ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

自分は地球にとって有益にも有害にもなれる

2021年09月04日 | 価値観

【Live Information】



この地球上で、われわれ人間は、自分たちにとって暮らしにくい状況を改善あるいは克服してきました。
そのために、地球の状況を、人間が暮らしやすいように変えてきました。
住宅地が足りなければ山を切り拓き、やむなく有害なものを排出しながら人間にとって必要なものを生産し、病気が発生すれば病原菌を死滅させてきました。
われわれ人間が暮らしやすいように、です。


「災害級」という形容詞がそこかしこで見られる今日この頃。
われわれは、病原菌やウイルスによって危機にさらされると、薬を作ってその病原菌やウイルスを死滅させようとします。
では、人間の存在が地球にとって「有害な病原菌やウイルス」に類するものだとしたら。。。
地球が人間を「有害な存在」と認識して、人間がするように「有害な存在を駆逐」しようとしたら。。。


子供のころと比べて明らかに変わってきている天候。
酷暑、異常な豪雨。
水害が起こると、「ずさんな工事による人災」とか「教訓が生かされていない」とかメディアはにぎやかですが、結局人間のしたことが気象の変化をもたらして人間に返ってきているだけなのでは。。。
つまり、生態系や環境を破壊されている今の地球にとって、それが当たり前の活動なのかもしれません。


人間が大騒ぎしているいろんなウイルスは、地球が、人間がやっているように「自身にとっての有害なウイルスである人間」を駆除してわが身を守ろうとしているだけなのかもしれない、と思ったりします。


少しは環境問題を意識しよう、と思って、洗い物をする時はなんでもかんでもシンクに流さず、水道の蛇口をひねるのも最少限にしたり、と小さなことですが気をつけるようにしています。
真夏にクーラーは必要ですが、室温を下げるために室外機からは温風が出つづけるのも環境にやさしくない、と思って試しにクーラーを止めてみましたが、あまりの暑さに5分ももたない。
もうエコどころじゃなくて、クーラーの節約すらできない状況に来ているんですね。
地球の気温が上昇してきており、極の氷もたいへんな量が溶け出しているといいます。
もしかして取り返しのつかない状況がやって来つつあるのでは、とちょっと心配です。
少しでいいから、自分のできる範囲で「エコ」を意識していこうと思います。

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