晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

ギブソンJ-45 「永久保存ガイド」を読んで       282

2011年06月25日 00時03分24秒 | 音楽・楽器
■本日(6/24<金>)は、会社帰りに本屋に寄ると ギブソンJ-45の雑誌が・・・・、早速
購入しました。


■ギブソンJ-45 「永久保存ガイド」を読んで
▼Gibson ギブソン J-45 「永久保存ガイド」
晋遊舎ムック、2011年8月1日発行、定価 2,500円(税込み)、P130

○表紙は 1944年製 J-45 風格がありますね。

○1942~1969年 歴代J-45 一覧

○ラウンドショルダー進化系譜

○オーヴィル・ヘンリー・ギブソン氏  1894年 ミシガン州カラマズーにて楽器製作開始。

○マーティンD-28 VS ギブソンJ-45
両者はアコースティックの標準原器として愛されるJ-45とD-28
“アメリカン・ワークホース(農耕馬?)”の愛称で親しまれたJ-45
寸法比較や材、構造などを比較しています。

○ヴィンテージ J-45 大図鑑
1942年 J-45発表 トップ:スプルース、S&B:マホガニー、指板:ローズウッド、
ナット幅:45mm、参考価格:80万円
太いネックグリップ、(42~46mm)、現行モデルは ナローネック(39~40mm)
年代別のスペックが紹介されています。

○ヴィテージ J-45 博物学
1942年~69年まで細部の仕様変遷、ロゴからナンバーリングまで紹介されています。
また、製造年式を確実に判定するには、シリアルナンバーだけでなく、各部の仕様を詳細
に観察して上で総合的に判断することが必要とのこと。
各部について、年代別に写真による詳細説明があり、理解が深まります。
特にシリアルナンバー表記では、年代別にダブリがあり、マーティンのように一貫性がありま
せん、ドイツ人(勤勉・正確性)とアメリカ人(アバウト)との国民性の違いが出ているのか・・・。

○ヴィンテージJ-45の「鳴り」の正体
・要因1:木材から見る音の鳴り、材の違いと、時間の経過とともに音が馴染む
・要因2:塗装(厚い・薄い)が乾燥することによる変化していくサウンド
・要因3:音の個性を左右する(ブレイシング)
・要因4:弦の振動をボティに伝えるブリッチ上の素材
特に興味を覚えたのは “Tone Lite (トーンライト)” 演奏時の振動を疑似的に作りだす

○J-45 愛用アーティストたちが鳴らす
吉田拓郎さん良いですね。

○J-45 ユーザーのための基礎用語辞典
現行のシリアルナンバーの付与条件が紹介されています。
少し複雑ですね、

一気に読みました(観ましたが)、ギブソンJ-45を持っている方は参考となる雑誌です。
個人的には、サンバーストでない、ナチュナルのJ-50が欲しいでね。

マーティンD18、D28「永久保存ガイド」を読んで






コメント
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