キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

日帰りバスツアー初体験

2011-02-27 15:55:02 | 旅行
           

        日帰りバス旅行なるものに、生まれて初めて参加しました。しかも行く先のわか

        らないミステリー・ツアーです。ヒントとして「かに、甘エビ食べ放題のランチ」、

        「ポピーの花摘み」、「梅林見学」なんていうのがあって、中央高速に乗ったので、

        これは河口湖の方へ回りそこから、小田原、伊豆にでも行くのかと思っていたら、

                 

        中央道をはずれ圏央道へ入り、まずは、埼玉県の越生梅林に着きました。おや

        おやだいぶ東にずれました。紅梅はもうほとんど満開で、屋台などもたくさん

        出て、ミニSLが走り、お猿のサルの曲芸まであって、さすが関東三大梅林の一

        つ、にぎやかで、うららかでした。

        食べ放題のランチはどこで?と思っていたら、今度は関越道で群馬県に入り、

        沼田まで北上して、原田農園とか言う大きな観光農園で食事(いつも思うので

        すが、食べ放題と言っても、そうそう食べられるものでもありません)をして、

           

        その後なめこ狩り。狩ると言ったって、こんな風につぼに入っているなめこを

        ポコンとはずすだけですが。

                     

               それからポピー狩り。これもつぼみを三本、鋏でちょん切るだけですが。

            

        その後は、こういうツアーでは必須なのでしょうね、日本酒の蔵元に連れて行か

        れました。売店の前の庭にはまだ雪が残り、北国の酒造所らしい風情でした。

          

        最後に水沢観音にお参りしました。江戸と日光のちょうど中間にある霊験あら

        たかな観音様だそうです。水沢うどんが有名ですね。

  
        結局は、群馬県方面へのミステリー旅行だったわけです。楽しかったかと言わ

        れれば、楽しい旅行でした。参加者はやはり中高年の夫婦が多く、若い女性同

        士や家族連れもいて、満席でした。距離が長かっただけに、ほとんどの時間バ

        スに揺られていたような気がします。自分たちで行けば、道順や食事の場所や

        駐車場や、色々大奮闘するところを全部やってもらえるので楽です。たまには

        良いかも。でも全く受身なので、一日、二日ならいいけれど、長いと飽きるかも。       
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折り鶴ととんぼ玉

2011-02-25 14:57:28 | 趣味
            

        クライストチャーチでは、救出作業が難航しているようです。

        なんとか助かってほしいですね。折り鶴を折って祈っています。

                         

               ビーズのネックレスはたくさん作っていますが、普通は安価な

               ガラスビーズしか使いません。でも、たまにあんまりきれいな

               とんぼ玉があると、つい買ってしまいます。これもそんなうち

               の一つ、藍色の地に綺麗な花模様のとんぼ玉です。

           

               これはとんぼ玉ではありませんが、赤いきれいな変形のガラス

               玉です。とんぼ玉というのは、ガラス球に模様があるのをトン

               ボの複眼に見立てて名付けられたそうですが。古墳時代の

               昔から、勾玉と一緒に出土するそうです。エジプトから渡来

               したものらしいです。そんな昔から、日本は今何かと大変な

               エジプトやリビアや北アフリカ地域とも交易関係があった

               んですね。不思議な感じがします。        

                       

               これは義母にもらったとんぼ玉。白地に青の典型的な和風とんぼ玉です。
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春よ来い、早く来い

2011-02-24 15:32:10 | 季節の花々
            

             春よ来い 早く来い 歩き始めたみいちゃんが

             赤い鼻緒のじょじょはいて おんもへ出たいと待っている  童謡

        今の季節にぴったりの歌です。それにしても草履や下駄をいう「じょじょ」なん

        て言葉、もう使いませんね。「紅緒のかっこも緒が切れた」の「かっこ」なんて

        言葉も。だいたい七五三の時か浴衣を着たときでもないと下駄なんてはきま

        せんからね。靴でもズック靴なんていう言い方もなくなりました。今なら、ス

        ニーカーかローファーか?いえ、ビーサン(ビーチサンダル)?            
            

        この「春よ来い」という童謡を思い出すたびに、モーツアルトの「五月の歌」

        も一緒に思い出します。歌詞がとてもよく似ているんです。日本語の歌詞は

        それはそれで名詩です。

             楽しや五月 草木は萌え 小川の岸にすみれ匂う

             やさしき花を見つつ行けば 心も軽しそぞろ歩き  詩:青柳善吾

        でも原詩は決して五月を歌った歌ではありません。「春よ来い」のみいちゃんと

        同じく、ちっちゃいロッテちゃんが、春が来るのを待ちわびている歌です。

            Ach, lieber Mai,wie gerne einmal spazieren geh'n!
           (ああ、大好きな五月、早く散歩に出かけたいな!)       
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なっちゃん5

2011-02-23 18:14:03 | ペット
              

      桜草がきれいな季節です。本家の木の桜とは全く違いますが、ピンクの可愛い花です。

              

      なっちゃんは電信柱が一番好きですが、次にお花や草が好き。桜草の匂いもくんくん。     

              

      寒さも和らいできたので、猫のようにまん丸くなって寝ていたのが、この頃は時々
 
      体を伸ばして寝ています。

              

      控えめな犬です。何かあっても、とても飼い主を助けてくれそうな犬には思えません。

      ニュージーランド、クライストチャーチの地震は人事とは思えませんが、テレビで

      見ると、犬たちが瓦礫の下の人たちの救出に活躍しているようです。英語の研修に

      行っていた人たちのようですね。希望を持って楽しく学習していたのだと思います。

      私もそういう研修に参加したいと思っているので身につまされます。そこで被災す

      るとは。なんとか全員無事で救出されるといいのすが。
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肩がこるのに

2011-02-23 14:50:32 | 趣味
           

        数年前、ネットのオークションでガラスやスワロのビーズを落札することを覚え

        てから、ビーズのネックレスを作るのが趣味になりました。

           

        不器用な私のこと、ただ手芸用テグスにビースを通すだけで、留め金もつけません。

           

        キャンディーのような透明なのやマットなのや、色とりどりのビーズが好きです。       

           

        ちょっとしたプレゼントには最適です。昨年のオーストリアへのコーラス旅

        行では、ホームステイ先の奥様とお嬢様に差し上げてて喜ばれました。

           

        大きな手の込んだトンボ玉などは値段が高いのですが、こんなフェイクのトルコ

        石まがいなどはごく安価で、色々なビーズを組み合わせるのは楽しい作業です。        

           

           でも、細い穴にテグスを通すのは大変。目が疲れるし、肩がこるし。        
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エミリ・ディキンスン家のネズミ

2011-02-20 10:42:48 | 
                  

                  
エミリ・ディキンスン家のネズミ
エリザベス・スパイアーズ
みすず書房

                  花を買いたいといわれても、
        
                  花を売るなんてできません。

                  じゃ、貸してといわれるなら、

                  お貸しします。

             
                  村の家の軒下で、ラッパズイセンが、

                  帽子をぬぎ、
               
                  ミツバチたちが、じぶんたちの、

                  白ワインや、シェリー酒をもとめて、

                  クローバー畑に集まってくるまで、


                  そうね、それまでなら、お貸しします。

                  でも、それ以上は、一時間だってだめ!

                    エミリーディキンスン(花を買いたいといわれても、134)
                     長田弘訳

       米国の詩人エミリー・ディキンスンの家に住み着いた詩人ネズミの視点から描いた

       いわばディキンスン伝です。"Hope is the thing with feathers"や"I am nobody

       ,Who are you?..."「希望には羽がある」や「私は誰でもない、あなたは誰?」など

       どこかで聞いたことのある詩の作者であるこの女性、生涯ほとんど家から出たこ

       とがなかったという元祖オタクみたいな人ですが、今やアメリカの国民的詩人です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       そのエミリ・ディキンソンと彼女の部屋に住み着いたネズミのエマラインの詩に

       よる交流という、なかなか斬新な、魅力的なお話です。表紙の絵と挿絵がとても

       すてき。ネズミとの詩のやり取りとはおとぎ話のようなお話ですが、それ以外は

       非常に史実に忠実に描かれているらしいです。生前彼女の詩はほとんど公開さ

       れていず、家からほとんど外に出ることもなかったのに、彼女の住むアマストで

       は人々に敬愛されていたとのこと。

       この『エミリ・ディキンスン家のネズミ』は、のような人となりが鮮やかに浮か

       び上がってくる愛すべき一編です。                 
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雨水

2011-02-20 09:57:08 | 季節の花々
                   

           昨日2月19日は二十四節気のひとつ雨水でした。立春の次ぎに来る節気

           で、雪が雨に変わり、草木が芽吹く頃を言うそうです。今年はフキノトウ

           を、あちこちからたくさんいただいて、天ぷらにしたり、ふき味噌にした

           り、少しほろ苦い春の味を楽しんでいます。

               

           そう言えば、ミモザが咲き始めました。ミモザというと南仏の明るい初夏

           のイメージがあって、この間までこの季節の花だとは知りませんでした。

           もともとミモザとはオジギソウのことらしいのですが、今ではこのフサア

           カシアを言うそうです。

               

           なっちゃんと散歩に行くようになって、木のこと、花のこと、草のこと、空

           のこと、風のこと、犬のこと、ネコのこと、色々なことに気付かされます。

               

              ここのところ、ミモザ以外にも、ダフォディルや

               

              ウィンターコスモスや、特に黄色い可愛い花々が多く目につきます。  
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きれい!

2011-02-19 09:24:21 | グルメ
             

           娘が親しくしてもらっているSさん姉妹から、素敵なヴァレンタインギフ

           トが届きました。お姉さんはかっこいいキャリアウーマン、妹さんは腕

           の良いパティシエさんで、お二人ともとても可愛い女性です。

             

           さすがプロ!ボックスもリボンも、中の包装もとてもシャレていてきれい!

             

           中のトリュフチョコのお味はもちろん、素晴らしく美味しかった!

             

             愛用の急須とカップで紅茶を入れて。
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64Cafe

2011-02-18 14:54:02 | グルメ
     
           


          オーナーさんに失礼ながら、一見すると取り壊し寸前の廃屋に見える?

          武蔵小杉にあるカフェ。その名は"64Cafe+Ranai"。コインパーキングの

          奥にあり、その気にならないと見つからない、かくれんぼをしているよ

          うなカフェです。

                 

          小さな入口もしっかり閉まっているので、開店しているのかちょっと
        
          心配になるような。


            

          でも、名前にあるようにラナイ(屋根付きベランダ)の中の様子は外か

          らもちらっと見えます。その屋根を突き抜けて、もとからの主なのでし

          ょうね太いクスノキ(多分)が建物を覆うように聳えてます。

            

          中はエスニックな感じのいい雰囲気です。何時間でも腰を下ろして

          くつろいでいられそうな。それがこのお店のコンセプトでもあるよう

          です。あまりカフェや喫茶店に行く習慣のない私ですが、ここはちょ

          っと面白い本が置いてあったりするので、時々行って、少しずつ読

          み進めています。普通は定休日の月曜も、"64Monday"とか言って

          開いていたりします。写真を撮り忘れたのですが、飲み物が充実し

          ています。チャイやなどおいしいです。マフィンのランチプレートや

          クラシックショコラなどのケーキ類もおすすめ。
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きみはブルードッグの友だち?

2011-02-17 14:19:32 | ペット
                    

               このブルーのメタルカラーの犬の絵本、意表をつかれます。

               作者は絵本作家というより画家。「やあ、僕の名前はジョー

               ジ、画家なんだ」という書き出しで始まります。ブルードッグ

               (ブルドッグじゃありません)は猫にも犬にも友だちがたくさ

               んいます。ブルードッグは面白くて、ジャジーで、アストロノ

               ートで、しかもワイルド。だから作者はブルードッグと友だち

               を一緒に描きます。でもブルードッグは一人でいる時間も好き。

               だから作者はブルードッグ一匹だけの絵も描きます。
 
             

               この青い犬なら犬嫌いのなっちゃんでもお友だちになれるかも。

               だって、友だちと遊ぶのも好きだけど、一人でいる時間も大切

               にする、そんな機微の分かる犬なんてそうはいないでしょう。

             

               散歩の途中で草を食べるなっちゃん。この間は笹の葉をむしゃ

               むしゃ食べました。きみはパンダか。
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