■本日(2014/09/21<日>)は、久しぶりにギターを磨いたので、紹介します。
■マーティン・ギターの取り扱い方 / アコースティック・ギターの材質
○アコースティック・ギターを磨く前に、「マーティン・ギターの取り扱い方」を説明します。
▼マーティン・ギターの取り扱い方 (取扱い説明書)
各項のポイントを抜粋
○はじめに
マーティン・ギターは、長い間に使いものにならなくなるといったようなものではありません。
あなたのお子さん、お孫さんの代まで引き継いで使って頂ける程、長持ちする楽器です。
しかし、それ相当に注意が必要で、何百年にも亘る寿命をもたらすことができます。
ほんの二、三分の時間をこれに費やすだけで、何世代にも亘ってギターと音楽を楽しむ
ことが出来るようになる訳です。
○ネックと表板について
アジャスタブル鉄心がありますが、一般に出回っている殆どのギターにつけられています。
では、なぜマーティンだけが使おうとしなかったのか。それは、第一に、固くて、決して曲がら
ないネックを。ネックの上がりを直すことより、初めから曲がらないようにすること。
堅いスティール・バーと良く乾燥した木材とがうまく組み合わさって出来ている訳です。
ネックは6弦を第1、12の両フレットで押えた時、第6フレットの真上で約0.4ミリ隙くように
調節されております。
○旅行中のギターの取り扱い方
ギターを守るという心掛けを怠らないで頂きたい訳です。
もし車で旅する場合は、後部座席の方が遥かに安全です。ギターを極端に冷やしたり熱を
加えたりすることはヒビ入ってくれと云っているようなもの。
航空機ご利用の場合には、出来れば特別扱い手荷物として。
旅行中弦は一、二音ゆるめて張っておいて下さい。
○糸巻きの手入れ
カバー付糸巻きについては、工場を出る時点で既にオイルが封入されていますので
問題ありません。
○表面のつや出し
ギターを磨く一番の方法は、ぬるま湯で湿らせたぼろ布を使うことです。
ギターを磨くにはやはりマーティン特製のポリッシュときれいな柔い布を使って頂くことです。
○ブリッチ・ピン(弦止めピン)の挿め方
ブリッチ・ピン自体は弦の刻み目に止めておくだけです。
○アクション(弦高)調整
ギターが古くなると、ひき辛くなるような傾向があるようです。これは弦の指板からの高さが
いくらか大きくなったからです(通常“アクション”と呼ばれる)。
○弦・種類と用途
演奏のスタイルによって弦の種類も違って来る訳です。もっと弾き易くしたいとお考えでしたら、
よりライトな弦を張って下さい。1セットそっくり替えて下さい。
ただ弦を張り替える際には6本全部を一度にはずさないで下さい。ネックのテンション(張力)を
一定に保つために一度に1本づつ替えて下さい。
○湿度、温度、保管について
マーティン社では工場内を常に湿度35~45%、温度22~25℃に保つようにしています。
これらの条件はアメリカ合衆国の2/3の地方の大体の平均気象条件だからです。
ギターをしまうにはいつもケースに入れておくことが一番です。
ギターをしまう際に、何カ月も使わずにおく場合以外は、弦を緩める必要はありません。
マーティン・ギター(ハード)ケースはネックとボディーを出来る限り水平にしておくように
設計されています。
ギターをしまう前に、弦、指板、ボディを柔らかい布で拭き、手の油などを取り去って下さい。
日常のちょっとした常識的な注意でギターは一生楽しめます。
★私のギターの手入れ方法
○ギターを弾く前、手を洗い。
弾き終わったら、弦や指板、そしてボディーを乾いたタオルで拭き、そしてクロスで全体を拭きます。
ギター弦の緩めについては、ギターごとに異なるので後述。
○定期的に(晴天、湿度が低く、風通しの良い日)ハードケースを開けギターを暫く置きます。
○2~3カ月ごとに、ぬるま湯で濡らしたタオルでギター全体を拭き、乾いたタオルで水分を
拭き取り、そして、マーティン特製のポリッシュでギターを磨き、しばらくギターをケースから出して
置きます。
▼アコーステック・ギターの材質
ポリッシュしたので、ついでにギターの材質を紹介します。
○ヤマハ FG350 (1970年製) 1972年中古、兄の知人より購入
(正確に言えば、親に買ってもらった)
表板 : スプールス
側板・裏板 : コーラルローズ・ウッド(木目はハカランダと見分けつきにくい物)
※特徴は、ヘビーゲージ弦に対応できる構造。
従って、40年以上経ちますが、弦は取り替える以外は常に張っています。
音は、マーティンD28と比較するとちょっと違います(ヤマハ独特の響き)
コードストロークで弾くとよく鳴ります。最近出番少なくなりました。
○マーティン D28(1979年製) 1979年新品、楽器店で購入
表板 : シトカ・スプールス
側面・裏板 : インディアン・ローズウッド
※ファースト・マーティン・ギター、低音がよく響きます。
このギターも弦は常に張っています。
音は、パワーがあり重量感を感じです。
○マーティン D18(1974年製) 2013年中古、楽器店で購入。
表板 : シトカ・スプールス
側面・裏板 : ホンジャラス・マホガニー
※昨年購入し、よく弾いています。
このギターも弦は常に張っています。
音は、明るいです。
○ヤマハ CPX1000(2014年製) 2014年新品、楽器店で購入。
エレアコ仕様
胴型 : カッタウェイ
表板 : スプールス
側面・裏板 : メイプル
塗装 : トランスルーセントブラック(透明な黒)
※最近購入(エレアコ)
このギターは楽器店のスタッフの方が、ネックが曲がるので弦は緩めて下さいと。
半巻緩めていますが・・。
音は、メイプルのため、コードストロークすると歯切れがよい音。
★素材によりギターの音(響き)の違いを認識できます。次はハカランダの音を(ギター)を!
■マーティン・ギターの取り扱い方 / アコースティック・ギターの材質
○アコースティック・ギターを磨く前に、「マーティン・ギターの取り扱い方」を説明します。
▼マーティン・ギターの取り扱い方 (取扱い説明書)
各項のポイントを抜粋
○はじめに
マーティン・ギターは、長い間に使いものにならなくなるといったようなものではありません。
あなたのお子さん、お孫さんの代まで引き継いで使って頂ける程、長持ちする楽器です。
しかし、それ相当に注意が必要で、何百年にも亘る寿命をもたらすことができます。
ほんの二、三分の時間をこれに費やすだけで、何世代にも亘ってギターと音楽を楽しむ
ことが出来るようになる訳です。
○ネックと表板について
アジャスタブル鉄心がありますが、一般に出回っている殆どのギターにつけられています。
では、なぜマーティンだけが使おうとしなかったのか。それは、第一に、固くて、決して曲がら
ないネックを。ネックの上がりを直すことより、初めから曲がらないようにすること。
堅いスティール・バーと良く乾燥した木材とがうまく組み合わさって出来ている訳です。
ネックは6弦を第1、12の両フレットで押えた時、第6フレットの真上で約0.4ミリ隙くように
調節されております。
○旅行中のギターの取り扱い方
ギターを守るという心掛けを怠らないで頂きたい訳です。
もし車で旅する場合は、後部座席の方が遥かに安全です。ギターを極端に冷やしたり熱を
加えたりすることはヒビ入ってくれと云っているようなもの。
航空機ご利用の場合には、出来れば特別扱い手荷物として。
旅行中弦は一、二音ゆるめて張っておいて下さい。
○糸巻きの手入れ
カバー付糸巻きについては、工場を出る時点で既にオイルが封入されていますので
問題ありません。
○表面のつや出し
ギターを磨く一番の方法は、ぬるま湯で湿らせたぼろ布を使うことです。
ギターを磨くにはやはりマーティン特製のポリッシュときれいな柔い布を使って頂くことです。
○ブリッチ・ピン(弦止めピン)の挿め方
ブリッチ・ピン自体は弦の刻み目に止めておくだけです。
○アクション(弦高)調整
ギターが古くなると、ひき辛くなるような傾向があるようです。これは弦の指板からの高さが
いくらか大きくなったからです(通常“アクション”と呼ばれる)。
○弦・種類と用途
演奏のスタイルによって弦の種類も違って来る訳です。もっと弾き易くしたいとお考えでしたら、
よりライトな弦を張って下さい。1セットそっくり替えて下さい。
ただ弦を張り替える際には6本全部を一度にはずさないで下さい。ネックのテンション(張力)を
一定に保つために一度に1本づつ替えて下さい。
○湿度、温度、保管について
マーティン社では工場内を常に湿度35~45%、温度22~25℃に保つようにしています。
これらの条件はアメリカ合衆国の2/3の地方の大体の平均気象条件だからです。
ギターをしまうにはいつもケースに入れておくことが一番です。
ギターをしまう際に、何カ月も使わずにおく場合以外は、弦を緩める必要はありません。
マーティン・ギター(ハード)ケースはネックとボディーを出来る限り水平にしておくように
設計されています。
ギターをしまう前に、弦、指板、ボディを柔らかい布で拭き、手の油などを取り去って下さい。
日常のちょっとした常識的な注意でギターは一生楽しめます。
★私のギターの手入れ方法
○ギターを弾く前、手を洗い。
弾き終わったら、弦や指板、そしてボディーを乾いたタオルで拭き、そしてクロスで全体を拭きます。
ギター弦の緩めについては、ギターごとに異なるので後述。
○定期的に(晴天、湿度が低く、風通しの良い日)ハードケースを開けギターを暫く置きます。
○2~3カ月ごとに、ぬるま湯で濡らしたタオルでギター全体を拭き、乾いたタオルで水分を
拭き取り、そして、マーティン特製のポリッシュでギターを磨き、しばらくギターをケースから出して
置きます。
▼アコーステック・ギターの材質
ポリッシュしたので、ついでにギターの材質を紹介します。
○ヤマハ FG350 (1970年製) 1972年中古、兄の知人より購入
(正確に言えば、親に買ってもらった)
表板 : スプールス
側板・裏板 : コーラルローズ・ウッド(木目はハカランダと見分けつきにくい物)
※特徴は、ヘビーゲージ弦に対応できる構造。
従って、40年以上経ちますが、弦は取り替える以外は常に張っています。
音は、マーティンD28と比較するとちょっと違います(ヤマハ独特の響き)
コードストロークで弾くとよく鳴ります。最近出番少なくなりました。
○マーティン D28(1979年製) 1979年新品、楽器店で購入
表板 : シトカ・スプールス
側面・裏板 : インディアン・ローズウッド
※ファースト・マーティン・ギター、低音がよく響きます。
このギターも弦は常に張っています。
音は、パワーがあり重量感を感じです。
○マーティン D18(1974年製) 2013年中古、楽器店で購入。
表板 : シトカ・スプールス
側面・裏板 : ホンジャラス・マホガニー
※昨年購入し、よく弾いています。
このギターも弦は常に張っています。
音は、明るいです。
○ヤマハ CPX1000(2014年製) 2014年新品、楽器店で購入。
エレアコ仕様
胴型 : カッタウェイ
表板 : スプールス
側面・裏板 : メイプル
塗装 : トランスルーセントブラック(透明な黒)
※最近購入(エレアコ)
このギターは楽器店のスタッフの方が、ネックが曲がるので弦は緩めて下さいと。
半巻緩めていますが・・。
音は、メイプルのため、コードストロークすると歯切れがよい音。
★素材によりギターの音(響き)の違いを認識できます。次はハカランダの音を(ギター)を!