毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

エッセンスマスクのお楽しみ

2013-05-16 23:55:55 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

今日は雨のつもりでいたのに、しっかり晴れてました(笑)。

 

いつも利用するドラッグストアに行ったら、シートマスクがセットで安く売っていて、

走ったり△行ったあとに使おうと、買ってきてしまいました。

買ってきたといっても、598円のうち500円はクーポン券利用でしたけど。

何が入っているのかわからないシートマスクのセットで…。

まぁ、こういうのって福袋と同じ感覚のお楽しみかと。

 

 

これです、どどんと詰め込んである。

 

 

これだけ入ってました。598円なので10枚セットだなと勝手に思っていたのですが、

開けてびっくり15枚入り。

で、その種類を見て笑った。

 

 

アボガドと抹茶ミルク。これはミルクシリーズだそうな。

アボガド油、チャ葉エキス配合。うん。効いてくれ。

 

 

ヒマワリ、パイナップル、オリーブ、トマト。

私としてはオリーブ1番、ヒマワリ2番だな。

 

 

 

 こちらはヨーグルトシリーズで、ミックスフルーツとプレーン。

ミックスフルーツってのはちょっと痒くなりそうな気が。あくまでも個人の想像です。

 

ここまではわりと普通なのですが、これから先が未知の世界だった。

 

 

宝石シリーズ!

肌にツヤを与え、潤いを保つダイヤモンドパウダー配合。おお!

肌の生成や、感情の安定、癒しをもたらせるローズクォーツ配合。おお!

愛を深め、幸福をもたらすと言われているムーンストーン配合。おお!じぇじぇじぇ!

どんだけ最強になれるんだ(笑)。

さらに、

 

 

真珠にカキ。

そして多様生物シリーズ、

 

カタツムリ分泌液配合!マイマイエキス!

たしかにカタツムリ石鹸とかあるけど。

さらに、

 

 

サケ!サケよ、サケ!

サケまで私のお肌に取り込もうとするなんて、なんて貪欲なんでしょう。

いやぁ、驚いた、これする勇気ない(笑)。

そうか、598円で15枚の理由はここにありか(笑)。

割ると一枚あたり39.8円。

こんなに安いのパックしても大丈夫かと心配になり検索したみたら、

ごくごく普通の一枚100円で売っているシートマスクだったのでちょっと安心。

ピュアスマイル エッセンスマスク

この15枚には入ってなかったけど、アマゾンジャングルシリーズなんてのもあるんだ(笑)。

いやぁ、だからどうなるってものではないってのは重々承知の上ですが。

しかし、サケよサケ。チャレンジャーじゃわ。口から摂取のほうがいいと思うのですが。


こんなところに

2013-05-15 21:43:43 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

例の如くぷらぷら歩いていると。

 

 

わ、すっごい、なんて器用、一直線にうん○が三個並んでいるっ!それもほぼ等間隔に同じ大きさ!

いったいどうやったらこんな高度な排便を、誰がこんなところで?と、感心してズームにしてみたら…。

 

 

これはきのこ、アミガサタケかその仲間でしょね。紛らわしいこの形状。

もう少し開いていたなら見間違いしなかったのにね。

 

 

またもやネット越し撮影となりますが。

エゾノリュウキンカといえば、清き水が近くにあって、沢とか湿地とかね、

あと山や森の静かな場所に咲くというイメージが私の中にあるのですが。

 

 

ネットの向こうにあるのはエゾノリュウキンカ。

 

交通量の多い、賑やかな場所に咲いています。

 

 

ネット越しではないですが、

 

エリカ。遠目には可憐ですが、近づくとエイリアンみたいな顔というか花に思えます。

ほら、私は細かくて小さいものが密集ってのに弱いので、

とくにこれは触覚というか意外と昆虫っぽい花をしている気が。

あ、論より証拠でいずれ接写してきましょ。

 

 

今日の三角山。

山肌にぽわっとした白い色のかたまりとピンク色のかたまりが。

い、行かなくちゃ。って、雨みたいですね、明日は。

週末に備えて脚もカラダも休めます。


梅は咲いたか 桜はまだかいな 琴似発寒川サイクリングロード

2013-05-14 23:26:26 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

梅は咲いたか 桜はまだかいな

札幌では昨日、桜の開花宣言がありました。

観測史上2番目に遅い開花で、平年より10日、去年より12日遅れての開花だそうな。

むずむずむず(笑)。

午後からひとっ走りして、待望の琴似発寒川お花見ちんたランをしてきました。

今回は左股川には行かずに平和の右股橋を折り返すコースで。

 さぁ、どうだ。

ご近所ではちらほら咲いているのを見かけるけど、ここはどうなんだ。

 

 

 

 咲いている!って、まだまだ咲きはじめのぽちぽち状態ですが(笑)。

 

はじめに言い訳しておきます(笑)。

写したのはすべて折り返してからで、へばっております(笑)。ぜぃぜぃしてます(笑)。

被写体に近づくほど、ブレております(笑)。

つまり、肝心のお花は桜のアップはぼけぼけです、はい。わはははは。

 

 

桜と三角山。わはははは。

 

 

こんなの載せてすみませんねー。

 

今週末頃にはかなりいい線いっているのでは。

お天気は?金土日と、今のところは雨マークはついていない。

 

 

梅?桃?

ね、腕を伸ばすとピントが合わない(笑)。

 

東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ (菅公)

 

他の花はといいますと。

 

ヒメオドリコソウ

 

それから、もう何年前になるんだ?西野に住んでいた頃に見つけた、

用水路?小さな水の流れに咲くミズバショウ。

 

 

ズーム

 

覗き込む人は私だけ。

 

それともうひとつ。

あれは一昨年だったっけ?

川の中州に咲くミズバショウを見つけていたけど、あれは今年はどうなのよ。

 

 

あった。ズーム。

 

ひっかかったレジ袋に見えるけど、あれはミズバショウでしょう。

でもそうなると葉はどうしたんだという疑問は残りますが。

そうだ、葉だ。あれれれれ?見間違いか?不安になってきたわ。

次回もう一度チェックだな。

 

 

おなじみのキリの木。

 

 

レンギョウとキタコブシ。

桜も遅いですけど、コブシも遅かったなぁ。タンポポも遅かったし。

でも、みんな遅いけどやってきた。

次回はもっと桜色の小路になっていることでしょう。


男山自然公園 カタクリ ザゼンソウ

2013-05-13 23:37:37 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

母の日はいいもんだ(笑)。

母の日特別サービスとして、娘が男山自然公園までカタクリの群落を観に連れて行ってくれました。

 

 

空模様がはっきりせず降ったりやんだり。

本降りになったら来年にしよう(この日が最終日)と話し合っていたのですが、

ちょい降りキープのまま現地に到着。

と、その前に、入口の手前に封鎖されているトンネルを見つけ、車を止めてもらう。

 

 

娘も慣れたもので、普通に待っていてくれる(笑)。

 

 

 

到着。

いやぁ、呆れるほど「すごいっ」の連呼でした。

何がすごいって、想像以上のカタクリ&エゾエンゴサクが一面に絨毯になっている。

(私の感覚のでいうところの一面が百面以上あった)

ただ…。予想はしていたのですが、カタクリの花が閉じていた…。

でも、それでも、圧倒的な花の量にただただ感嘆。

 

 

 

 

800メートルの遊歩道の両側にびっちりカタクリやエゾエンゴサクが切れ間なく咲いていて、

斜面が見事に青と赤紫のグラデになっている。

デジカメ&スマホで何枚も写したんだけど、少し離れると色が鮮明に出なくてね。悔しいわ。

ちなみに、このとき娘はおおばばさまのマネをして、

「ソノモノ、アオキコロモヲマトイテ、コンジキノノニオリタツベシ…」と太い声でぶつぶつ言っていた。

先日の三角山でも書きましたが、このセリフがぽんと出てくるところは血筋でしょか。

 

 

オオバナノエンレイソウ。残念。

 

 

エンレイソウ

 

 

白のエゾエンゴサク発見。中央のね。

手前はキクザキイチゲ。

ニリンソウは蕾。フクジュソウは終わりに近かった。

あと、ナニワズも咲いていた。キバナノアマナは蕾。

「あそこの変なの何?」と娘。

「あれはヨブスマソウ」

「あなた、なんでそんなのまで知ってるのっ!」

たしかにヨブスマソウとぽんと答えられる人間は、娘のまわりにはいないかも(笑)。

 

それと、とっても嬉しかったのが、遊歩道の途中の木の根元に、

先日の福井堰堤で見つけた「むむっ」によく似た葉を見つけ、

やっぱりこれはヒメザゼンソウの葉なのかなぁとしげしげと観ていたら。

あら、あらららら。

 

 

ザゼンソウだ!上から見ているとリーゼントが葉に重なってよく見えなかったのよね。

ザゼンソウを観た!わぁ。これは嬉しい。

ちなみに先日の福井堰堤の「むむっ」は、

 

 

これ。いやぁ、期待感みっちみち。

遊歩道の最後のほうにザゼンソウとミズバショウの咲いているところがあり、

そこでも写したけれど、これは遠かった。

 

 地面からずごっと顔を出している赤紫が写っています。

手前はバイケイソウでしょね。

 

 

すごい。この状態で土から出てくるんだ。

 

 

ちなみにザゼンソウは娘に全然ウケず、私ひとりできゃあきゃあ興奮してました。

 

 

 

ミズバショウ

 

 

ぎりぎりエゾノリュウキンカ

あ、今見ていて気がついたのですが、手前に写っている葉、血管みたいだ。なんの葉なんだろ。

 

 

親切だ。

 

冒頭に「今日が最終日」と書きましたが、ここ男山自然公園は4月中旬~5月中旬までの開園で、

昨日5月12日は2013年の最終日でした。

で、男山といえば、男山。

 

 

売店がちゃんとありました(笑)。

今回は雨に濡れたカタクリで、それはそれで趣があったけど、

お日様の下で一斉に開いている姿も圧倒的な迫力だろうな。

来年は旭山動物園とセットで要求してみましょか。即、却下されそう(笑)。


カッパとZAQ

2013-05-11 22:50:50 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

ゴールデンウィークは仕事で帰省できなかった娘が、昨日の朝帰ってきました。

昨日は午後から札駅へ。

あまり成果がなかったので、今日は発寒のイオンに出かけてきたのですが。

 

 

 

変なテーブルがひとつ混ざっているっ。

 いや、あれは、

 

カッパだわ。

 

カッパ人気!

 

カッパやっぱ人気!

 

このあとしばらく経ってから1階へ行ったのですが、

「もうカッパいないよねー」、「カッパにも休みが必要だよねー」なんて話してたら、

 

 

 

いたっ(笑)。

おたる運がっぱだそうだ。

ちびっこに負けず記念撮影。

その先に現れたのが、

 

ZAQ。中に人がはいっているのか、単なる膨らませものなのかわからず。おそらく後者。

 

 

ちびっこVS元ちびっこ。

いやぁ、歩いた歩いた、今までで一番発寒イオンを制覇した気がする。

なんってったって、

 

 

ゲーセンにまで進出してきたし(笑)。

いやぁ、取れなかったぁ(笑)。私ゲーセンなんて10年以上入ったことなかったぞ(笑)。

そう、発寒イオンに無印がはいっていて驚きだったな。

モンベルはそのぶん面積狭くなってたし。意外と楽しいのね、発寒イオンって。

今度ひとりでぷらぷらしに来よう。

それから、スケッチャーズ Go Walk を母の日のプレゼントに買ってくれた。

履いてびっくりの履き心地。

どんどん華奢な靴から遠ざかってゆきます…。


福井堰堤へ

2013-05-10 23:27:27 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

昨日、今年初の外走りで福井堰堤までミズバショウを観に行ってきました。

ひょっとしたら、どこがこれミズバショウ?といいいたくなるよな、

巨大なホウレンソウになっているのではと、裏返しの期待と不安を抱えながら琴似発寒川に到着。

 

 

 

午後3時過ぎ。

午前中はぽかぽか暖かだったのに、私が着いたころは風がやたらと強い。

川沿いのサイクリングロードを走り、途中にある山子橋を渡り、左股川に移動。

そこからまた川に沿って走る。

往きはずっと緩い上りとなっています。

 

 

 

到着、左股川緑地。

さぁ、いざ、ミズバショウ。

ぜぇぜぇいいながら進んで行くと。

 

 

やった!巨大化ほうれんそうになる前のミズバショウにあえた。

 

 

満足。ずっと気になっていたけど、あの連日の寒さと悪天候で、ここまで走る気にはなれなくてね。

きっともう、お花の時期は終わっちゃったんだろうなと半分あきらめていたんです。

 

 

 

ニリンソウ。今日はもっと開いているでしょう。

 

 

 

オオウバユリ。

 

 

ぬぬっ。

 

 

むむむむむっ!

去年だったけ?前にもここで見つけていて、その後確認とれなかったんだよな。

今年はどうでしょか。

 

 

 

この階段は絶対怖い。いやだ。

 

 

どどどどどどーっ。

 

 

ごごごごごーっ。

 

帰りは止まって写して、走って、写しての繰り返し。

 

 

音をお伝えできないのが残念です。

 

 

 

なんだか白いものを発見。

ズーム。

 

水没しそうなミズバショウ。こんなところに咲いていた。

 

あと、この時期このコースの楽しみといえば、

 

沿道応援のキバナノアマナ。手~振ってるでしょ(笑)。

 

 

 

かなり悪人ヅラまむし。この看板は数か所設置してあるので、いるんでしょかね。

ここいら辺の緩斜面好きなんだけど、こう看板があると、ここで暢気に読書は危険か?

 

 

 

平和に抜けるコースもよく利用しますが、こっちの福井コースものんびりしていて好きです。

 

 

往きは約3.2キロ。

帰りは家まで走って帰ったので、トータルすると8キロ弱。

 

 

そうだ、例のスパイベルト!

スパイベルト ラージを買って入れてみた

試してきました。実践、実践。

この日、中に入れたのは、携帯(アイフォン4S)、鍵、小銭入れ、300mlのチアパック。タオル地のハンカチ。

スタート地点までの歩きでは、この内容物でも揺れは邪魔にならず。

ところが、走り始めると、揺れる揺れる、ずごんずごん動いて邪魔。

チアパックを抜き走ってみると、さっきのような揺れは感じず。

…。飲み物を入れて走りたくて買ったのに、やっぱりチアパックを片手に握り走ることに。

う~ん。やりかたがまずかったのかなぁ。飲み物問題を除いては、なかなか便利かなとは思いました。


17ページ 6行目 53

2013-05-09 23:16:16 | 

 

あぁ、調べものをしているうちに脇道にそれ、深みにはまり、こんな時間になってしまいました。

今日はものすごく疲れています。

だってね、ほら、この待ちに待ったあたたかな日差しに、今年初の外走りをしてきて、

思いのほかへばっております。

内走り(屋内ね)は週に数回続けてたんだけど、

やっぱり外のアップダウンや風(今日も強く向かい風だった)にはかないません。

あぁ、ごっきごきだわ。

詳細は明日。

 

毎月9のつく日にこのシリーズを開催しています。

17ページの6行目をアタマからまるまる書き写しています。

アタマから書き写しているだけなので、意味が通らなかったり、途中で切れていたり。

また、文章がないのは、空行だったり、地図や写真だと考えてください。

あとは紹介にも感想にもならぬ雑文です。

 

 

 

 64/横山秀夫

る。それまで刑事部は、部長や課長の裁量でダイレクトに報道をコントロールしていたし、下は下で

 

 

 

 ひっ/戌井昭人

 ひっさんは客でやってくる音楽プロデューサーや芸能関係者に作曲能力を見出される

 

 

 

 ひとくちの甘能/酒井順子

 世の中にこんな団子があったのか、と陶然とする私に、「どうよ?」

 

 

 

 作家の放課後/「yomyom」編集部編

が強い吉原は、意外な程最近まで公の場所として続いていたのだと、改めて感

 

 

 

 生きるとは、自分の物語をつくること/小川洋子・河合隼雄

かもね。

 

 

 

 

レンズが撮らえた幕末明治の女たち/小沢健志監修

 

 

 

 石の猿/ジェフリー・ディーバー 池田真紀子訳

 この一週間というもの、いまこの部屋にいるメンバー

 

 

 

 図説 不潔の歴史/キャスリン・アシェンバーグ 鎌田彷月訳

 

 

 

 ダ・ヴィンチ 2013年04月号

 

 

 

 

2013年本屋大賞2位に選ばれた64、これを読むのは正直大変でした。

刑事部・警務部・広報・本庁・キャリアとか、こういう言葉がばんばん出てきても、そもそも警察組織自体詳しくないし、

さらに役職や人物が多々でてくると、もうひぃーひぃーのあっぷあっぷ。

だからと言って、決してつまらない本ではなく、今読んだのが予習で、

きっと再読したらうまい具合に把握してもっと深く読み進められるんじゃないかなと。

って、私の後ろに1000人以上待っているので、再読せずに返却しますが。

 

意外と読みやすかったのが芥川賞候補だった(借りてから知った)戌井さんの「ひっ」

 

酒井さんは、さすがに甘いものの話だけあって、あまり辛辣に攻めてこなかったかな(笑)。

でね、この本の中ででてきたソフトクリーム。

 

これよ、この写真。私こんなソフトクリームみたことがない!初めてみましたわ、段ミックス!

私はミックスソフト派です。あれば必ずミックスを注文。ただ、あまりないのよね、夕張メロンに崩された?

そう、それで、生まれてから今日まで、ミックスといえば縦に2色が一緒にぐ~るぐるオンリー。

これって段よね、すごいわこの発想、見た目も麗しいし、はて、これはサーティーワンのソフトバージョン?

あぁ、食べてみたい。上の段、中の段、下から三段大胆に舐め上げる。

どこかで(北海道で)こういうのやっているお店をご存じのかたいらっしゃいましたら、ご一報願います。

 

作家の放課後は、かれこれ一年近くかかって読み終えたかな。

22人の作家さんのエッセイアンソロジーで、初読み作家さん用にいいかなと思い買ったわけですが、

結局、森見さんと万城目さんがやっぱり面白かった。これは個人的な好みが反映してるんでしょか。

万城目さんの基底部から天井方向には不滅の言葉です。

 

 

河合隼雄氏が倒れられる直前に実現し、そして途中で最期となってしまった対談集。

小川さんも河合さんも心の奥底にある物語というものをとても大切にしていて、そのことを語っている。

村上さん(村上春樹氏)と河合さんとの対談も本になってるのよね。

 こっちも読んでみたいなと。

 

石の猿は、いやぁ、面白かったです、はい。

私が慣れてきたのか、それとも作品自体がやさしめだったのか、今回は解りやすかった。

捜査はぬかりなく。だが背後の用心もぬかりなく。

 

 

レンズが撮らえた幕末明治の女たち/小沢健志監修

これは個人的に面白い本でした。

顔、顔、顔、顔。昔(100年ほどですが)の日本人ってこんな顔していたんだと感嘆。

今から見ても、きれいだなと思える人や、???の人も多々。まぁそれが時代ってものなんでしょけど、

一様にみな姿勢が悪く、4頭身5頭身。ひしゃげて座ってる。

あ、八つ墓村の双子の老姉妹のような座り方みたいだなと浮かんだけど、若くてもあんな感じで座って写っている。

幕末期の日本人女性は二十歳で140センチそこそこ、猪首、猫背、内股、くねった脚つきが一般像だったそうな。

顔はデカいし肩はない。

いやぁ、現代日本女性はものすごく進化というか体型も顔つきも姿勢も変わったんだなぁと、

ページをめくるたび思いますから。

で、綺麗な人は本当、今見ても綺麗でため息が出そうになります。

あれ?たまたまかもしれませんが、筋肉質的な女性はいないかも。

胸は薄く、体全体が、掴めば指がめり込みそうな皮下脂肪に覆われている。

なんといっても髪形がいい。

時代劇といえばカツラに慣れちゃってるけど、この本は地毛の世界ですから、全然違って実に美しい。

NHKのタイムスクープハンターの衣装や髪形が好きだったんですけど、あれも地毛だった。

表紙の女性は外務大臣陸奥宗光夫人の陸奥亮子さん。

 いやぁ、なんだか熱めに語ってしまったのでおまけというか、宣伝に少し。

 

  

さて、この女性は誰かご存じでしょか。

大河ドラマのヒロイン、新島八重さんの帯刀姿です。

 

こちらは大久保利通夫人の満寿子さん。

着物の着方がなんだかすごい。

見比べると八重さんは姿勢もいいし体格もかなりしっかりしている。

八重さんは異例でしょね、きっと。 

 

 

このかたは初めて知ったのですが、野中千代子さんといい、

厳寒の冬の富士山頂で、初めて夫・野中至(到)とともに気象観測を行った女性。

千代子さんは『芙蓉日記』という観測日記を書き残し、後年それをもとに新田次郎さんが『芙蓉の人』を書いたそうな。

いやぁ、毎日寒い寒い言ってますけど、千代子さんがおかれた寒さと比べたら、

いやぁ、申し訳ないというか、この本読んでみたいと思いましたわ。

こうやって、どんどん枝分かれ&派生してゆくのよね。

 

 

不潔の歴史は、不潔というより衛生の歴史でしょか。

訳のせいなのか、原文もそうなのか、とにかく読み難くい読み難い。半分は飛ばしたな。

図説というわりには絵や写真が少なく、それもまたつまらないかったひとつでしょか。

時代や国によっては、皮膚表面から悪い病気(ペストなど)が入り込むと信じられ、

お風呂も洗顔も頭を洗うことも一切避けていた時期があり、それがもう半端じゃなくてね。

せいぜい洗って指先だけとか、髪は粉をまぶし、櫛で梳いていたとか。うぉぉぉぉ。

凄まじい悪臭と垢と汚れの中でも子孫は繁栄していたんだな。

まぁ、これもその時代に産まれていたらそれが当たり前のことだったんでしょうけどね。ぶるるるる。

 

以上、53回目にもなってしまった17ページシリーズでした。


三角山

2013-05-08 22:11:11 | 三角山

 

お日様が出ていたので、三角山に行ってきました。

…って、お日様出ていても風強すぎ。

この寒さ&日照時間の少なさにも負けず、じわっじわと成長していました。

では、言葉少なに進めます。

 

といいつつ、書く(笑)。

なんといってもキバナノアマナ。(ちゃん)がないとむずむずするな(笑)。

 

 

 

私の好きな三角山の花の上位にランキングされております。

 

 

 

 

マイヅルソウも早いものでは蕾がついていました。

 

 

 

キクザキイチゲに、

 

 

ヒメイチゲ。

 

 

 

 

きっとクルマユリ。

 

 

ツクバネソウかクルマバツクバネソウ。

 

 

二シキゴロモ。

毎年のことながら、このニシキゴロモの名前を思い出すのに必ず、

風の谷のナウシカのおおばばさまのあのセリフ、

「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし」が出てくるのよね。

ぶつぶつぶつぶつこのセリフをアタマの中で何度もリピートして、まずはハゴロモソウとなり、

いや、違う、コロモがつく名前、 ニシキゴロモであってるか?と歩きながら記憶をよみがえらせる(笑)。

今年もなんとかニシキゴロモと言葉が出てきたところで、ヒデさんとばったり。

「その者蒼き衣を纏いて…」と言わずにちゃんとニシキゴロモと言葉が出てきて、内心ほっとしたのでした。

 

 

 

やっぱりこれはレンプクソウでしょ。楽しみ楽しみ。

 

 

やっと、たった一枚だけきれいに写っていたツノハシバミ。

や~、粘った粘った粘って良かった(笑)。

 

 

 

 

 

ニリンソウ

 

 

 

フッキソウ

 

 

 

 

ナニワズ

 

 

フクジュソウ

 

 

 

 

エゾエンゴサク  

 

 

細い。

 

 

 

残雪。

あ、下のほうはぐちょぐちょ多々ありでした。

かなり水々しいのでご注意を。

 

 

この標識は知らなかった…。しばらく来てなかったもんな…。

 

 

 

ぼけて悔しい…。

 

 

 

わはははは。私だけが知っている(笑)。

きっとね、これね、ウグイスだと思うのよ。

お茶っ葉(煎茶)色というか、考えたら、うぐいす餅の色にそっくりなのね(笑)。

 

いやー、長いわ。

 

今日の最後を飾るのは、エンレイソウ。

 ちょっと変わったのを見つけました。

 

 

ひとつだけ、ちょっと変。

こ、これは防寒対策か?なんだかちくわパンのようになっている。

 

いやぁ、きっと成長の過程でなにかがあって葉が開かなかったのかも知れないけれど、

こう連日低温続きだと、葉に包まって寒さから身を守っているように見えてしまいます。

ちゃんと花を咲かせているところがエラいし。

あ、その者蒼き衣を纏いてっぽいか(笑)。

 以上、長々と今日の三角山でした。


ラルズ古本市

2013-05-07 23:48:48 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

久しぶりにお日様が出ていて、「ああ、なんだかぽかぽかしていそう」と外に出たら。

どこがぽかぽかなんじゃ。ぽかぽかどころか風が強く冷たく手がかじかむ。凍える寒さだわ。

凍える寒さだけれど。

 

 

チューリップ、発見。

痩せて弱弱しい姿だけれど、赤よ、赤い花が咲きかけている。

 

その先に、あ、あれは、あの黄色はタンポポでないかい?

 

 

ズーム。

 

いやぁ、この連日の寒さだけど、やっぱり咲くんだ。

たんぽぽなんて例年だと珍しくもないんだけれど、こう寒くて桜もまだだと、

鮮やかな黄色になんだかほっとしてしまいます。

そのうちただのたんぽぽになってしまうのですが。ひらがなだらけだわ。

 

 

さて。ラルズ古本市に一昨日行ってきました。

 

狸小路とか、ラルズって独特の空気があります。

今回時間はたっぷりあったのに、あの大量の古本を前に舞い上がった(笑)。

見落とした本はかなりあったことだと思います。

棚ではなく、テーブルの上に本の背表紙が見えるように並べてあると、立ててあるというか、

本を探すのにずっと下を向きっぱなしになるんです。

首は痛いしアタマは重いし肩がコゴリゴリ。吐き気までしてきまいたわ。

収穫はというと。

 

8冊で1010円でした。最後に3冊諦めて戻したし。

まだちょっとひっかかる本があったんだよな。どうしよう。もう一度行った方がすっきりするのか。

って、前回行って買った本もまだ読み終えてないのに、でも積む人ってみなこんな感じよね?

って同意を求めてどうするなんですけど。あるあるよね。

最終日は14日です。さ、どうしよう(笑)。


早咲木

2013-05-06 22:48:48 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

ただの当て字で恐縮です。

今日のおでかけの帰り道、道の前方に、ぽやっとピンクの色合いが。

 

 

こ、これは。

 

梅?桃?桜?杏?

う~~ん、わからん。わからないけど、やっぱり寒くても少しずつ前進してるんだ。

梅桃桜の違いを調べてはみたけれど、どうもぴんとこない。

桜ではなさそうかな。

桜といえば…。

先日「枕詞」と紙にメモをしようとしたら。

書けないのよ、書けん書けん。

杭だった机だったり杖だったり。おまけに「詞」ではなく「言葉」が出てくるし。

杭言葉と書いて、違う、何かが違う、なんて私ってバカなんだとあっけにとられてしまった。

桜は書けるんですけどねー、枕は、これは難しいぞ(笑)。

試しにどうぞ。  って、普通は書けるか…。


傾木

2013-05-05 22:46:46 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

「またやるんでないかい?」と、良くも悪くも微妙な期待を抱いてクリックされた方、数名いるかな(笑)。

はい、またやります。

食いつ木、頭突木(ずつき)ときて、今日は傾木。かたむきと読んでください。

 

 

そのものずばりなネーミングでした。でもこの傾き、すごいでしょ。

後ろの壁にある配管?パイプ?がまっすぐですから、いかに傾いているかわかりやすい。

あ、あれだわ、マイケル・ジャクソンのあれ、ゼログラビティ

直立不動で斜め前に倒れるやつに似ているかも。

で、倒れそうなのかというと、それは違っていて、もう何年も前からこのような角度で立ってます。

ここでけ強風スポットってなわけでもない。

あ、これも去年の5月の撮影です。

でね、傾き自慢の木と言えば。美瑛の丘にある哲学の木が有名です。

首を傾げて何か考えているようだから、この名前がついたそうですが。

 

 

これは2009年5月に行ったとき写した哲学の木。

傾き度は絶対勝っているとおもうのですが、哲学度、瞑想度、景観度では負けてるか(笑)。

 

 

木ではないですが。

 

ピントがずれちゃってますが、今日咲いていました。

 

あ、それと、一昨日の食いつ木の別の写真が出てきたので載せます。

 

 

今日も観てきたのですが、この隙間の幅は40センチあるかないかでした。


頭突木 

2013-05-04 23:02:02 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

ずつきと読んでください。

【頭突き】 格闘技で、頭を低くして相手の胸などに強く突き当たること。 新選国語辞典第七版より

余計な話ですが、【頭突き】の前の言葉は【すっかり】、後ろの言葉はなんと【すっきり】となっている!

すっかり─頭突き─すっきり となるんだ。

さらにおかしいのは、【すっかり】の前の言葉。なんだと思います?【すっからかん】

あ、今辞書見てるんだけど、この【すっ○○】の並びがなかなか面白いかも。

興味のある人は読んで見てください。興味のない人はすっ飛ばしてください。

すっからかん─すっかり─ずつき─すっきり─ズック─すっくと─ずっこける─ずっしり─すったもんだ─すってんころりと─すってんてん─すっと─ずっと─すっとぶ─すっとんきょう─すっぱ─すっぱい─すっぱだか─すっぱぬく─すっぱり─すっぽかす─すっぽぬける─すっぽり─すっぽん─すっぽんぽん

 

いやぁ、頭突きなんて辞書ひかなければよかった(笑)。

 

こちらは頭突木です。

 

 

おお、ぶつかってるって。

去年撮影ですが、頭詰まってます。

ちょっと考えたらわかることだと思うけど、意外と「大きくなってつっかえた」木を見かけます。

 

 

数年先にど突かれますぜなんて説明してあったんでしょかね。

この二枚、特に下のこのライラック、この先どうなるんでしょ。

私が気にしても仕方がないのですが…。


食いつ木

2013-05-03 23:03:03 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

あー、タイトル浮かばなくて困る困る。

考えに考えてこれって、時間の無駄でしかなかったんでしょか。

 

さて。

ほぼ一年前の5月に写した写真なのですが。

いつもの如くぷらぷら歩いていたら、見つけてしまった。

 

 

え?どうなってるんだ?くいこんでるのか?

生育場所を説明しますと、白い網は大型店のフェンス、

背後の薄茶色の壁は隣接する建物、その隙間1メートルもない場所です。

 

 

 

交通量も人通りも多くて、逃げ腰で写した。奥の木になります。

ね、芽を出す場所がたまたまここだったわけで、大きくなるにつれ、網を押し除け倒すのではなく、

食べる?くいこむ?飲み込む?巻き込む?そんなふうに育ったんでしょね。

 

 

 

なかなか哲学的な顔してるでしょ。吹き出しつけるなら、『はむっ』でしょか。

夏場の写真も撮っていたのですが、見つけられず。

青々と葉を繁らせる姿は、とてもこんな環境下で育っているとは思えずでした。

 

あれから一年、食いつくニワウルシ(シンジュ)はどう成長したか。

 

 

どうでしょ、気持ち太くなってる?背も伸びた?

え~、木って一年でどれぐらい成長するもんなんでしょね。

 

 

一年経っても逃げ腰撮影なのは変わらず。

この木の存在を両側の土地所有者は知っているのかいないのか。

この先のことを想像すると…。見つけたのも縁でしょね。見守って今年も過ごします。

 

余談ですが…。書いてて思い出しました。

学校のグラウンドのネットにもこういう食いこむ木の伐られた残りがあるのよね。

 

赤丸の中が、まるでネットをつかんで離さないでいるよな、じゃんけんのグー状の取り残された木の一部。

浮いてるというか、つながる枝はどこにもない。

…と書いていて、いったいどこ見て歩いているんでしょ、私って。


探してもでてこない

2013-05-02 22:48:48 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

寒いっ。どうしてこんなに寒い日が続くんだ。

今日なんて外を歩いててね、寒くて寒くてたまらなくて、

(しっかりヒートテックのババシャツ&ウルトラフリース&カーディガンを中に着てかなり防寒していたのによ)

コートの袖口に両手を入れ、なんだか中国人風にして歩いていたら、

向こうからきたおばちゃんも同じように袖に両手をつっこんでいた(笑)。おばさんの共通項だな。

 

さて、Tシャツが見当たりません。消えてしまいました。

数日前から探しているのに、見つけられません。

ナイキの、ドライの、おしゃれでもステキでもない、ごくごく普通のジムTシャツなんですけど、

意外とこの特徴のなさが気に入って愛用していたのですが。

お洗濯をして、干して、乾かして、たたんで、しまう。

おそらく、「たたんで」と「しまう」の間でなにかが起こってしまったのではと。

って、きっと別な引き出しとかほかの衣類に混ざってどこかに紛れ込んでるとおもうでしょ?

おもうのよ、おもうわよね、そこで考えられるすべての紛れ込みそうなところを何度もほじってみたけれど。

出てこないのよ。いったいどこにやったんだ?私は。

あー気になるっ。家の中にないのか?ええ?

 

 

 

V。もう少し。

 

 

ぽちぽち見かけるようになりました。

 

 

シデコブシかな。寒くても咲くんですねー。

明日は雪マークだし…。手袋用意でしょか。中国人風はちょっと恥ずかしいかも(笑)。かなりか?


こんなところに福寿草

2013-05-01 22:04:04 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

今日も寒かった。

予定では琴似発寒川河畔のサイクリングロードをひとっ走りしてくるつもりでいたのに、

(目指せ!錦水橋!その先は無理・笑)

寒いし雨はぽつぽつ降ってるし…。

そこまで頑張る気力ないので、本を取りに図書館まで行ってきました。

あ、「取りに」(予約していた本の受け取り)がメイン、もうあっぷあっぷしてるので、

「取りに」は3冊、ついでに「借りた」のは1冊、それもまた王宮写真本(笑)。

ほんと、眺めるだけで面白いです、このシリーズというか、この手の本は。

 

でね、タイトルとなったこんなところにですが。

ど根性大根とか、昔、ありましたよね、どうしてまたこんなところに生えたのかってのが。

歩いていると、そこまで過激ではありませんが、変なところから顔を出している植物に出合うことがあります。

 

 

 

 

上の二枚は高級お屋敷街の外壁の隙間というか、これはアクセントに空けてあるのでしょか、

水はけなのか、まぁそこらへんの詳しいことはわからないのですが、

なぜかその空いてる空間に絵画かオブジェのようにひっそり育っている。

数年前も写したことがあるのですが、そのときはシソ科、たしかヒメオドリコソウだった記憶が。

で、この2枚はまだ絵になっているというか、まだ納得できる範囲なのですが、

今日の図書館の帰り道に見つけた福寿草には驚いた。

 

 

 

白いのは塀、グレーは地面のコンクリートです。逆からだと、

 

 

こんなかんじ。

塀の穴から脱走しようとしているというか、新天地を求めて顔を出しているというか。

これ、タンポポだったら驚かないんですけどね、斬新なことに福寿草ですから。福逃げそう。

この道はたまに通る道だけど、いやぁ、今まで気がつかなかった。

個人的に応援だな、この福寿草は。