積雪して真っ白だ





こういう苦役は地域のコミニュケーション作りにはとても大切なものだ。

私はどこに住んでいてもこれだけは大切にしてきた。

人間というのは苦労を共にするなかで真の連帯感というものが生まれる。遊んでいるだけではその「繫がり」は本物ではないと
思う。復興のボランティアの意味=大切がここにある。お金だけを出して済ます時代になってきているが違う

お昼までかかって作業をやり終え、午後は友人がアスペクタという外輪山裾野に拡がる広大な野外劇場で催される祭りの一部で「マラソンカラオケ大会」に出るというので応援に出かけた。去年は私も出場して赤牛を褒美で頂いた。

ところが雪は降る外輪山から吹き降ろす風は強い客は2,30人いたろうかーそれに出場する人や審査員もいるので観客は僅か。傘を差しての応援となった。

ブルブル震えて見ていて面白くないので係りの人に声を掛けた。「去年は飛び入りの人何人かいたけど今年はあるのですか?」
「もちろん歓迎ですよ」という。

やっちゃおう、1年ぶりののど自慢だ。練習していないので歌えるのか不安だったが妻のリクエスト「涙をふいて」を歌うことにした。飛び入りは審査外なので賞品はもらえない。でも大きなステージで歌うことは気分がいい

出場者の最後の最後にまるで「トリ」みたいに舞台に立った

これも人生の思いで作りだ。

友人はさすが3人入賞のなかに入って賞品を貰った。

帰ると体がぐったりしている。風呂で温まりいつものように昼寝

それにしても寒い一日だった。




しんどかったけど楽しかった苦役

2013年04月08日 07時08分40秒 | 日記
昨日は朝8時半から村の苦役に出かけた。場所は近くの水路。

この水路は江戸時代に開発され、暫時広範囲に延びてきたもので、南阿蘇村の米作りの基(もとい)になっている。

カルデラ内だから五岳から高度が落ちてきて一番低い所まできて「白川」が流れている。去年の7・11「大豪雨」で大暴れした河川だ。この場所からまた南外輪山へ向かって緩やかな傾斜になってくる。その少しずつ高度が高くなっているところへも水は水路=井出というが流れ渡っているのだ。

片山翁という偉人がやった壮挙だが、昔の計測機器のない時代たいへんな工夫を施している。

聞くところによると白川を挟んで五岳側=河陽から河陰へ紐を通したり、夜行燈で高さを把握したり・・・見事な先人の智慧だ

集まった人は5,60人いただろうかー割りに若い人もいる。といっても30台40台だが・・・顔を知っている人がいるかなと挨拶していると二、三人頭を下げた人がいた。

顔見知りのIさん、Kさん、Yさんと会話しながら作業に入った。

水路の底浚いだ。

いろんな物が流されてきて所々でせき止められて水流が滞ってそこだけ「どぶ」になっている。これを浚うと谷川の水勢いよく流れ始め、いっきに元の清流に戻った

水路の周りの雑草を刈り払い機で刈るので水路に落ちた草とか竹、雑物を引き上げる作業を行った。私はアメリカンレーキーを使って時に水路にはいり、時に縁からレーキーで詰まった雑草を引っ掛けて持ち上げる。

水路は森の中まで通っているのでどんどん知らない場所へ入り込んでいく

突然だったが何と雪が降ってきた。地元の人も四月過ぎの雪は珍しいと言っていた。山は積雪して真っ白だ





こういう苦役は地域のコミニュケーション作りにはとても大切なものだ。

私はどこに住んでいてもこれだけは大切にしてきた。

人間というのは苦労を共にするなかで真の連帯感というものが生まれる。遊んでいるだけではその「繫がり」は本物ではないと
思う。復興のボランティアの意味=大切がここにある。お金だけを出して済ます時代になってきているが違う

お昼までかかって作業をやり終え、午後は友人がアスペクタという外輪山裾野に拡がる広大な野外劇場で催される祭りの一部で「マラソンカラオケ大会」に出るというので応援に出かけた。去年は私も出場して赤牛を褒美で頂いた。

ところが雪は降る外輪山から吹き降ろす風は強い客は2,30人いたろうかーそれに出場する人や審査員もいるので観客は僅か。傘を差しての応援となった。

ブルブル震えて見ていて面白くないので係りの人に声を掛けた。「去年は飛び入りの人何人かいたけど今年はあるのですか?」
「もちろん歓迎ですよ」という。

やっちゃおう、1年ぶりののど自慢だ。練習していないので歌えるのか不安だったが妻のリクエスト「涙をふいて」を歌うことにした。飛び入りは審査外なので賞品はもらえない。でも大きなステージで歌うことは気分がいい

出場者の最後の最後にまるで「トリ」みたいに舞台に立った

これも人生の思いで作りだ。

友人はさすが3人入賞のなかに入って賞品を貰った。

帰ると体がぐったりしている。風呂で温まりいつものように昼寝

それにしても寒い一日だった。




寒ーい!

2013年04月07日 07時21分06秒 | 日記


今日は四月も七日だ。春爛漫というところだけれど、布団の中にいても寒いと感じていたら、起きて山(五岳)を見上げると雪が降って積もっている。

さすがに南外輪山の我が家は霜も降りてはいないのだが寒い

季節は廻る。時は移ろい行く。しかし、時間の流れは一方通行ではなく時々往還があるから面白い

チューリップも日が暮れると開いた花を閉じるけど、日が上がると一緒に花弁を開いてくる。

今満開なのはジューンベリーだ。こんなに咲いたのは初めて

実がつくのが楽しみ

サクランボは去年、枝に負荷を与えるために叉割き状態にした。これが功を奏して桜の花がいっぱい咲いた。

ところがだ。今葉っぱがだんだん萎れてきた。どうも病気に罹っているらしい。専門店から薬を買ってきたので今日でも噴霧器でかけなければならないと思っている。しかし、サクランボ楽しみにしていたのにー危うくなってきた

ブルーベリーは今年もしっかり花をつけきっと実をいっぱいつけてくれるだろう。

庭の一角は「フルーツガーデン」と称し、柿、カボス、柚子、ブドウ、されにサクランボとナシを植えている。りんごはカミキリムシにやられて残念だが枯れた。ナシも実はつけていない

この気温の変動に植物は弱い。畑でもこの寒さ、芽を出している作物大丈夫だろうか?心配だー

さてこれから村の「苦役」があるのでスコップとアメリカンレーキーとゴミ取りを持って参加する。地域の人たちとのコミニュケーションを取る努力は続けて行きたい。

キョンキョン最高!!

2013年04月06日 07時42分33秒 | 日記
一時代をアイドルとして築いた小泉今日子がNHK朝ドラに出演している。

すでに女優として実績を積んでいるようだが、流石に才能がある表情に陰影があってドラマを引き締めている

今度の「あまちゃん」は海女の話だ。

主演の子能年が素朴でいいし、脇が老練な(失礼!)いや年嵩の(こりゃまた失礼!)ベテランが支えているので芝居がしっかりしている。

宮本信子の海女はちょっとつらいし、美保純って泳げるんだろうか?仕事の専門性が強いからそこがこのドラマの泣き所かー

まだ始まったばかりなんで何ともいえないけど、「銃と愛」のドタバタから比べると落ち着いて観ていられる。

さてフジのライオンの「ごきげんよう」だが毎日タモリのに続いて見ていたけど、今回ガラッと内容が変わった。

前は楽しんで見ていたのに、えらいダメになった。あれじゃ誰も見ないぞ

口の悪いおばさん達を集めてずらっと並べてゲストを斬るという趣向。きっと出る人底をつくな

こういう番組が他にもある。新鮮味がないぞ。小堺!!前のほうが絶対に良かったのに・・・


中国の知人の来訪

2013年04月05日 07時16分44秒 | 日記
先日、ご無沙汰している熊本市内の行きつけの寿司屋で働いている中国人の留学生から妻にメールが届いた。

阿蘇に越してから寿司屋へは滅多に行くことがなくなった。行くとすれば泊り掛けになるので費用が・・・

夫婦共に酒を飲む家庭の不便さがここにある二人とも飲むのに車で帰るからと妻だけに我慢させて平気で飲むわけにもいかない。これは後で諍いの種になる

通い始めて長い時間が経っているので、大将も女将もよく知っているし、付き合いも深い。この店には国立K大学の中国人留学生がアルバイトで働いている。なぜ中国人だけ?それは知らない。

けれど以前働いていたSさんという文学部の留学生も仲良くなった。(もちろん夫婦で)彼女のご両親が中国から来られた時には店に会いに行った。

留学期間が終わって彼女は祖国へ帰って行った。日本語が流暢で勉強家だったので日本で通訳とか翻訳とか貿易関係とかいろいろ才能を発揮して働く場所はある筈なのにうまくいかなかったのか帰国した。

東日本大震災の時には中国から真っ先にパソコンメールで安否を尋ねてきてくれた。

このSさんの後に入ったのが、私立大学のG大で経済を学ぶRさん。彼女は夫、子どもを母国に置いて異国で学んでいるのだ

しゃれっ気のないまじめな人だ。

彼女も母国へ帰るというー来週には飛行機になるという寂しくなる

そこで市内に会いに行こうと思ったのだが、妻と相談して熊本の思いで作りに雄大な阿蘇を見せよう、世界級のカルデラを見せてあげよう。阿蘇の山に降る水が伏流してカルデラに吹き出ている湧水池を見せてあげよう、妻の手料理を食べさせてあげよう・・・ということにした。

庭の敷石も階段も完成した丁度いい。











お国と中国との関係は悪化しているけれど、市民レベル、民間レベルの繫がりを失ってはならないと思う。小さな仲を拡げ積み上げていくしかない。同じ人間同士、気持ちは必ず伝わるのだから