<続き>
<ISTANA AMPANG TINGGI>
屋外に展示されているISTANA AMPANG TINGGIと呼ぶ宮殿を紹介する。この宮殿はスリ・ムナンティ地方に、18861-1869年にかけての支配者であったYam Tuanku Imamが、こうだいな稲作地帯を望む地に建築し、その娘Tunku Chindaiが結婚をした時に贈った。以降、王族の住居として使われた。1953年、8代スルタン・Tunk Abdul Rahmanにより、この地に移設することが許可されたという。
釘は一本も使われずに建てられたという。細密加工された彫刻のパネル(羽目板)と一組の引き戸が特徴と説明されている。日本の感覚では細密加工とは云えないが、ご覧頂こう。
屋根はトタンで補修され、その外観は痛たましい。復元して欲しいものである。
<了>
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