毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 199

2017-04-09 23:56:56 | 本 2

 

いろいろ書きたいことがあるのですが、

どう説明すればうまくわかりやすく伝わるのか。

難しいなぁ、おばさんまた変なこと言っているなと、伝わらないところは優しく流してくださいね。

ではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目を書き写し、

あとは説明にも紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

  伝え方が9割 ②/佐々木圭一

 

また目次でした。

前回の「伝え方が9割 ①」、こちらはチェックせずに返却してしまったのですが、

後日情報提供があり、17ページは目次だと教えていただきました。ありがとうございます。

今回の②もやはり目次、それよりなにより私は①と②の2冊揃えて予約を入れていたのですね。

2冊読んではみたものの、読んだだけで伝え方がうまくなれるというわけでは、ない。

あとは意識してどれだけ「レシピ」通りに工夫するか。

って、なんか手玉に取るわけではないけれど、そんな風にも思えてきたりで、

使い方・場面でしょけどね。

 

 

 

突然ですが、

 

 

 

 

誰だかわかります? 

向かって右がピアリー、中央シャクルトン、左がアムンセンです。

アムンセン脚長い! 姿勢体格いい!

マニアックに画像検索していて発見したことなのですが、アムンセンはどの写真もかなり脚が長く写っている。

そして感激したのがこの写真の中で履いている靴。

リボンのような飾りつきで紐靴ではないみたい。

今読んでいるアムンセンの本で南極で履く特製の靴の話があり、

そこに「華奢な足」という言葉が出てきて笑ったのだけれど、

アムンセンは結構美意識レベルの高い人だったように思えます。

アムンセンの語る話は結構小粒のギャグが散りばめられていて、私にはツボであります。

話がそれたついでにもうひとつ。

この写真は1913年6月16日撮影、アムンセンは南極点到達が39歳、撮影時は41歳、

右のピアリーは北極点到達した人物で、撮影時57歳。

真ん中はあの有名なシャクルトン、アムンセンが南極点到達するまでは南緯88度23分の最南点の記録保持者、

で、何歳に見えます? アムンセンの風格ピアリーのオーラに挟まれ紅顔の青年というかかなり幼くみえますが、

撮影時は39歳、アムンセンと2歳しか違わないなんて、うっそーといいたい。

自叙伝に「55歳から75歳に見られてしまう。私はまだ33歳なのに」と33歳にしてすでに老成した顔だったらしく、

にしてもすごいなぁ、この3人が揃って写っているなんて。

 

 

 

 

  アムンゼン探撿誌/ロアルト・アムンゼン著 加納一郎訳

のを見つけた。未だかつて冬の間に東から來たものはなかったし、またそれは不可能であ

 

 

 

 世界教養全集24 アムンゼン探検誌/人間の土地/たった一人の海

検隊を率いることはやるまいと決心した。欠陥を避ける

 

 

 

また大幅に寄り道します。

 

極地本及びアムンセン著の本を集めているのですが、

念願の一冊が届きました。

 

My Life as an Explorer 邦題は アムンゼン探撿誌

 

 

 

 

古い。

古くて紙はパリパリ、色は茶色に変色、なんといっても、

 

 

 

 

 

昭和17年発行、定価一円六〇銭。

私は送料込み1000円で買いました。

 

 

カバーのない裸本で表表紙が、

 

 

 

 

 

裏表紙は、

 

 

 

お気づきでしょか。

 

 

 

 

北極点と南極点です! 

パラフィン紙をはがすとかなり汚れが目立ちそうなのでそのままのほうがよさそう。

 

 

 

 

 

 げげ、旧漢字旧かなだ。

苦労しながら読んでみたけれど、なにかおかしい。どこか抜けているというか省いているような。

 

そこで世界教養全集に収録されているほうのアムンゼン著(表記はアムンゼンとなっているので)の探検記、

訳は同じ加納一郎さんの本を借りて読んでみたら、さらなるげげげ。

旧かな旧漢字ではなくなっているのと、同じ加納さん訳なのにかなり内容に違いがある。

英語版My Life as an Explorer を画像検索すると、こちらはかなりの厚さの本がでてくる。

ということは、日本語版は要所要所をかいつまんでってことなのか。

英語版読めるだけの語学力ないし。

(さらに詳しくわかったことがあるのですが、それはまた後日)

アムンセンが亡くなる1年前に書かれた自叙伝なのに、こんなにカットされていることにショック。

 

 

関連しますが、

 

 

 

 

 世界最悪の旅 スコット南極探検隊/チェリー・ガラード著 加納一郎訳

ていたの)を厚ラシャで長くつぎたすようにさせ、また同じ材料とカンバスで、みなに帽子を

 

 

中田修さんの「南極のスコット」を読んだ余韻で、後半未読部分からラストまで読み終えた。

中田さんの本を読んだ成果と、数々読み漁った成果か、今回はかなり理解度を得られたように思っていますがどうでしょう。

文句を言っても仕方ないのだけれど、訳がすっごく読み辛くて、スコットの日記の訳は「余は~~」となっています。

スコットのところだけは仰々しい訳で時代がかっていて、

他の隊員と差をつけるのは何故と訊きたいというか察するしかないか。

私なりにいろいろ手当たり次第極地本は読んできて、やっとスコット隊の動きを把握しかけ、

やはり中田さんの本は力強いテキストだなと新たにここにまた記しておきます。

探検後10年置いてから書かれた本で、様々な批評批判を踏まえたうえでチェリー・ガラードは冷静な分析をしており、

これは再度時間をかけてじっくり読み直さなければと思っているのですが、

 

 

 

 

 

 

 ご覧ください、私は2冊もっているんです、世界最悪の旅を。

書店で現在手に入るのは最初に買った右の中公文庫。

古本屋(らくだ屋さんありがとう)で偶然見つけた朝日文庫は驚異の厚さ。

 

 

 

 

 

 さきほどのアムンセンの本、またアムンセンの南極文庫本(中公文庫)も、

 ナンセンもシャクルトンも、抄訳っていうんですね、原文の一部を訳して本にしてある。

だからこんなに突然話が進行していたり省かれていたりするんだと納得したのですが、

 確かに私のようにのめりこんじゃうのは稀なんでしょうけれど、

これだと興味をもつどころか半減してしまうのではないかなと。

訳し方も大切だし、底本っていうんですね、

どの本(英語版、ドイツ版、フランス版など)を訳したかでも差がでるようで、

アムンセンだと原書がノルウェー語、それを他国言語に変換したのを日本語にすると、

本によって細部が違っているのはこのせいなのかと思いつつ、

最近は読みながらそういう付属的なことまで読みすぎています。

 

ああ、なんて今日は長いのでしょう。

以上、わぁ、今日が199回目でした。


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