とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

書評『アクティブラーニング入門2』(小林昭文著)

2017-07-22 07:07:30 | 読書
 「アクティブラーニング」という言葉は去年大ブレークした言葉です。大ブレークしてしまったから逆に今年少し敬遠されているような気がしますが、しかし授業改革の必要性が多くの教員が実感してるため、「アクティブラーニング」型の授業改善に対する異論が出てきているわけではない。教育改革の大きな流れが今進行中なのである。

 小林昭文先生は「アクティブラーニング」の伝道者である。自身が独自に行ってきた授業改革が、今日の大きな流れと合致していた著者は、自身の授業の方法を、理論的背景からこまかな実践テクニックにいたるまで書いている。自身で苦しみながら開発してきた方法であるから、参考にしようと考えている教員の疑問に、「痒い所に手が届く」ように答えてくれる。

 教師としてどういうことを学び、どのような苦労をすべきか、気づかされる本である。
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