世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

東南アジア3都市で滞在した13カ月・(2)

2019-01-18 07:02:53 | 日記

サイバージャヤ滞在中は数カ所の博物館へ行ってみた。まずセレンバン州立博物館である。

ミナンカバウ族の伝統住居(ルマ・ガダン)である。それは過去に『ルマ・ガダンを見て』と題してUP Dateしている。その住居の屋根は両端がせりあがっており、水牛の角を象ったものと云うが、舟形に見えなくもない。興味をひくのは高床式住居であること、日本の弥生期の高床式住居とはややことなるが、高温瘴癘の地で魑魅魍魎の害を避けるためである。この高床式住居の発想そのものの根源は何処なのか、考え込んだが結論は得られていない。

独立広場周辺には植民地時代の建物が並ぶ。KLの代表的観光地である。KLに旅行すれば必見であろう。

KLの観光地として脚光を浴びている新王宮である。夜景も良いようだが、それは目にしていない。

インド人街の入口で、塔門のコピーを見た。ヒンズーや仏教文様に彩られている。コピーと謂えどもここKLで見るとは、思いもよらなかった。以下、中国正月のイベントやデコである。う~ん、中国華僑の力恐るべし。

滞在先のシタディーンの下層・ショッピングセンターの中国獅子舞。

上の写真は、ショッピングセンターの中国獅子舞とは別の日に行われた、シタディーンの中国正月イベントのひとコマ。

パビリオン・ショッピングセンターの中国正月デコ、毎回派手そのもの。

上から、いずれも12世紀に造像された仏陀立像と菩薩像。中世のマレー半島は仏教が布教されていた。これらを見ていると親近性を感じる。

<続く>

 


東南アジア3都市で滞在した13ヶ月・(1)

2019-01-17 08:42:14 | 日記

2017年12月から2019年1月10日の帰国まで13カ月間東南アジアの3都市に滞在した。印象に残ったものを紹介したい。最初に滞在したのはクアラルンプール(KL)、そこで3カ月間の滞在先を調べたところ、郊外サイバージャヤのシタディーンが良いことが分かり、下検分でも良かったのでそこに決めた。その間3日間で、KLからサイバージャヤのシタディーンに落ち着いた。

移動方法は単純でKL空港からもKLセントラルからも、KLエキスプレスを利用して、プトラジャヤまで移動し、そこからはバスでの移動となる。当地の足代は日本の三分の一程度と考えておけばよい。

毎回ではないが、バスに乗って驚いたことに、運ちゃんが両手でスマホ操作、ハンドルは手の甲で押さえているだけ。これは酷い、このような運ちゃんはチェンマイでもセブでも見なかった。

落ち着いたのはサイバージャヤのシタディーン。建物写真右の下層階がショッピング・モールで至極便利であった。

そのショッピング・モールには日系の外食チェーンが数店テナントで入っているが、寿司三昧には騙された。すし飯はまずい、ネタは今一歩、値段は高い。

ショッピング・モールにはジャヤグロッサーが入店しており、重宝した。やや高級のスーパーではあるが、それなりの日本食材があり、日本食材専門店を探す必要がないのは有難かった。

当地でクリスマスや元旦を迎えるのは複数回になる。毎回感心するのは、ショッピング・モールの販促用デコの巨大さ派手さである。

写真は、パビリオン・ショッピングセンターのクリスマス・デコである。下は伊勢丹が入店するスリヤKLCCのそれである。

日本のショッピングセンターやデパートでこれほどの規模の物を見たためしがない。

滞在したサイバージャヤは、マレーシアの政府が在る行政都市・プトラジャヤとは指呼の間で、KLから移転した新しい建物である。

上からピンク・モスクと首相府。現在はマハティールが指揮をとっている。

2018年の元旦の朝、残念乍ら初日の出を見ることはできなかった。遠景の4つのビルはプトラジャの高層ビル。

<続く>


セブ・帰国の朝

2019-01-16 07:18:28 | フィリピン・セブ

ネットを中断して出国したので再開手続き、車の車検に任意保険再開の手続き等々で、ここ2~3日対応に追われた。

セブからは国内線でマニラに飛び、マニラから帰国した。セブ最終日の朝焼けである。

マクタン島との間の水道はベタ凪である。朝日が昇ったあとは、更にクッキリとわかる。

フィリピンは日本同様に島国国家である。セブの対岸マクタン島には製粉工場があり、多分小麦を積んだバルク船が接岸している。後方にはリゾート・ホテルが立ち並び、遠景の島影はボホール島である。この景色も見納めで、もう2度と来ることはないであろう。

<了>

 


京湯葉・静家・二条城店

2019-01-14 09:56:51 | グルメ

静家と云えば本店が”茅葺の里”美山に在る。京都に用事があったので、帰郷の前に3日間寄ったが湯葉が食べたく、静家・二条城店に行ってみた。

以上の品々に味噌汁、漬物、御飯付の湯葉尽くしである。それなりに堪能した。う~ん食事は日本に限る。

<了>

 


関空の飯は旨かった

2019-01-11 06:24:52 | 日記

昨日、夜行便で関空着・帰国した。『釜戸ごはん・さち福や』なる日本食レストランで食べることが常態化している。出国前の立ち寄りでは、さしたる旨さは感じないが、昨日は格別であった。

国産米を釜戸で炊いているだけとのこと、国産米とは銘柄不明なるも、久々に御飯の旨さを感じた。チェンマイでは不味くはないが、特段旨くもないチェンライ産日本米。セブでは『呑ん気』は普通の旨さを感じていたが、帰国して『さち福』で食べた御飯の旨さは格別であった。ここ『さち福』で、そのように感じるのだから、セブはよっぽど酷かったことになる。本日、明日は所用で京都。湯葉でも食べて帰ることにするか。

<了>