母の日はいいもんだ(笑)。
母の日特別サービスとして、娘が男山自然公園までカタクリの群落を観に連れて行ってくれました。
空模様がはっきりせず降ったりやんだり。
本降りになったら来年にしよう(この日が最終日)と話し合っていたのですが、
ちょい降りキープのまま現地に到着。
と、その前に、入口の手前に封鎖されているトンネルを見つけ、車を止めてもらう。
娘も慣れたもので、普通に待っていてくれる(笑)。
到着。
いやぁ、呆れるほど「すごいっ」の連呼でした。
何がすごいって、想像以上のカタクリ&エゾエンゴサクが一面に絨毯になっている。
(私の感覚のでいうところの一面が百面以上あった)
ただ…。予想はしていたのですが、カタクリの花が閉じていた…。
でも、それでも、圧倒的な花の量にただただ感嘆。
800メートルの遊歩道の両側にびっちりカタクリやエゾエンゴサクが切れ間なく咲いていて、
斜面が見事に青と赤紫のグラデになっている。
デジカメ&スマホで何枚も写したんだけど、少し離れると色が鮮明に出なくてね。悔しいわ。
ちなみに、このとき娘はおおばばさまのマネをして、
「ソノモノ、アオキコロモヲマトイテ、コンジキノノニオリタツベシ…」と太い声でぶつぶつ言っていた。
先日の三角山でも書きましたが、このセリフがぽんと出てくるところは血筋でしょか。
オオバナノエンレイソウ。残念。
エンレイソウ
白のエゾエンゴサク発見。中央のね。
手前はキクザキイチゲ。
ニリンソウは蕾。フクジュソウは終わりに近かった。
あと、ナニワズも咲いていた。キバナノアマナは蕾。
「あそこの変なの何?」と娘。
「あれはヨブスマソウ」
「あなた、なんでそんなのまで知ってるのっ!」
たしかにヨブスマソウとぽんと答えられる人間は、娘のまわりにはいないかも(笑)。
それと、とっても嬉しかったのが、遊歩道の途中の木の根元に、
先日の福井堰堤で見つけた「むむっ」によく似た葉を見つけ、
やっぱりこれはヒメザゼンソウの葉なのかなぁとしげしげと観ていたら。
あら、あらららら。
ザゼンソウだ!上から見ているとリーゼントが葉に重なってよく見えなかったのよね。
ザゼンソウを観た!わぁ。これは嬉しい。
ちなみに先日の福井堰堤の「むむっ」は、
これ。いやぁ、期待感みっちみち。
遊歩道の最後のほうにザゼンソウとミズバショウの咲いているところがあり、
そこでも写したけれど、これは遠かった。
地面からずごっと顔を出している赤紫が写っています。
手前はバイケイソウでしょね。
すごい。この状態で土から出てくるんだ。
ちなみにザゼンソウは娘に全然ウケず、私ひとりできゃあきゃあ興奮してました。
ミズバショウ
ぎりぎりエゾノリュウキンカ
あ、今見ていて気がついたのですが、手前に写っている葉、血管みたいだ。なんの葉なんだろ。
親切だ。
冒頭に「今日が最終日」と書きましたが、ここ男山自然公園は4月中旬~5月中旬までの開園で、
昨日5月12日は2013年の最終日でした。
で、男山といえば、男山。
売店がちゃんとありました(笑)。
今回は雨に濡れたカタクリで、それはそれで趣があったけど、
お日様の下で一斉に開いている姿も圧倒的な迫力だろうな。
来年は旭山動物園とセットで要求してみましょか。即、却下されそう(笑)。