キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

半夏生

2022-08-02 09:33:31 | 季節
     

       奈良県と三重県の境に御杖村と言う山深い村があります。天照大神を奉じる場所

       を探す旅の途中、倭姫命が杖を残した場所と言うのが由来の、由緒正しい村です。

     

       山紫水明。清らかな静かな村です。その村に半夏生園がありました。地元の方が

       休耕田を利用して作られたとか。かなり広い場所に群生していて、圧巻です。

     

       半夏生は、夏至の十一日後半夏生の頃に白い葉を着けるから、あるいは、葉が

       半分白くなって、半分化粧をしているところから名が付いたといわれます。

     

     

     

     

     

     二、三本生えているのを見たことはありましたが。これだけたくさん群生している

     のは、初めて見ました。一面緑と純白の野。
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催花雨

2022-03-14 16:13:04 | 季節
   

    「催花雨」という季語があります。。開花を促す雨、転じて菜種梅雨の

    事だそうです。昨夜の激しい雨はそれだったのでしょう。花々が一斉

    に咲き出しました。

   

   

    ことにミモザは、毎年2月中に咲くのに、今年は遅く、今満開です。

   

    畑も、ホトケノザでにぎやかです。

   

   

   

   椿、沈丁花、バーズアイ、水仙、河津桜、今年は一斉に咲きました。

   

   武蔵小杉のサード・アベニューという新しくできたおしゃれなモール前の

   広場に、見慣れない純白の花が咲いていました。美しい。白木蓮やコブシ

   と似ているような。と思ったらやっぱりそうでした。「マグノリアなんと

   か」という学名が記されていました。木蓮もコブシもマグノリアの一族で

   すからね。でも日本ではあまり見かけない種類のようです。舶来美人。
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夏富士

2021-08-14 10:41:19 | 季節
       

     8月11日、新東名の新富士あたりから見える富士山。

       

       

       

       

   気温35度以上の酷暑の日でしたが、富士山はどこまでも涼し気なブルーに

   霞んでいました。

       
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猛暑にもめげず

2021-07-23 09:39:05 | 季節
      甚平や生活はなべて自分量          能村研三
 
     新聞でこの俳句を見つけて、なるほどと思ってしまいました。
     
     毎年父の日に、夫に甚平を贈るのですが、いつもよれよれになり

     見すぼらしくなるまで着倒します。楽なんでしょうね。どこに出

     かける時にも甚平にスリッポン姿。贈ったのを後悔して、やめて

     よって言うんですが。自分量なんですね。

     

     

     酷暑の中、木槿や芙蓉など木の花が鮮やかに咲いています。

     

     純白クチナシ、甘いにおいが漂ってきます。

     

     

     色とりどりの松葉ボタンも可憐です。
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梅雨入り

2021-06-15 10:01:41 | 季節
     

   ついに梅雨入りしました。雨が少なくてしおれていた紫陽花も少し生気を

   取り戻したよう。どの花もそうですが、咲き始めると、こんなにあちこち

   街中に咲いているんだと驚かされます。ことに紫陽花は色とりどりで。

     

     

     

   紫陽花の基本種だという額紫陽花もよく見かけます。こちらも素朴でかわいい。

     

     

     

     

     

     

   紫陽花の足元にはカタバミがニコニコ。どこにでも咲く小さな花がいとおしい。

     
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なっちゃんと一緒の11回目のクリスマス

2020-12-24 11:18:37 | 季節
        

     クリスマスイブです。来年もなっちゃんと一緒にクリスマスを迎え

     られることを祈りつつ、夫が先日私の誕生日に贈ってくれたかわい

     いお花を愛でるなっちゃんを撮りました。

        

        

        

     毎年亡き母が作ったリースを玄関ドアに飾っています。

        

        

     毎年クリスマスデコレーションをするお家が、今年もキラキラ綺麗です。

        

     ロイヤルコペンハーゲンの来年のイヤープレートは小鳥のいるシンプル

     風景の絵柄です。ここ数年毎年こんな感じで、可愛い子供たちが出てこ

     ないのがちょっと寂しい。 
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いつの間にか冬

2020-12-14 15:36:02 | 季節
        コロナの中で別に何をするでもなく、うかうか暮していたら、いつの

        まにか冬。今年もう半月になりました。

        

        ただ、11月に久しぶりに翻訳本を出せたのが唯一の収穫。軽いミステリーです。

        ハートウォーミングなクリスマス向けの内容なので、本格的なミステリー好き

        には物足りないかも。表紙も、絵画教室で作ったコラージュを使わせてもらい

        ました。我ながら気に入っています。ジャケ買いしてくれる人がいないかな?

      

        真っ赤な満天星ツツジの葉がきれいです。

      

      

      

        そろそろポインセチアかとも思いますが、菊やアリストロメリアや、パンジーや
     
        まだまだ咲いています。
 
      

      

      玄関にビヤドロの小さな天使と来年のイヤー・プレートを飾りました。
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慈光院の静寂

2020-08-28 10:22:15 | 季節
       

    涼しい書院に座っていると、外界の炎暑をすっかり忘れます。緑のお庭

    の向こうの借景の奈良盆地を眺めていると、心が晴れ晴れします。

       

       

    奈良大和郡山市の高台にある茅葺屋根の慈光院は石州流茶道の祖、片桐

    石州が建立したこじんまりした臨済宗のお寺です。

       

       

       

    石州はこの地小泉藩の御殿様で、戦国時代の有名な武将片桐且元

    の甥であり、茶人であるとともに石高は少ないものの、れっきと

    した大名でした。このお寺は石州の父の菩提寺として、江戸時代

    初めに建てられたものだそうです。

       

    茶人のお寺らしく、書院でお庭を眺めながら、お茶をいただけます。

    お茶請けは、片桐家の家紋「片桐違い矢」をかたどった落雁です。

       

    お昼時だったので、名物の「石州めん」をいただきました。石州が

    客人をもてなすため自ら作ったそうめんだそうで、おいしい!添え

    られていた茄子の田楽や珍しいハスイモのお浸しなど、寺内で採れ

    野菜のふんだんに使った、ある意味とてもぜいたくな昼食でした。
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梅雨入り

2020-06-12 05:47:43 | 季節
      
     
       深い青紫のブルーサルビアが木陰に咲いています。

     

       紫と白のトルコ桔梗の切り花ををたくさん買いました。

       紫色の似合う季節です。

     

       七変化とも呼ばれる紫陽花も色々な色に変化しますが、

       その名のように。鮮やかな紫色の花がきれいです。

     

     

     

     

       額紫陽花も柏葉紫陽花もきれいです。ついに梅雨入りしました。

       いよいよ紫陽花の季節です。まだ引きこもり中ですが、雨の城

       ケ崎などへ、旅行したい気分になりました。

        額の花こころばかりが旅にでて          森澄雄
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令和元年12月30日

2019-12-30 10:43:57 | 季節
       

        ことごとに人待つ心寒椿         中村汀女

       ぽつんと赤い椿が咲いていました。年末年始に一人とか、

       夫婦だけとか言うのは、なんだか侘しいものです。幸い

       孫たちが来てくれるようですが。

          

       

       

       館山で洋菓子店を営んでいる、わが娘のパティシエの師

       匠から、一足遅れながら、クッキーのクリスマスツリー

       とシュトーレンが届きました。温かい心が伝わります。

       

       娘の作ったトライフル。毎年年に一度だけ年末に会う

       友人の家に持って行き、大好評でした。今年も無事に
 
       会えて何より。さて来年はどうかしら?

       

        冬の薔薇いよいよ年の空深く       高澤良一    
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