キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

春眠暁を覚えず?

2018-04-28 10:24:36 | 季節
             

             春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来雨声 花落知多少

             孟浩然のこの詩は、良く知られています。春暖かくなって気持よく、なかなか

             目が覚めないという意味でしょうか。以前はほんとにそうだと思っていたので

             すが、この頃は老人性早起き症で、やたら早く目が覚めます。早く寝るからで

             すけどね。それは私と同じ年ぐらいと思われるなっちゃんも同じ。5時前ぐらい

             から、早く起きろよと催促してきます。そうして、昼間はこの体たらく。それ

             にしても、気持ちよさそうにお昼寝していること。

              

             

             今年は、藤やモッコウバラが早々に散ってしまいましたが、ツツジが今満開。

             

              

             鈴蘭に撫子に、

             

             シャクナゲも。和名は石楠花ですが、英名はrhododendronとう長い名前です。

             

             これはニオイバンマツリ。蕃茉莉花とも。花の色が濃い紫から白に変わっ

             ていくきれいな花です。それでYesterday-Today-and Tomorrowなんていう英

             名もあるそうです。                 
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クレマチス、クレマチス

2018-04-25 10:35:16 | 季節の花々
              

              クレマチスがあちこちであんまり美しいので、我が家にもと、紫の

              花の鉢を買ってしまいました。テレビや新聞や、いやなニュースが

              多い昨今、花を見ると、何だか汚いものが拭い去られるような気が

              して、ほっとしてそれ以上考えないようにしようとしている自分が

              いるような気がします。花にかこつけて、現実から目を背けている?

              

              

              

                   

              そしてまた、ブログにも乗せてしまいました。静岡に「クレマチスの丘

              というのがあるそうです。園内にはクレマチスが咲く庭園やベルナール・

              ビュッフェの美術館、井上靖文学館などもあるよう。連休にでも一度行っ

              てみようと思います。もう花の時期は過ぎているかもしれませんが。

              

              

              クレマチスの横ではもう、一重や八重や春の薔薇が咲き始めています。   
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そらまめくんのベッド

2018-04-24 15:51:51 | 絵本
            
そらまめくんのベッド (こどものとも傑作集)
なかや みわ
福音館書店


            そらまめくんは、ふかふかのやわらかベッドが自慢です。ピーナッツくんや

            グリーンピースの兄弟が貸してよと言いますが、そらまめくんは「だめだよ」。

            ところがある日、そのベッドがなくなってしまします。いったいどこへ?

            「そらまめくんのベッド」、とてもかわいらしい、楽しい絵本です。

            

            今が旬のそらまめ。ビールのおつまみに最高!ほんとに莢の中はふかふか。

            固いピーナッツくんのベッドや小さいグリーンピース兄弟のベッドより、

            ふかふかのそらまめくんのベッドはとても寝心地がよさそうです。結局

            そらまめくんのベッドは、うずらさんが卵を温めるのに使い、ひなが孵っ

            てから、そらまめくんの元へ戻ってきます。

                 

            ふかふかのお布団が好きななっちゃんも、そらまめくんのベッドで寝てみたい?

            

            

            ごめんなさいね、そらまめくん。ふかふかベッドから出して、茹で、

            おいしくいただきました。
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三日見ぬ間の

2018-04-22 10:59:26 | 季節の花々
                

                「世の中は三日見ぬ間の桜かな」三日見なかったらもう桜が散っていた、

                世の中はほんに儚いものよ、という意味のようですが、今年の桜はほん

                とに早く咲いて、早く散って、ご近所の実桜も、花が散ったと思ったら、

                すぐに実をつけて、

                

                 

                まさに三日見ないうちに真っ赤になりました。もう食べごろです。

                去年は五月の連休頃だったと思うのですが。

                

                その横ではもうかわいい鈴蘭が咲いています。

                 

                

                川崎の花つツツジもあちこちで派手やかに咲いています。

                

                

                

                その他、ツルニチニチソウや撫子や小手毬、アイリスも。

                            
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なっちゃん、クレマチスの下で佇む

2018-04-19 11:25:11 | 季節の花々
             

             なっちゃんのお散歩コースにあるマンションの生け垣に今年もクレマ

             チスが咲き始めました。八弁の花が風にそよいでいます。白や濃紫の

             花もありますが、この生け垣の花はみんな薄紅色、可憐です。

             

             

             

             

             

             鉄線という和名も花の強い感じが出ていて好きですが、クレマチスも良い響き

             です。名前で印象が変わることってありますね。Every child has a beautiful name.

                      鉄線の花平らに空広し          高浜年尾
             
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忙しい春

2018-04-16 17:58:19 | 季節の花々
             

             「世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし」という

             古今集の歌がありますが、今年は三月のうちに桜がさっさと終わり、

             他の花々が競うように咲き始めて、季節が先へ先へと急いでいるよう

             な、いつにもまして気ぜわしい春です。のどかに花を愛でるには、あ

             まりにいろんな花が一斉に咲いて、なんだか忙しい。

             

             

             

             

             

             

             

             

             ライラックや、もっこうばら、ポピー、藤、オダマキ、その他、あの花や

             この花や。いつも桜のあと、楽しみにしているかわいい花海棠や花桃など、

             見ないうちに散っていましたよ。もう、アイリスが咲き始めています。

               春爛漫〇△の曼陀羅図     岡本紗矢句集「向日葵の午後」より
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花水木

2018-04-15 13:21:37 | 季節の花々
             

             今年は桜から花水木へ変わる間隔が短かく、いま薄紅の花水木が満開です。

                薄紅色の可愛い君のね

                果てない夢がちゃんと終わりますように

                君と好きな人が百年続きますように

             青空に映える花水木を見ていると、一青窈の「花水木」の美しい言葉と

             メロディーが浮かんできます。幸せが途中で不意に終わってしまわない

             ようにという意味が込められた歌詞だそうです。

             

             

                  

             

             

             ワシントンへ贈った桜のお礼にアメリカから贈られたというのは有名

             な話です。英名のdoogwoodというのは無粋な名前ですが、和名の「花

             水木」はきれいですね。この頃街路樹や、庭木の花水木が増えてきた

             ような気がします。秋には紅葉してきれいな二度楽しめる花木です。

                  新しき街新しき花水木           中村姫路
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和洋中

2018-04-09 16:35:48 | グルメ
             

             昨日の夕食は和洋中三種類のお料理になりました。冷蔵庫にある賞味

             期限切れになりそうなものを使ったらそうなってしまったのですが。

             八宝菜、若竹煮、そしてフィッシュ&チップス風の白身魚のフライ。

             これはイギリスで食べたフィッシュ&チップスをまねて時々作ります。

             衣にビールを加えるのがミソ。

             

             なっちゃんが物欲しそうに見ています。「ドッグフードはおいしくない

             んですもの」トッピングの鶏肉や砂肝だけ食べて、ドッグフードは全く

             食べないことが多いんです。困ったものです。あなたは人間ではないん

             です、ドッグなんですよ。

                 

                  「どうしてもいただけませんか?」

                 

                  「悲しいです。」

               

                   テーブルの上のチューリップが笑って見ています。
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松尾寺

2018-04-03 10:58:27 | 季節
                

                日本書紀編纂で知られる舎人親王が創建したという奈良の松尾寺

                日本最古の厄除け寺だそうですが、三月の小雨の降る日訪れた時

                には車の厄除けに訪れている人数人がいるだけで、森閑としてい

                ました。木立の中にたたずむ三重塔がなんとも美しい。

                

                赤い鳥居がお山全体に延々続き、内外の観光客でごった返す伏見稲荷

                などと比べ、心休まる静けさです。どちらがどうというわけではあり

                ませんが、外国人の観光客向きでないのは確かです。

                

                

                

                と思っていたら、なかなか面白いお寺のようです。縁日は参詣客でに

                ぎわい、春にはお花畑に薔薇が咲き乱れ、夏には「小僧体験一休さん」

                というユニークなイベントを行っていて、小僧体験をする小学生の男

                の子たちで溢れかえるとか。二泊三日のかなり厳しい修行のようで、

                リタイアした子は無料、最後までがんばった子の費用は五千円だそう

                です。これを体験すると、子どもたちは家のありがたみが身に染みる

                とのこと。やんちゃな孫息子がもう少し大きくなったら、修行させた

                らいいかもね。

                

                帰り道、緑の中にしだれた桜が優美でした。

                

                苔に覆われた岩の間に小鳥が。保護色のような色合いでよく見ないと

                わかりません。ミソサザイですよと、教えられました。漢字で書くと

                鷦鷯。むずかしい。昔話にも出てくる、鳴き声がいいので知られるか

                わいい小鳥に見送られて松尾寺を後にしました。         
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春うらら

2018-04-01 14:54:00 | 地球
              

              寒さには強いが、暑さにはめっぽう弱いなっちゃん、もうすでに

              ばて気味。ハウスから半分はみ出してお休み。

              

              今年は、春の木の花が一斉に咲いたよう。ヨーロッパ型の春です。

              

              

              

              桜、連翹、木蓮、花韮、雪柳。パソコンは便利です。連翹なんて言

              う字、読めはしても、とても書けない。花韮なんかも、カタカナで

              もいいけれど、漢字で書くと、それだけで花が和風になるような。

              

                  

              でも、アネモネやチューリップはカタカナがいいですね。牡丹一華、

              鬱金香なんていう立派な和名もあるようですが。

              

                もう蒲公英の綿毛も飛び始めています。

                   たんぽぽに囲まれてゐてあたたかし      古谷のぶ子
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