我が青春のMBX

初めてのバイクMBX
思い描く完成形を目指して
カスタム有り/レストア有り
の作業記録ブログです!

MBX補完計画@362フロントフォークOH其の五 組立ボトムケース編

2017-06-30 | MBX 壱号機
一通りの下準備も完了 いよいよ組立開始!

サービスマニュアルの解説が(作業手順の)少々ざっくりした印象
初めてマニュアル見て作業した時 苦労した記憶が…

ボトムケース編/インナー編/OIL充填編
の3セクションに分割し
僕なりの作業手順を紹介して行きます。

まずはダストシールの取り外し

タイヤレバーでテコを効かせると 割と安易に外れる

続いてストッパーリングの取り外し

スナップリングプライヤーで摘出
現在 手に入る純正ストッパーリング(NS50-F用)とは異なる形状(Cリング型)

一番 厄介なOILシール

ボトムケースのエッジを傷付けない様に
ダスター等を宛がい
一点集中では無く、回しながらジワジワこじる
もっとも固着しやすく根気が必要な作業箇所

続いてバックアップリングの取り外し

マイナスドライバーで難なく取り外し

これでシール類の摘出完了

左からダストシール/OILシールストッパーリング/OILシール/バックアップリング
この順番でサンドイッチされている
*後の作業で取り外したOILシールを使用するので破棄せずに保管

蓄積された汚れを
パーツクリーナーを用いてダスターで掃除


綺麗(^^♪


バックアップリングの交換/品番51413-GE2-305

劣化しにくいパーツなので
通常のOH時は、クリーニングして再利用可能
今回のOHでは、全ての部品が35年物と予想
交換出来るものは全てリフレッシュする流れ

この向きで据え置き(凹が上むき)


続いてOILシールの交換/品番51490-GE2-305
(ダストシール/OILシールのセット)


裏面/取説にも記載どおり
メーカー刻印面を上向きに取り付け


こちらが天面


フォークに宛がい 斜めにならない様に手で圧入
当たりを付けたら、先ほど取り外したOILシールを重ねてプラハンで叩きこみ

少しずつバランスを取りながら叩き
バックアップリングと密着する深さまで圧入
底付きしない内はカラカラとバックアップリングの躍る音がするので
音がしなくなるまでが深さの目安

無事に圧入出来たら
OILシールストッパーリングの入る溝と 並行に収まっているか確認
斜めになっていたら叩いてバランスを取る

OILシールストッパーリングの交換/品番90601-GE2-741

MBXオリジナルは前出の様にCリング型
現行のストッパーリングは、こんな形状

手で溝に宛がうとスルスルっと滑り込む

これにてボトムケースへの分解/組立は完了!!

インナー編に続く~




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