少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

投球制限だけではダメなのか

2014-04-21 | 高学年再び
「野球医学」の教科書―致命傷になる前に対処!肩肘腰の野球障害から子どもを守る!
馬見塚 尚孝
ベースボールマガジン社


昨日の午後の試合
先発のマウンドはエース王子
先頭打者をセカンドフライに打ち取った所で交代

午前中は午後の試合に備えて、主にファーストを守っていて、
特に不調も訴えなかったけど、
試合前の投球練習で「肩が痛い」って

一人投げた所で
やっぱり、ダメって判断

実は、土曜日の練習中にも肩の不安を訴え
そのまま、病院へ
診断は肩こり。って事だったので、安心していたんだけど

今日、病院に行っているはずだけど、
どうだったんだろう?

午前中の試合の先発は久しぶりのコマッチ
試合後、「昨日肩が痛くって、ダメなら監督にチャンと言いなさい。って言われた。」
試合の後に言うなよ

K介も肩の関節に水がたまっているとかで
全治三か月。

インフルエンザウイルスの様に
肩痛が拡散している

フォームとか、投球数もかなり意識しているんだけど
どうして、こんなに肩が痛い。ってなるんだろう?

今朝のFacebookに『野球医学』の教科書さんからの投稿が

『投球数が多くなるとなぜ肩ヒジを痛めるのか?』ってタイトル

 投球肩障害は、もっとも可能性が高いメカニズムは『上腕骨と肩甲骨の衝突』である。
その際腱板や関節唇も巻き添えをくらって損傷すると考えられます。


だそうで、投球回数が増えるとこの衝突が増えるので
故障のリスクも増える。
って単純じゃないらしく

おそらく単純に衝突する回数が増えたことが原因ではなく、
疲労により投球フォームが変化し、肩甲骨と上腕骨の位置関係が変わり衝突の強度が強くなったり、
衝突の時間が増えたりすることも影響していることと思います。


現代の医学では解明されていないらしいですが、

これを別の視点で考えると、
投球数が増えても疲労しない選手はリスクも増えませんね。


って事で
練習で徐々に投球数を増やして、投球のスタミナを増やしていくことで、
この投球フォームの変化が起きにくくなることと思います。


って事は、

投球数を減らすことで投球継続のスタミナが減少し、
短い回数でも投球フォームの変化が生じ、
結果として障害のリスクが上がる可能性があることを理解する必要性があります。


単純に球数を制限しても意味ない。って事。
紹介している本にも球数制限より全力投球を禁止すべき。って訴えてます。


王子はエースと言いながら、
新チームになってから、足のケガがあり、やっと治ったと思ったら
インフルエンザに
先週の練習試合が、初めての先発マウンドだった。

5年生になったコマッチ、K介は
6年生の投球練習の煽りで、
最近は投球練習をしていない。

そう、三人とも投球練習をほとんどしていないんです。
コマッチは別として、
王子とK介の投げ方は常に全力。って感じのフォームなんですよね。

三人より投球練習でも試合でも投げているケンシは
力感の無いフォームでスイスイ投げてる。
これは、偶然なのかなぁ。

三本柱のもう一本のHリョウは30球肩。
って事は、故障しちゃうのか


コメント (4)
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