キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

ハッピー・サマー・ウエディング

2013-07-15 13:53:23 | 人生
              

              娘の友人が横浜の崎陽軒で結婚式を挙げられました。

              内輪のとてもアトホームなお式だったようです。

              写真で拝見したスレンダーな花嫁のウエィディング

              ドレス姿がそれはきれいでした。

              

              色々引出物を頂いて来ましたが、これは薔薇の花のマグネット。

              

              こんな可愛い、塩コショウ入れも。

              崎陽軒といえば、ウエディングケーキならぬ、ウエディング・

              ジャンボシューマイ入刀が名物です。大きなシューマイに

              ナイフを入れると、中から小さいシューマイがたくさんコロ

              コロコロ。いいアイデアですね。 末永く仲良くお幸せに
              
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定めの年に祝杯を

2013-01-26 11:30:25 | 人生
            

            夫がこの度めでたく定年となりました。

            綺麗なブーケをもらって帰って来ました。

            

            もうこれからは、晴れた夕空の下、なっちゃんと夕方の散歩に行け

            ますね。皆勤賞だった人が、ずっと家にいることになる気持ちって

            どんなものか私にはよくわかりませんが。

            「定めの年に祝杯を」なんていう定年を祝す歌があります。

               いつの日か変わりゆく人生を 変わらずに生きてきた

               ちょっと平凡だけど

               苦しみや厳しさや悲しみを乗り越えた今だから

               少し やさしくなれた

               さらば友よ いとしき日よ 定めの年に祝杯を

               さらば友よ 恋しき日よ 定めの年に祝杯を 

               定めの年に祝杯を             
                        神戸孝夫作詞・作曲 「定めの年に祝杯を」より

            この今歌詞はちょっときれいごとっぽいけど、そんな感じかな?

            

                 

            これからは、生まれた時から定年状態で、一日ぐうたらしている

            なっちゃんと、いっぱい散歩や旅行に行けそうです。
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生き急いだ人

2013-01-23 13:59:21 | 人生
            

           冬枯れの枝に、咲き残った薔薇の花がひとつ、ふたつ。先日の大雪にも

           負けなかったようです。老残なんていう言葉もあるけれど、厳しい風雪に

           耐えて長く生きながらえるのもすばらしいと思わせてくれる、仄かなピンク

           の薔薇です。長生きもひとつの才能という言葉があります。晩年に至る

           まで恋愛し、創作意欲も衰えなかったゲーテなどに当てはまる言葉でし

           ょう。凡人が、うまく年をとることは難しいと感じ始めているこの頃です。

THERE IS MORE CLASSIFIED THAN UNCLASSIFIED INFORMATION IN THE USA!
AARON SWARTZ
メーカー情報なし

          それに対して、「死に急ぐ」なんて言葉があります。「生き急ぐ」と言った

          ほうが当たっているでしょうか。この間、新聞でアーロン・シュワルツとい

          う26才の若者が自殺したという記事を読みました。14才でRSSの制作に

          貢献し、インターネット界の天才と言われた人だったようです。こうやって

          ブログなんか気楽に書けるのも彼のような人のおかげなのでしょう。学術

          文書を盗んだとかで訴えられて参っていたらしいですが。痛ましいことで

          す。まさに「生き急いだ」感があります。ご両親は無念でしょうね。

明るいほうへ―金子みすゞ童謡集 (JULAの童謡集シリーズ)
高畠純
JULA出版局

         金子みすゞも26才で自殺しました。彼女の場合は生きているのに耐えられな

         くなったように思えます。たくさんの美しい童謡と一人娘を残して。どうしても

         生きていられなかったのでしょうね。すばらしい才能がありながら、夫に、とい

         うより時代に恵まれなかった。悲しい短い生涯です。彼女自身の詩にあるよ

         うに、どうにかして明るい方へ行こうとしたのに叶わなかったのでしょうね。

            明るい方へ

            明るい方へ。

            一つの葉でも

            陽の洩るとこへ。

            やぶかげの草は。

            明るい方へ

            明るい方へ。           金子みすゞ「明るい方へ」より  
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Happy Birthday!

2012-12-18 10:17:20 | 人生
           

            毎年この時期になると小さい葉牡丹を買うのが恒例になりました。

            キャベツみたいで、きれいな花というわけではない葉牡丹ですが、

            なんだかかわいいんですよね。大きいの、小さいの、色の濃いの、

            薄いの、色々あります。 牡丹や薔薇のように美しい人と言うと、

            華やかな美人を思い浮かべますが、葉牡丹のような人なんて言

            われると、うれしいか、うれしくないか?庶民的ではありますね。

            花言葉は「慈愛」「利益」「物事に動じない」、やはり現実的です。

                

          この時期の花はやはりシクラメンですね。娘からの誕生日プレゼント。

          小ぶりだけれど、しっかりした鮮やかな花がたくさんついています。

                

          もう一鉢サクラソウの可愛い鉢もプレゼントしてくれました。英語では

          primrose. お花屋さんで売られている時の名前はプリムラです。日本

          語のサクラソウのイメージからピンクを連想しますが、これは薄い紫。

          ちょっと変わった色。可憐な風情です。蕾がどんどん開くのが楽しみ!

          花言葉は「希望」。私には今一番うれしい言葉。
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It is what it is.

2012-12-13 10:19:18 | 人生
          

          自覚症状も殆ど無く、不意打ちを食らった感じの病気で入院、手術。

          慌ただしくも不安な数日を過ごして、なんとか無事帰還しました。

          ほとんど誰にも知らせなかったのだけれど、たまたま知った友人は

          わざわざきれいなお花を届けてくれました。お花は心を和ませてくれ

          ます。ありがとう。

          

          大きな病院の8階で、外界の寒さも知らず、6日間過ごしました。

          もっとも、入院中に起きたかなり大きな地震の時は、8階ゆえか

          かなり揺れてちょっと怖い経験でしたが。

          

          日頃元気一杯なので、この病気は信じがたい気持ちでしたが、まあ、

          人生はそんなもの、しょうがないさThat's the way it is. イギリス人を

          怒らせる(らしい)新しいアメリカ英語で言えばIt is what it is.といった

          ところでしょうか。この表現、WOWOWプライムの「トップ・シェフ」と

          いうアメリカのシェフたちが腕を競い合う番組で知りました。これ、

          相当面白いです。みんな年齢性別に関係なく、とことん自己主張し、

          とことん相手を非難し合います。そして最後には何もなかったように

          仲直りする。日本人にはちょっと理解できない感覚で、はまります。

          

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吉野の里に生きて

2012-11-28 09:59:06 | 人生
           

           90年間吉野の里に生きて、母が逝きました。温かい、賢い人でした。

           人々に慕われ愛される幸せな人生だったと思います。

           

           杉山に積もる雪を、90回見て、

           

           満開の桜を見て、

           

           2年前に行った武相荘では、白洲正子の書斎に座り、小さな窓から

           見える赤い椿を共に眺めました。

               生きることは一と筋がよし寒椿        五所平之助
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100万回生きた猫

2012-04-22 14:09:40 | 人生
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))
佐野 洋子
講談社

        文字通り殺しても死ないように見えるふてぶてしいこの猫は、百万回生き返

        りました。一年に一度死んでも百万年かかったことになります。王さま、泥

        棒、女の子、そのほかいろいろな飼い主が、猫が死ぬ度にそれはそれは悲し

        みました。でも猫はちっとも悲しくありません。どの飼い主も大きらいだった

        からです。猫は自分だけが好きでした。でもある時、野良猫になった猫は一

        匹の白猫に出会います。初めて自分以外のものを好きになった猫は、白猫が

        死ぬと悲しみの余り自分も死んでしまいました。そしてもう二度と生き返る

        ことはありませんでした。

        

        お世辞にも愛嬌があるとは言えない獰猛そうな主人公の猫、自分以外は大嫌

        いな猫。絵本にはあまりないキャラクターです。絵もそうですが、文もビシビシ

        と固くて、時々絵本にある甘ったるい、子どもに迎合するような、または教訓

        的なところが微塵もありません。それでいて、白猫に向かって言う「そばにい

        ても いいかい?」という短い言葉に胸をつかれます。久しぶりに良い絵本に

        会えたと思ったら、この『100万回生きたねこ』とても有名な絵本なんですって

        ね。生きるということ、愛するということを、とことん突き詰めた絵本です。
シズコさん (新潮文庫)
佐野 洋子
新潮社


        この絵本の作者はエッセイストとしても有名な佐野洋子さんです。過酷な少女

        時代を送り、何人もの兄弟に死に別れた彼女の人生に、この絵本の厳しい美し

        さの原点があるようです。彼女が母親を回想するエッセイ『シズコさん』もまた、

        衝撃的です。四歳の時、母の手を握ろうとして振り払われたときから、母が大

        きらいだった洋子さん、自分の母が嫌いだということに負い目を感じ、認知症

        になった母に複雑な感情を抱きつつも、献身的につくして、ついには深い慈し

        みを感じるにいたる過程が、赤裸々にまたユーモラスに描かれています。洋子

        さんが100万回生きた猫と二重写しになります。
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2012-03-18 11:27:04 | 人生
           

           NHKの朝の連続テレビドラマ「カーネーション」で、ほっしゃん演じる

           岸和田の服飾業者北村と、主人公の糸子やその娘たちとのかけあい

           がとても面白くて、感心しながら見ていたのですが、今はもう北村

           も写真の中の人となっているので、そのしゃべりを聞けず、ドラマ

           を見ても少し物足りなく思っています。何が面白かったのかと考え

           てみると、彼のセリフの「間」なんですよね。絶妙!なんだかすごく

           面白いし、気持ちがいい。お笑いの間なのでしょうか?

           

           間は「ま」とも」「あいだ」とも読みますが、間が悪い、間が持たない、

           間違う、間延びする、間に合わせるなど、いろいろな熟語があります。

           話し方や音楽や、「絶妙の間」というのがあるようです。余裕があって

           余韻があるというか。英語だとinterval、space、periodなんかが「間」

           にあたるのでしょうが、日本語の「間」のような含蓄はない気がします。

ちくま哲学の森 5 詩と真実
鶴見 俊輔,森 毅,井上 ひさし,安野 光雅,池内 紀
筑摩書房
            
          ちくま哲学の森5の「詩と真実」というエッセイ集の中に武智鉄二の

          「間」という文章があります。主に三味線に関する音楽用語としての

          間について語っています。「時間(拍子)を、演劇的な第四次元空

          間と考えるならば、間は、さらにその先の、生理が精神の断面に食

          い込む瞬間であり、日本人だけが見つけ出した、第五次元の世界

          なのであった」何やら難しいですが、日本には独特の「間」の文化

          があるということでしょうか。ああ、なんだか間延びして、まどろっ

          こしいですね、この文章。
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追憶-The Way We Were

2011-11-16 16:41:41 | 人生
The Way We Were
Marvin Hamlisch
Sony Special Makets
         
     
                          

             Memories may be beautiful and yet
             What's too painful to remember
             We simply choose to forget

             思い出は美しい、でも
             思い出すのはとても辛いこと
             だからだれもが、ただ忘れようとする
                           追憶"The Way We Were"より

         「追憶」はバーブラ・ストレイザンドのこのしみじみとした曲が印象的な

         胸にしみる映画でした。考え方も生き方も違う男女が、それでも惹かれ

         あって、結局それぞれの道へと別れていく切ないお話でした。バーブラ

         扮するケイティーとロバート・レッドフォード扮するハベルが朝の海岸を

         散歩する場面、一時の幸福の向こうに未来の悲しみが予感される美し

         いシーンでした。まだ20代のころ、今は亡き友と見に行った映画です。

         彼女はその数年後、まだ30歳にもならないうちに、子宮外妊娠で亡く

         なりました。将来を嘱望された優秀な独文学者だったのに。だからこの

         The Way We wereという曲は大好きすが、上の歌詞にあるように、聴く

         度に辛い悲しい思い出が蘇ってくる歌です。でも、なぜかこの季節に

         なるとたまらなく聴きたくなります。秋の物悲しさが、過去の悲しい思

         い出に浸らせるのでしょうか。
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2011-08-17 10:34:33 | 人生
            

              例年は、あまり扇子など持ち歩かないのですが、今年はこ

              れとお茶を入れたペットボトルが必需品になっています。

            

                家でも扇風機をつけて、なおかつ団扇をパタパタ。

                

              窓辺には数年ぶりに風鈴も吊るしました。これがどうもな

              かなか難しい代物で、最初舌に細い短冊をつけていたの

              ですが、重さが足りないからか、ちょっとやそっとの風で

              は鳴らなくて、卓上カレンダーの6月の分を一枚そのまま

              付けてみたら、今度はチリンチリンと鳴るわ、鳴るわ、う

              るさくて。何事もほどほどというのは難しいものです。

            

              よく冷やした桃は、のどにも甘く冷たく、本当においしい

              ものです。この福島県産の大きな桃、スーパーで買って

              きたのですが、何と130円!例年だったら、300円ぐらいす

              る見事な桃なのに。風評被害というのでしょうか、値段

              を下げないと売れないようです。農家の方は大変です。
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