おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

日本列島よ、なぜこう揺れる

2013年04月13日 06時58分50秒 | 日記


今朝方、神戸に住む弟からメールが届いた。

「地震心配ない」と。

すぐテレビをつけて確認。

NHK放送は地震の情報を続けて流していた。

場所が以前大きな震災被害に見舞われた阪神淡路の地域。「またか

今回は淡路島が震源という。震度6弱。

私がこれまで経験したことのない揺れだ。人生で最大の地震といっても震度4くらい。これが6となると恐怖で脚が竦むだろう。

日本列島、今やどこで大震災が起きてもおかしくないような状況といえるのではないかー

テレビを見ながら枕元に置いていた本を開いたら、ちょうど良寛が三条大地震の際に書いた手紙の部分が開かれた。

「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候。」

ここまで達観できるものではない。不意に襲う災害で命を落とすことはやはり不幸

日本ではいつ起こるかわからない災害に備えて事前準備をしておくことは肝要なり。

我が村でも去年雨による大災害が起こった。緊急避難勧告が発令されたまではよかった。しかし、どこへ?どのルートで?なにも具体的な指示がない状況で時間90~100mmという豪雨の中、避難なんてできるわけがない。一番近い公民館は古い建物、そこよりか我が家の方が安全と思える。

役場に電話で言った「公的施設は緊急を要する場合、すべて開放して避難所に設定したらどうか?」

これの返事はなかった。

今に至るまで緊急時、どこへ?どのルートで逃げればいい?という具体策の提示がない。この村、外輪山の山麓が住宅地として開発され、移住してきた村民が増えている。大地震の際、がけ崩れ、落石、道路崩壊、建築物の破壊等考えられるが、どうも行政だけは蚊帳の外らしい。住民の声が行政に反映されない。

自然を犠牲にしながら(水俣や福島を考えればわかる)工業・経済が発展して、繁栄を謳歌している日本人に対して、大いなる自然「サムティンググレイト」が警鐘を発しているのかもしれない

昨夜の「アンビリ」と「仕事ハッケン伝」

2013年04月12日 07時22分02秒 | 日記


毎日「特番」が続いて飽きてきた。

そろそろ日常に回帰してもいい頃合ではないかー

昨夜は「アンビリーバブル」の特集を見た。

テーマは人の可能性=才能と努力というところか?

カーネル・サンダースという人はガソリンスタンドから出発したという。そこで彼独自のやり方が成功し、客への献身的なサービスが評判を呼び、成長していく。

それからレンストラン経営への転身。紆余曲折で時代の波に翻弄されるが、ついにフライドチキン創業に到る。

あと一人は旅行業者HISの創業社長の話。客に安い運賃で世界旅行を提供する。そのための努力

いずれも起業には独創的なアイデアとなりふり構わぬ努力が要るということ。



今テレビ番組で一番楽しみにしているのはNHK「仕事ハッケン伝」だ。次に来るのが「バス旅」、「あまちゃん」、「鶴瓶の家族に乾杯」というところか・・・後は食事時間にただ見ているだけ。

昨日の「仕事ー」はスーパーモデルの冨永愛が高山の左官にチャレンジするものだった。モデルと左官。モデルとは華やかな場所で多くの女性を魅了するいわば夢を売る現代的な商売。一方左官は日本古来の伝統的建築技術=匠の象徴。泥で壁を塗るという仕事。地味なそして目立たない職業。

10時から始まるのでもう酔いが回っていて時々ウツラウツラしていて、愛がどうして左官を選んだのかー動機がわからなかったが、しかし、仕事に賭ける情熱=エネルギーの凄さというものを感じた。「やっぱりフツウ―じゃねえな

世界に通用するスーパーモデルというだけのことはある

5,6日で高山の建築文化財住宅の壁を任されて塗り上げていくまでに成長する姿は驚異だった。フツウの人間だったらまずできないだろう。その集中力といったら鬼気迫るものがあった。

その道を極めた人には共通する才能・能力、人格というものがあるのだろう。

それに比べてわが身は  あ ー あ

旬のものを頂く

2013年04月11日 07時24分09秒 | 日記


昨日お向いさんから今一番の旬のもの筍を戴いた。それも京都の筍を味噌和えにしてー

やはり同じ筍とはいっても日本の古都の味、感慨深い気がして一層美味しく食べさせてもらった。感謝です

季節は移ろう。日本は四季というものがあってそれぞれに土地の旬の食べ物ががある。

冬は作物がビニール温室栽培でないと一般的には実りはない。しかし、冬はみかんがあり、里イモなどはやはり冬が一番。この土地で言うと田楽。そして鍋だったらおでん。豚汁、のっぺ汁、だご汁・・・そうだ、イノシシ料理や鹿肉料理も冬だ。

冬といっても流石日本ではバラエティーに富んでいる。

春といっても、現在気温が乱高下している。昨日など寒い寒い風が強くてゆっくり昼寝もしてられやしない

畑の豆の棚が風で倒されてしまった。妻は洗濯物を干そうとしていて物干し台が倒れて頭を打ったとぼやいていた

春になってすぐ姿を現したのがフキノトウ。ちょっと歩けばこの辺ではすぐ見つかる。しかし、これは2,3度食べればいい

今はどこでもあるが野びるという一種の小葱がいっぱい出ている。これを湯掻いてグルグルにして食べた。

筍は周りに竹林がいっぱいあるから勝手に採れそうな物だが、そうはいかない。竹林も所有者がいるので無断で入り込んで筍掘って持ち帰るようなことはできない。友人であれば別だけどー

しかし、先ず旬の物として一家に食べる量は必ずどこからか戴く。癖がないしあっさりして春を味わうには一番。今のところ毎日の味噌汁に、味噌和えに・・・毎食出てくるし飽きないところが筍の食材としてアドバンテージあり。

今朝は風が止んだみたいだし、昨日入ってた予報と違って晴れている。豆の支柱立て直さなければー

老後の理想とは?

2013年04月10日 07時05分27秒 | 日記


火曜日は妻が実家に帰って親の世話をしている。両親ともに80台後半になる年齢で世話が必要になっている。

父親はデイケアー、母親にもヘルパーがついている。しかし、親は自分で生んだ子どもと会うことが一番の生きる力(活力)になっているようだ。

妻は私の両親の世話も死ぬまで続けた。ヘルパーの免許を持っているので実にテキパキと世話をする。

私達夫婦には子どもがいないので、いよいよ動けなくなった時にはやはり介護施設のお世話になる。老老介護、7歳に年が離れているので、順にいけば私が早く動けなくなるし、惚けるので年下とはいえ老人を老人が介護するのは大きな負担になる。

終末は家でが理想だ。しかし、他人の世話に(迷惑)になってまで私欲を通すことはできないと考えている。
まだ、体が動くのでできるだけ考えないことにしてるがそうもいくまい。

昔の人は覚悟ができていた。西行も良寛も・・・私淑する良寛は、最後には貞心尼がそばにいた。

今有吉佐和子の「木瓜の花」(上下)を読んでいる。主人公の正子が古い友人から自分の惚けた母親を押し付けられてしまい、仕方なく自分の料亭の一部屋に住まわせる。そして付きっ切りで世話をする看護婦瀬川という女性が登場するのだが、この女性が愛想ない女なのだが、老人の下の世話を小まめにする場面が出てくる。

こういうシチュエーションっていうのは今では考えられない。血のつながら惚けた人間を引き取って最後まで世話をやき、延いては葬式まで取り仕切る善意。

介護の仕事に携わっている人達の一部には暴力とか窃盗(認知能力を失っている患者や老人を預かっている病院・施設では対象者の持ち物、所持品特に金品が野晒し状態ともいえる環境になっているのでこういう起こってはならないことが時に発生する)とかを行う不心得者もいるようだが、妻の両親がお世話になっているケアマネージャーやヘルパー、介護施設の担当職員は皆心から相手を心配し、家庭を尊重し、自分の時間を割いてまで世話をしている。これは見ていて自然と頭が下がる。

世の中の不公平さがここにも端的に現れている。介護の仕事に携わっている職員への報酬が極めて低いのが現実
医療関係従事者と比べると大きな開きがある。この苦労と知られている差別を社会的に真剣に考えるべき時がきている。

さてさて老後に備えて、まず体をできるだけ鍛えること。特に足腰だ。動けなくなることを極力避けたい。

そして頭だ。脳の神経細胞は毎日毎日数多く死滅している。そして再生されないのだから、知的能力の劣化は止むを得ない。そこをどれだけ緩慢にするかー

本を読み、ブログもそうだが文章を書く。文章をかくことは頭の中で書こうとする内容を構想し、書くためには正確さを期する為に辞書とかウィキぺデアとかグーグルとか専門図書で調べる必要が出てくる。

こうして頭を回転させる。段々スピードが落ちているし、問題は記憶力。この衰えが中高年者の人物としての能力を測る尺度になっている。政治家、実業家、学者・・・テレビに出てくるそういう老いた知名士を見ていると凄いと思う。今国会が開かれていて中継を見ていると、総理、各大臣、長官などよく知っているし、覚えていると感心する。筋書きは誰か裏にライターがいるのかもしれないがそれにしてもスラスラ出てくるものだ。安倍さんの質問に対する回答の内容はよく分からないこともあるけど理路整然として切り込める隙がないように感じる。もうあの人も60に近いのだろうが・・・

惚けの進行スピードを出来る限り抑える為に、今日もがんばろうっと


やっと0.1kg=100gだけ80を割った!

2013年04月09日 07時10分34秒 | 日記


生活習慣病で悩んでいる日本人って何千万人もいるという。

現代人の食習慣、運動、飲酒、喫煙・・・を原因とする症候群でひどくなれば心臓病、高血圧症、高脂血症、糖尿病などを発症する。


バリバリの熱血仕事人だった私は、仕事関係の飲み方も多いし、忙しいし、ストレスも多いし、その分、酒と食べることに溺れてしまった

50代になると突然そのツケが体に現れてきた。

ある日早朝に発生した「心臓発作」実は狭心症発作だったのだが、とうとう心臓の血管のつまりを掘削するカテーテルを挿入することになり、ステントを留置した。体に金属製の異物が残った

その後も病院とは眼病、皮膚病、木材用防腐剤=クレオソートによる急性中毒症などなど付き合いが深まっていった。望みもしないのに・・・

現役を退いて、まず体調を取り戻すことが先決と食は野菜中心でしかも自分で作ったもの。肉は余りに口にすることがなくなった。時には体が疼くように欲しがる時も在るので「焼肉」を食うこともあるけどー

メーンは魚と野菜。

昨日は昼にチヌが出たと思ったら夜にはタラが登場した。

今畑で採れる野菜は春菊、なが葱、サラダ菜、ホウレン草、キャベツ、レタスくらい。露地物なので冷涼な土地柄、作物の種類は時期で限られる。

その代わり山菜が豊富で、今だったらワラビ、タケノコ、時期が過ぎたけどフキノトウ、これから時期になるタラの芽・・・より取り見取りだ。

そして運動をしっかりやること。心臓があるので無理なく有酸素運動。ウォーキングと超ゆっくりジョッグ。

これでこの冬初めて80kgを切った

体重が増えると心臓に負荷が掛かるので体重を減らせ!とホームドクターが厳命した。まず80を切ることを目安にーと。

冬の間仕事がなく寒さに耐え春をじっと待ってる間に、体重はあっという間に83.5まで増えていた。これを落とすのに2ヶ月足らずかかった。

あと3キロほど減れば自分ではベスト。慌てず焦らず無理をせず頑張ろうーっと