少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

空振りする勇気

2019-01-16 | 新しい役所
PTA野球に一生懸命だった頃、
打席に入ったら、初球から振るって決めていた。

だって、変化球が打てないから
追い込まれて、スライダーとか絶対空振りの三振。

それに相手だって、ただの野球好きのオッサン。
ボールから入るなんてことはしないはず、
初球はストライクが欲しいでしょ。

で、ストライクが入る確率は
直球>変化球って決め込んで、
絶対振ってたもんね、初球から。
勿論、大きく外れたのは見逃したけど、
少々のボールなら振っていった。

それを打ち損ねたら、後はひたすら
好きなコースに来るのを待っていた。
だって、好きなコース=打てるコースだったから


さて、日曜日の練習試合。
1番のヨウタ。兎に角、振らない。
足が速いから、ボテボテのサードゴロでもセーフに成るけど、
振らない事にはそれもない。

「良いか、ファーストストライクは絶対振れ
頷くヨウタ。

で、プレイボール、初球ど真ん中を見逃し。
ベンチでズッコケる私とスコアラーのヨウタ父
結局この打席、一回も振る事無く見逃しの三振。

彼だけじゃないですけどね。振らないの。
この回のアウトは全部見逃しの三振。

手元にスコアが無いから、正確な数字は分からないけど、
兎に角、見逃しが多い。

試合後に子供達に言いました。
「プロ野球選手の3割バッターだって、2ストライクからの打率は1割ちょっとなんだよ」って、
監督をしていた時に、やっぱり見逃しが多くて調べた事が有りました。

その後気になって、2ストライクからの打率って調べたら、ホラやっぱり

振って行く事で、タイミングが合う事もあるし、
ストレートしか投げて来ない少年野球、
ヤマを張って空振りするぐらいの勇気を持って欲しい。

しかし、あれですよね。
ウチのピッチャーは2ストライクからボール連発なのに、
どうして、余所のピッチャーはストライクが入るのだろう
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする