作者の池波正太郎氏。
「鬼平」ファンです。
いつの間にか、文庫本は全部揃ってしまいました。
何度も読み返しています。
物語自体が面白いのはもちろん、
文章の歯切れが良い。
これぞ和製ハードボイルド。
反面、全編を覆っているユーモラスな雰囲気。
目に見えるような当時の人々の日常生活。
人情あふれる逸話の数々。
主人公・長谷川平蔵の性格も、
その他の登場人物もみんな魅力的です。
描写がとても映像的なのも楽しい。
剣を合わせる場面では思わず手に汗握ります。
食べ物の描写には思わず食欲をそそられる。
テレビで長谷川平蔵を演じたのは、
松本幸四郎、丹波哲郎、萬屋錦之介、中村吉右衛門ら
錚々たる面々。
ぼくは最近のシリーズしか知らないけれど、
吉右衛門の平蔵をはじめ、
尾美としのりの「木村忠吾」、梶芽以子の「おまさ」
江戸家猫八の「彦十」など、
ぼくのイメージに近い配役ばかりでした。
中村吉右衛門(シリーズ四代目・長谷川平蔵)
ぼくはこれからも、
おりに触れてはこの本を読み返すでしょう。
長谷川平蔵は、実在の盗賊改方長官です。
やはりなかなかの人物だったそうですね。
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杏さんのブログから、遊びに来ました♪ヨロシクお願いします!
日記にコメント有難うございました!
MINAGIさんは、鬼平のファンですか。なかなかシブい!私は、小説は未読なのですが、テレビシリーズは見ていました。他の時代劇とは一線をひいた設定と、人物に魅力があり、面白かったです。中村吉右衛門の、長谷川平蔵好きです カッコイイですよ、やはり。エンディングのジプシーキングスの哀愁あるギターの音楽も好きです。
池波さんの小説は、私の父が持っていそうだな・・・今度探してみよう。
また、遊びに来ます♪
早速来て下さったんですね。どうもありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします
>他の時代劇とは一線をひいた設定
そうですよね。「江戸時代の空気」がどんどんなくなっている最近の時代劇ですが、「鬼平」は違ってましたもの。
池波作品、文体とかテンポの良さがぼくにはとても読み易かったです。
記事が関係なくなってしまいましたが、よろしければ「堕天使バトン」、ぜひぜひ宜しくお願い致します!
了解いたしました。
あ、そうか、もしかして!「指名を受ける」からキャバクラバトンなのかもしれない
鬼平犯科帳の劇場版観ました。
すごくおもしろかったです
長谷川平蔵って実在したんですか!てっきり架空だと思ってました。
劇場版の存在、ウカツにも知らなかった…
吉右衛門の鬼平、好きなんですよ。コワイけどとっても信頼できる上司、って感じかな。(忠吾もナツイてるもんね)
平蔵は、実在の火盗改メ長官で、キャラクターは池波氏によって作られた部分が大きいそうですが、実際も、実務にすぐれた名長官だったそうですよ。