斜めから見る
【学びたいこと】
発想を歪曲させる
【概要】
ヴァルター・ベンヤミン
◉悲劇的で高尚な主題に、それと対応する卑俗で平凡なものを対置する19
生産的でしかも勝ち転倒的な理論的作業として、ある文化が産んだ最も高次な精神的所産を、その同じ文化が産んだ平凡で散文的な産物と一緒に読むことを推奨した。7
▲
ラカンという高尚なものと大衆文化を合わせて読む
ラカンの精神分析63
倫理
コギト
空虚な点
=さぐるべき共通の主体304
▲
シニフィアン シニフィエ
絶対的個別性
他者の幻想の空間の侵害をできるかぎり避ける
他者が絶対的に彼独特のやり方で自分の意味世界を構築するその仕方をできる限り尊重する。292
超自我:
超自我に服従すればするおど、超自我の中に蓄積される享楽の量は大きくなり、超自我のわれわれに及ぼす圧迫はそれだけ大きくなる。298
★★★サドとともにカントを。~ラカン8
自分の欲望を途中で諦めてはいけない。~ラカン292
無から何かが生まれる。35
「それを見せた」とたんに、その魅力は消え失せる。208
あまりにしゃかりきになって幸運を追いかけると、幸運を追い越して後ろ位置き去りにしてしまう。~ブレヒト「三文オペラ」21
正面から見ると何一つ見えないのに、斜めから見るとはっきり形が見える。31
サド的な倒錯した眼を通してカントの倫理学を読むというラカンの姿勢を、ラカンその人に適用しようというのである。8
①斜めから見る
学説・正論:真っ直ぐ見ること
ジジェク・ラカン:斜めから見る8
◆現実というブラックホール47
現実を二次加工しない105
物を再び言葉に翻訳する、つまり物をそれを指す言葉に置き換えること。103=解釈
◉解釈=欠如を埋めるもの107
精神分析と探偵:
現実をさまざまな要素からなるブリコラージュとして捉える。108
欲望のパラドクス
わかりやすい例:
あまりにしゃかりきになって幸運を追いかけると、幸運を追い越して後ろ位置き去りにしてしまう。~ブレヒト「三文オペラ」21
◆欲望:同じことを無限に繰り返すように宿命づけられて苦しんでいる者
欲望の真の目的はその終点(充分な満足)ではなく、その目標である。
欲動の究極的目標は、たんに欲動それ自信が欲動として再生産されること、つまりその循環的な道に戻り、いつまでも終点に近づいたり遠ざかったりし続けることである。
享楽の真の源泉はこの閉回路の反復運動である。23
◆コミュニケーション
成功した誤解66
他者の視線としての染み173
◆他者の根源的外部性:
主体の真理が表現される場所147
◆幻の声=浮遊するシニフィアン241
特定の発生源に繋がれておらず、特定の場所に位置付けられていないので、いたるところに潜んでいる脅威として機能する。237
◆記憶と意思
めまい=症候161
「主体が自分の欲望に与える道」256
他者の欠如の深淵が、彼に深刻な「めまい」を引き起こし、それが彼を困らせる。165
失踪する女=<女>の儚い幻想156
欲望=原初的な空無を埋める物
不可能な<物自体>の具現化として、すなわち物質化された<無Nothing>として
▲
◆解釈をつなぐ
クッションの綴じ目134
意味の解釈を変えるきっかけ
何らかの肯定的な特質に帰せられないようなこの差異の特徴
:唯一の痕跡145
◆サントーム:超自我の声11
超自我は知りすぎている283
白痴的な享楽の染み込んだシニフィアンの断片240
→
現実は、自身を支えるために、つねにある種の超自我の命令、すなわち「かくあれ」という声おを必要とする。243
◆不安
われわれが対象に近づきすぎて欠如そのものを失ってしまいそうな危険が、不安を引き起こす。27
◆内部と外部の不一致・不均衡
中に入ると驚異的な変貌と遂げて大きく感じること=夢の中での覚醒41
◆真理
真理はフィクションのように構造化されている。44
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