地下鉄の一番最後の駅で降り、そのまま地下通路を歩き、
直結している大型店の地下食料品売り場をおろおろと歩き、飲み物を買う。
なんで「おろおろ」かというと、このお店もこの地下鉄の駅も、私のテリトリーじゃないから。
食料品売り場っていったって、お店によって商品の配置場所が違うし、
まぁ鮮魚とか精肉とかなら、壁にそって奥へ奥へと進めばほぼ間違いなくあるけれど、
飲料水のコーナーは、アルコールの横にある店もあれば、正反対の場所にある店もある。
大きなお店ほど、どこよどこなのよでして、
たかがペットボトル1本買うだけなのに、なんだか必要以上に心細くなったりします。
で、やっと自販機では買えない飲み物をゲットして、
大型店に併設してあるバスターミナル、ここから、また知らない路線のバスに乗らなきゃならんのですが、
スーパーの地下出入り口を出た途端、
けたたましく火災報知器と思われる警報音が鳴り響きまして。
ぐぇっ!
さらに非常を知らせるライトがパッパパッパと点滅しておりまして。
げぇっ!
階段をのぼる私の横を、消火器を持った男性や、「お客さん」とは違う種類の人たちが走り回って、
「火元はどこだーっ!」なんて無線だったか携帯だったか忘れたけど、がなりながら行きかっている。
臭いも煙もないし、どこかで騒ぎ声があがっている様子もなく、
無事地上に到達。
意外とみなさん冷静でした。
ちなみに、この時も白いライトがチカチカ、パッパパッパと点滅を繰り返していたのですが、
そういうのは一切写ってないですねー、残念。
このあとすぐ、『ただいまの警報は誤作動によるものでした』という内容のアナウンスが流れましたが。
いやぁ、いつも利用している場所、(特に地階・地下)なら、この通路は、この階段はと先がわかるけど、
今日のように守備範囲でない場所で不意打ちで警報音が鳴り響いたら…。
これ、地下○階とかだったら、もっともっと怖かっただっろうな。
出し忘れていたアジサイ。