フィボナッチ数列というのを知っていますか?数学を少しでもかじった人なら
知っているのでしょう。「生物が秩序と調和を保って成長するための設計図と
も言える数の並び」で、極めて行くと最も美しいバランスと言われる黄金比に
なるのだそうです。これを見つけたのは中世12世紀のピサのレオナルド・フィ
ボナッチ。小さい頃から数が大好きで、アラビア数字を初めてヨーロッパに
持ち込んだ人だそうです。これって画期的ですよね、ローマ数字はわかりに
くいもの。(それなら「日本はどうなの?漢字で立派に計算してたじゃない」
と言われそうですが)。図書館の絵本の棚で「フィボナッチ 自然の中にかく
れた数を見つけた人」という本を見つけて、何だか楽しい気持ちになりました。
中世の封建的な時代に、認められることもなく、でもひたすら数を愛し、追求
した人。世界には素敵な人がいっぱいいるし、いたんだなあと思って。
私の知っているレオナルドと言う名のすごい人はフィボナッチを知って、3人
になりました。レオナルド・ダ・ヴィンチ、そしてレオナルド・ディカプリオ。
ディカプリオの名前はダ・ヴィンチにちなんで付けられたそうですが。
もっともレオナルドと言う呼び方はイタリア語、スペイン語などで、ドイツ
語だとレオンハルトです。するとここにもまた数学の巨人がいました。レオ
ンハルト・オイラーです。数学の世界ではものすごい人のようです。何がど
うすごいのかは、さっぱりわかりませんが。
| バーンスタイン:交響曲全集 |
バーンスタイン(レナード),バーンスタイン,イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 |
ユニバーサル ミュージック クラシック |
英語読みだとレナード。いました、私にも理解できるすてきなLeonardが。
レナード・バーンスタイン。
それからレナード・コーエン。詩人、小説家、シンガー、禅宗のお坊さん。
ちょっと変わった人です。彼の「
ハレルヤ」はいろいろな人が歌っていま
すが、絶品です。ピュアで、セクシーで、悲しくて美しくて。
人生を豊かにしてくれるおおぜいのLeonardに感謝!