港区白金辺りの優雅な奥様たちをシロガネーゼと呼びます。白金はシロカネと
呼び、シロガネ(白銀)は牛込の方にあるそうで、あまりこの土地を知らない人
が命名した呼称のようですが、もう定着していますね。なるほど白金台駅近辺
はほんとに綺麗な上品な雰囲気のところです。周囲は庭園美術館や自然植物
園や緑がいっぱいです。その一角の小さなフレンチ・レストラン「ルカンケ」へ
行って、つかの間、シロガネーゼの気分を味わってきました。まず最初に出
てきたのが、小石の入った箱。ちょっと衝撃的な形状。
その中に二つ三つこんな形の石が。これ、パンなんです。フォアグラのパテ
の付いた。よくこんなの考えますよね。美味しいパンでした。
お味も好いけど、器に感心させられました。木の切り株の台に乗ったシャー
ベット、おいしかったです。
鱧を茄子を炭火焼きしたもので巻いた前菜。斬新です。
メインの魚料理と、肉料理。芸術的な盛り付け。
桃のデザート。絶品でした。
最後に紅茶と、これまたちょっとしたサプライズ。箱に入った小さなチョコ
レート味のマドレーヌが出ました。フレンチの感想としてはちょっと変わっ
ているかもしれないけれど、楽しかった!