大学受験生にとって、実力を飛躍的に伸ばすのに絶好のチャンス。それが夏休みです。
手短に、アドバイスを述べます。
1.全体のバランスを考えて、計画を立てよ。(計画のないところに、成功はない。)
2.得意科目をどれだけ伸ばすか。
3.不得意科目をどれだけ実力UPさせるか。
4.有限な資源(時間、金、知能)をどう組み立てて、最大の成果が上がるかを常に意識せよ。
5.平均的な受験生の得点源は、自分も得点源とせよ。
6.易しい問題で遅れをとるな。
7.あと少し、頑張れば出来るところで、部分点を稼げ。
8.二次試験では、はやる心を抑えて、解法の選択に時間をとれ。
9数学の答案は下書きなしで、アウトラインを明確に、逐次作成せよ。(時間切れでも、部分点がもらえる工夫をせよ。)
10.数学では、図、表を有効に使って説明せよ。
11.英語力は国語力であるとの認識をもて。
12.英単語、英熟語、いくつ覚えればよいですか? → 可能な限り、多く覚えよ。
13.英単語、英熟語で定評のあるものは? → 森一郎先生の「試験に出る英単語」「試験に出る英熟語」が今でもバイブル。
(東大入試、難関校入試の定番。他にも色々なシリーズがありますが、他をあげれば、鉄緑会の「東大英単語熟語」鉄壁ですね。)
14.現代文は出口先生の「現代文講義の実況中継」(上・中・下)語学春秋社に決まりですね。
現代文の出題とはどうゆう事かの本質が良くわかります。
15.御用とお急ぎの方は、荻野先生「マドンナ重要古語230」(学研)と文語文法、助動詞、助詞の識別が重要ですね。
16.古文は「古文研究法」(小西甚一先生)洛陽社。これ一冊やれば文系二次試験もOKか?
(学生時代、しっかりこの本を読んだおかげで、大抵の古文は何もなしで、すらすら読めますね。)
17.物理は橋元先生の「物理の大原則Ⅰ、Ⅱ」(学研)と「難系」(ニュウトンプレス)で決まり。
復刻本で「親切な物理上下」が最近は入手できます。十分今の大学入試をカバーしています。
18.化学は、卜部(うらべ)先生の三省堂シリーズがよいですね。あと文英堂の同じく卜部先生の「化学計算問題」がGoodです。
19.部活動そのたで、塾に通えない人の見方、「Z会」があります。英語、国語、数学3教科を一度にこなすのは大変です。どれか1,2
教科にしぼって、Z会の問題にチャレンジしよう。東大の問題に怯まぬ実力が必ず養成できます。
20.小論文。大学に入ってからのレポートの作成にとても役に立ちます。受験期に書くことに是非慣れてください。
あなたの参考になりましたか?
貴方のご健闘をお祈りいたします。