今期のドラマもいろいろ面白いものが多くあり、楽しんでいる。『119エマージェンシーコール』はその中の一つだ。ただし、フジテレビの不祥事の影響を受けていいドラマなのに正しく評価されていないのではないかと思われる。さすがにかわいそうだと感じている。
119番の電話を受ける指令管制員を描くドラマで、NHKでドキュメンタリーで放送されているので、二番煎じの印象もあり、いつもながらのフジテレビのチームの協力でみんなが成長するドラマなので、どっかで見た内容だと批判が起こるのはわからなくもない。
しかしこのドラマは丁寧に作られている。だから緊迫感が伝わってくるのだ。緊急事態の様子が映像化するよりも、緊急の電話をかけてくる人物と、管制員のセリフだけであるために、逆にリアルに感じるのかもしれない。管制員の心の揺れ、心の動きが丁寧に描かれているのだ。
横浜市消防局がドラマ制作に協力していたのだが、横浜市との間で連携協定を締結していたのだが、中居正広の問題が発覚したため協定は破棄されたということである。横浜市の立場もわからないではないが、こんなに丁寧にドラマを作る人に悪い人はいないのではないかと感じてしまう。
フジテレビの不祥事は許す事はできないが、まだはっきりとしない段階ですべてを否定してしまうのもいかがなものかと感じる。
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