<続き>
今回は陶磁器を中心に紹介する。中世はオランダ支配が続いた。オランダ商館員が用いたであろうデルフト焼きも展示されていた。
1641年オランダはポルトガルから支配権を奪い取った。キャップションにはダッチ・オフィサーとある。東インド会社の館員が、祖国から持ち込んだものと思われる。
以下の陶磁器展示の背景が理解できないのだが、中世のマレー半島で用いられた陶磁器が展示されているのであろう。世界各地からもたらされたことが理解できる。
多分地場で焼造されたであろう、壺類も展示されているが、キャップションが無いに等しく何ものかハッキリしない。
中世に焼かれたものであれば、これらの壺は南蛮古渡りの水差しとして珍重されたであろう。次回はアラビア文字が記された盤を中心に紹介する。
<続く>
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