総務省の家計調査がきょう発表され、去年1年間の1世帯当たりのラーメン消費額で山形市が3年連続の日本一に輝いたということです。なんでも一番になることなので、よかったとは思います。しかしどうも気になる事があります。
確かに山形県民はラーメンを食べるほうだと思います。冬の寒さはラーメンを欲しますし、山形ならではの冷やしラーメンがあり、夏もそれなりに食べます。ラーメン消費額日本一も頷けるところではあります。
しかし、ラーメン消費額は山形市が2万2389円で全国1位。2位の新潟市に6000円余りの大差をつけたそうです。しかも過去最高だったおととしの1万7593円をおよそ5000円上回ったということです。この状況は異状です。ここまで来るとデータの信憑性に疑問が生じます。
本当に家計調査が正確に調査されているのでしょうか。山形県民はラーメン日本一に不思議なプライドを持ってしまっています。家計調査は調査対象者の自己申告です。そのために家計調査にかなりの忖度が働いてしまっているのではないかと感じるのです。
食文化で盛り上がるのはいいことです。食べ物の話題は楽しい。ただし調査の目的が別なものになってしまっているのではないかと心配します。
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