岸田政権は終わらざるを得ない状況である。定額減税や、「酷暑乗り切り緊急支援」という恩着せがましい補助金政策などを選挙にぶつけてはじめようとしている。岸田首相としてはそれによって支持率アップを狙いたいのだろうが、「岸田おろし」が始まったので、思惑通りいきそうにない。
自民党としては総理を人気のある人に変えて、すぐに解散してなんとか次の選挙を乗り切りたいという思惑だろう。こんな卑怯なやり方ゆるされていいのだろうか。しかしそんなことを言ってもそれを許してきた有権者がいるのだからしょうがない。なんだかんだ言っても選挙で勝った政権にまかせるのが民主主義であり、その理屈をいわれればどうしようもない。
とは言え最近の自民党は政策面でもひどすぎる。経済政策が失敗続きなのだ。裏金問題で隠れてしまっていたが、賃金を上げると言いながら、賃金上昇は物価高にまったくおいついていない。実質賃金はずっとマイナスである。円安も解消しない。トヨタと観光業は潤うかもしれないが、一般国民は苦しくなる一方だ。
これ以上こんな政策に騙されてはいけないはずである。もはや自民党が崩壊しかかっているのはあきらかだ。自民党にまかせていれば何とかなると言う思い込みはもはや通用しないのだ。とは言え立憲民主党も人材不足であり、具体的な政策が見えてこないのも事実である。
本気になって国を立て直す人材はいるはずなのだ。そういう人材にはやく出てきてほしい。
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