東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

仲代達也さん

2019年07月29日 22時44分40秒 | 映画
仲代達也さんのファミリーヒストリーを見た、彼は私より5才ほど年よりであるが、特に母親の愛子さんがものすごい力を発揮したのだ、

戦後の何もない時代、いじめを受けて家に帰った達也を見た愛子は木刀を持って相手の家に怒鳴り込んだ、だから達也はいじめを受けたことをその後、母親に言えなかったそうである、

昭和20年5月の山の手空襲時、渋谷駅から青山方面に帰ろうとした達也は、知らない女の子の手を引いていた、そして、アッとみると女の子の手首だけが残っていた、機銃か何かに直撃され何も残って居なかったそうである、

昭和20年、中学一年の達也がさまよった、東京はどうであったか、

女の東京で自動車のセールスガールを演じた華やかな東京そのすべてを秘術を尽くして焼き尽くしたアメリカ、

本当にどんな未来をその後日本人にくれようとしたのだろうか。

原節子きれい

2019年07月26日 10時22分24秒 | 映画
1937年、私の生まれた年の「東京の女」という映画を見た、原節子が自動車のセールスガールをやるのだが、

その素晴らしいこと、

ネクタイをきりりと占めて、帽子をあみだにかぶり、さっそうと車のセールス、焼かれる前の東京の一番良い時である、第一生命ビルを背景にお濠型を歩く、彼女の一面であるが、洋装、ネクタイ、帽子と現代でもなかなかお目にかかれない衣装なのだ、

そして、彼女はトップセールスとなるのだが、それはそうでしょう、あの美貌で口説かれて嫌という人はいない、お暇があったら、この映画のを、ご覧になっていただきたい、

それにしても、つくづく戦争というものの負合理を知らされる、東京もこれだけ発達し、女も自動車のセールスの様な商売ができ、みんなが良くなっているとき、

アメリカでは、東京の人口を消し去るためどのような方針を取るのか、研究を重ね、市密な日本家屋の実物大模型を作り、一瞬で爆発し燃料が飛散する焼夷弾を研究し、高高度を飛ぶB24爆撃機を開発、それを飛ばすテニアン、サイパン、硫黄島攻略計画を作り、実施してきたのだ、

日本の最後はどうなると思っていたのだろう、考えただけでぞっとする。


万引き家族

2019年03月05日 20時43分00秒 | 映画
3月5日

昨日は何回目かの結婚記念日だった、映画でも見ようか、と思い、話題の万引き家族を調べてみると日比谷のスバル座、なんと最終回は15:00からである、14:40に行ってみると、最終回を待ってくださいとのことで、しばらく待った、スバル座は長らく洋画ロードショーが行われていた、












久しぶりの映画館、椅子は昔のものに比べ格段の向上である、ドリンクホルダーもあってよろしい、





さて、映画であるが、樹木希林がものすごく若い、これで死んでしまったのはたいへん残念である、また、安藤サクラもうまい、この人のセックスシーンだけでも楽しめる、これからも年何回かは映画を見ようかというお話にあった、

この家族は肉親ではなくなんとなく寄り合って、樹木希林の家に住み着いている人たちだ、現実でもこのような住み方ができるといいような気がする、一番小さい子は近所で親にネグレクトされた子供を引き取っているのだが、このような対応が現実にできることは望ましい、見ていただきたい映画である、

食事

小同天
ビックカメラの地下である、この店は前のそごう百貨店時代からこの場所にあって、シュウマイ、小籠包などが有名である、ウエートレスさんなどは大変お年寄りになられたけど、変わらぬ味でおいしかった、

三田線で日比谷まで、スバルや小同天は2,3分、来安く映画、食事とそろっている、毎月こようかしら。




兄とその妹

2012年01月18日 09時34分11秒 | 映画
昨日1月17日、22時からBS3で、

家のテレビはリモコンが不調で、本体で消さなくてはいけない、そこで、消しにいったのだがちょっと見てる画面が面白すぎてついおしまいまで見てしまった、佐分利信、三宅邦子、桑野通子、上原健といったメンバーである、監督は島津保次郎、昭和14年の作品である、

この映画のことについて知ろうと検索したら、素敵なホームページにぶつかった、「シネマ洋装店」というサイトで、桑野通子のファッションについても綺麗な絵が描いてある、ぜひごらんいただきたい、

この映画、彼のサイトでも述べているが、なんとも気楽な映画、結末がこうなるだろうというところが微妙にずらしてある、佐分利と三宅の家が、年寄りぬきで一軒構えているのも素敵(妹も同居しているが)そして、

保証人(お金持ち)のうち、なんとインターフォンがある、当時は真空管である、不安定な真空管式でそのいじは大変だっただろうな、佐分利は、会社で喧嘩して辞表をたたきつけるのであるが、保証人が次の仕事を紹介してくれる、それが、海外に行かないか、というもので、なんと、羽田から

飛行機で赴任するのだ、細君もつれて、妹も連れて、

当時の大日本航空は日本から遠く満州まで航路を持っていたのだ、昭和14年といえば、日本が戦争前一番よかった時代、戦争があるなんていうことはまったく感じさせない画面だった(奥さんたちが戦時歌謡を歌う場面はあったが)このまま戦争がなかったらやはり今と同じ世界一の国になっていたに違いない。




サウンドオブミュージック

2009年02月27日 06時54分25秒 | 映画
 昨日bs2で、3時間の放送があった、

この映画を見るとき、目頭が熱くなって、ほとんど全部

 ないてしまう、

特に、

 エーデルワイズを歌うとき、

ほかに、涙腺を絞る映画は、

 ローマの休日だ、


Yは、映画の途中で寝ちゃったので、今朝は5時からTVをつけてしまって、

 いまは眠たい。

    眠たい。

ローマの休日

2007年10月04日 21時38分03秒 | 映画


新しいプロジェクターのランプを買ったので、ローマの休日をみた。先週も見たのだけどランプが暗くてよく見えなかったのだ。

この映画を見ると涙が止まらない。
すみずみまでとてもよくできている映画だ。

あたらしい発見!!!

グレゴリーぺっクが飲み物を頼むとき、コールコーヒーというのだ。
それを小津安二郎が見ていて、麦秋という映画でコールコーヒーとつかった。
その頃京都の喫茶店ではアイスコーヒーを作り、(これもこの2つの映画の影響か)コールコーヒーと呼ばれるようになった。

たぶんそうでしょう。