セブは2度目である。周囲の市町でメトロ・セブを形成しており、総人口は300万人にせまる。中心部は高層ビルが立ち並び、GDP年成長率は6%を維持している。羨ましいかぎりだ。
滞在先はセブ到着前から東横インに決めていた。4カ月滞在し良い点悪い点全て分かったが、下層階がJセンターモールで超便利であった。
セブはマゼランの到達により、歴史上誕生したといって過言ではなかろう。キリスト教が布教され、従来のイスラムが消滅したのである。
中世の妖艶な金製菩薩像である。イスラムと共に仏教も信仰されていたが、現在は消滅したに等しい。
高床式住居に甕棺墓を見る土地柄である。柳田国男の『海の道』は稲作伝播経路を云ったものである。単なる物語りではなく、それなりの可能性を感じた。台湾がどうなっているのか興味津々である。セブは火災が多いとの印象が残った。当初は昼火事が異常に多いとの印象であったが、帰国前1カ月は夜火事の多さも経験した。
大晦日のカウントダウン花火はそれなりの規模で、あちこちから打ちあがった。
元日の日の出は残念ながら雲に覆われていた。写真は大晦日の日の出である。
セブの交通事情は最悪、今後LRTなど計画されているようだが?とにかく渋滞が酷く、出かける気にならない。
帰国はセブ→関空直行便の選択をせず、マニラ経由とした。この選択がまずく、マニラ国内線ビルから国際線ビルに移動するのに往生した。この間の事情は後日記事にしたいが、セブから日本へ帰国する際は直行便を選択されることをお薦めする。
<了>