長らく中断していた、<ハノイの博物館・美術館シリーズ>を再開する。今回はドゥオンサー窯址資料館を紹介する。
窯址は中世窯址の発掘地点に隣接する、ドゥオンサー集落の高台に設けられた資料館に移設展示されている。発掘から移設展示までの一連の活動の中心人物が、日本人考古学者の故・西村昌也氏である。先ず氏のご尽力に敬意を示したい。
この古窯址資料館へ行くには、分かりつらい点があるので、そのアプローチの仕方から紹介する。
この古窯址資料館へ行くには、分かりつらい点があるので、そのアプローチの仕方から紹介する。
バクニンのバスターミナルからタクシーにて、上に示したグーグルアースの道を進行する。タクシーであれば10分もかからず、写真に写る右手のバンアン社人民委員会に至る。その前を道なりに進み、Ngu Huyen Khe川に架かる橋を渡ると水門に至る。その水門を越え最初の右に折れる道に曲がって、道なりにその道が途切れて川土手に降りはじめる地点に向かうと、左手の段丘上に資料館は建っている。
上の写真がドゥオンサー窯址資料館で、向かって左手の民家が、当該資料館の管理人であるので、お願いして開錠してもらう。尚、発掘現場は資料館に向かって右手の土手であるが、この時期は雨期で下が悪く、且つ丈の高い草に覆われており、今回は行くことをあきらめた。
資料館内の展示パネルに光が反射し、見辛い点お断りしておく。上述の位置をパネルを借用して示すと、上のようになる。このPageは窯址資料館の位置と行き方のみを示し、発掘の様子や窯構造を示す写真は、次回に紹介する。
<続く>
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