<続き>
<クーラオチャム沈没船遺物>
ホイアンの沖合クーラオチャム島との間の、水深70mに沈んだジャンク船からの出土遺物の一部が、展示されていた。これらは説明によると、すべてがチュウーダウ産だという。以下、それらの一部を紹介する。
上に掲げたのは、精粗の区別なく掲載した。矢島律子氏の著述によると、クーラオチャム沈船遺物について大別すると、次の二つのタイプがあるという。一つは、器形や絵付けが精緻で、染付の発色も美しいタイプ。二つ目は、早い運筆で簡略化した文様を描き、染付の発色も暗いタイプである。次回は必ずしもそうとは云えないとは考えるが、精作に近いタイプを紹介したい。
<続く>
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