キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

なっっちゃん、トリミングに行く

2016-06-30 16:12:03 | 季節
            

            ここのところ、なっちゃんは抜け毛が激しく、家じゅう毛だらけ、

            少々薄汚れてきたので、2か月ぶりにトリミングに行きました。

            するとほら、きれいになりました。白い毛はいよいよ白く、茶色

            いところはさらにつややかに。

            

            純白の梔子の花とも見まごうばかりとは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、

            

            

            尻尾の白茶のグラデーションもふんわりと、背中の天使の羽も

            くっきりと、美容院へ行ってきたばかりのおばさんって感じ。

            私の美容院代より高くついていますからねえ。

            

            朝の散歩で、咲き始めた朝顔の道を行く足取りも、心なしか快調です。         
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みそはぎ

2016-06-29 15:27:43 | 季節の花々
              

              紫の濃淡の桔梗が露に濡れていました。みやびな美しさです。

              

              それの対して、洋花のガーベラのカラフルなこと。見て楽しい花です。

              

              アルストロメリアは完全に洋花。大正15年に日本へ来たんですって。

              生け花の定番ですが、写真のように道端に生えていたりもします。

              元々アンデス山脈あたりに自生していたのだそうです。それを聞くと

              はるばる日本まで来たのだねと、褒めてあげたくなるかわいい花です。

                 

              アカンサスも南ヨーロッパ原産の洋花で、その葉は古代コリント

              様式の文様に盛んに使われたとか。ギリシャの国花だそうです。

              

              その横に咲いていたミソハギは、千屈菜、禊萩、溝萩など色々に

              書かれますが、昔から日本中で親しまれていた花です。盆花とし

              て供えられたので、禊萩と呼ばれたのだとか。金子みすゞに、こ

              んな切なく美しいみそはぎの詩があります。

                 ながれの岸のみそはぎは、

                 だれも知らない花でした。


                 ながれの水ははるばると、

                 とおくの海へゆきました。


                 大きな、大きな、大海で、

                 小さな、小さな、一しずく、

                 だれも、知らないみそはぎを、

                 いつもおもっておりました。


                 それは、さみしいみそはぎの、

                 花からこぼれたつゆでした。

                               金子みすゞ「みそはぎ」     
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空家

2016-06-26 14:37:43 | 季節
            

            今朝のお散歩は、なっちゃんの気の向くままに、いつもとは違う坂道を

            上って見ました。もうノウゼンカズラ(凌霄花)の咲く季節です。剪定さ

            れた槙の木に巻きついているのが斬新。

            

            でも紫陽花もまだ元気です。階段に沿って花盛りです。

            

            坂に沿った家々なので、石垣の上に立っていることが多く、こんな風に

            きれいに菱形に苔の生えた石垣もありました。

            

         この辺りは、丘の中腹の住宅街で、結構大きい立派な家が並んでいるのですが、

            

            4軒に1軒くらいの割合で、空き家のような気がします。今日本では住宅の

            平均14パーセントくらいが空家だそうですね。理由はいろいろで、都市部

            と田舎では違うようですが。子供たちが出て行って、残された親たちもい

            なくなってというのが多いのでしょうか。解体するのにお金がかかるし、更

            地になると税金がとんでもなく高くなるんですって。住宅行政の問題でもあ

            るようです。

                

            

            これだけ蔦が絡まると、ある意味風情があると言えるかもしれませんが、

            

            人の住まなくなった家はすぐに荒れてしまうようです。なんだか悲しい

            ですね。もっとも住んでいたって、手入れが足りず廃屋みたいな家も

            無きにしもあらずですが(我が家もそうかも)。 
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紫陽花から夏の花々へ

2016-06-23 10:03:43 | 季節
             

            なっちゃんと散歩に行くと、たくさんのきれいな花に出会います。

            

            「ああ、もうこの花が咲きはじめたか」と季節を一番感じる瞬間です。

            紫陽花が全盛だったところに、アガパンサスの青い色が加わり、

            

            

            

            

            木槿、白丁花、花魁草、露草、夏の花々が雨にも負けす咲きはじめました。

            

            歩き疲れたなっちゃんは、いつものように白丁花の垣根のそばで一休み。  
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なっちゃん、日中の定位置でくつろぐ

2016-06-19 10:43:22 | 季節
               

               暑くて、なっちゃんの散歩が大変です。朝6時頃に出掛けても、も

               うカンカン照り。時々はあはあ言って座り込み、歩かなくなります。

               そんな時、鉢に入れた水草に、可愛い花が咲いているのを見て、

               ちょっと涼しい気分になりました。もちろん、私だけ。なっちゃんは

               花なんか知ったこっちゃありません。

               

               お家に帰ると、裏庭に面した網戸の側へ一目散。部屋の中で

               一番涼しい場所です。「さあ私、ここでくつろぎますから」

               

               

               

               「エアコン点けてくれないなら、せめて扇風機を回してくださいな」
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妙楽寺--色とりどりの紫陽花の饗宴

2016-06-18 16:54:53 | 季節の花々
               

               川崎で紫陽花の名所といえば多摩区にある妙楽寺でしょう。851年

               建立の威光寺から受け継がれ、源氏代々の祈祷所であったという

               由緒あるお寺です。こじんまりと古さびた、心やすまるお寺です。

               

               

               

               毎年梅雨時になると、なっちゃんを連れて訪れるのですが、

               今年は行きそびれています。今日は気温が32度まで上がり

               とてもではないが、暑さに超弱いなっちゃんを連れては行け

               そうにありません。梅雨だというのに、とんでもない暑さです。

               

               

               お寺の周囲は、裏山に連なる辺りまで、紫陽花で埋め尽くされ

               ています。しかも、種類色とも多種多様で、見応えがあります。

               

               

               

               

               

               

               
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枇杷

2016-06-16 11:26:17 | 季節
            

          館山の友人が見事な枇杷を送ってくれました。大きくて甘くてほんとにおいしい!

            

         果物のびわは漢字で枇杷とかきますね、楽器のびわは琵琶。比と巴は同じです。

         楽器の形からついた名前でしょうか?それとも果物のほうが先?そう言えば、

         琵琶湖も形が似ているからそう呼ばれているのでしょうか?

               

            千葉は全国で枇杷の収穫量が二番目に多いんですって。一番は長崎県。

            英語ではloquatと言いますが、これは広東語の発音から来ているそうです。

            千葉の富浦に枇杷倶楽部という道の駅があります。枇杷のソフトクリーム

            や、枇杷カレー、枇杷のお菓子やドリンクなど、枇杷を使った美味しいもの

            がいっぱいあります。その土地独特の美味しい果物があるっていいですね。

            でも、もうそろそろ房総の枇杷の季節も終わる頃でしょう。過ぎゆく季節を

            惜しみつつ、みずみずしい枇杷をいただいています。

            

            

            夾竹桃や、アガパンサスや、夏の花々が咲きはじめました。

            

            なっちゃんと散歩に行くと、ますます濃くなってきた緑の中に白百合が

            一輪咲いていて、きれいでした。  
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なっちゃん、お散歩中、ストライキを起こす

2016-06-15 17:01:23 | 季節
             

             梅雨入りし、さすがにうっとうしい日が続き、あちこちで紫陽花が華やかです。

             

             気温はそれほど高くないものの、湿度がとても高く、毛皮のなっちゃんに

             は応えるようです。お散歩の途中でぺったり座り込んで動こうとしません。

             

                「私、しばらくここにいますから」

             

                「リード、引っ張らないでください、一休みしますから」

             

             10分は座り込んでいたでしょうか。「あら、疲れたの?」通りすがりの

             人が声をかけていきます。しょうがない、だっこして帰ろうかな。

                抱く犬の鼓動の早き薄暑かな            井上じろ

             

                 紫陽花も笑っています。
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なっちゃん、早くも夏バテか

2016-06-08 15:26:22 | 季節
             

                 梅雨入りしたものの、さほど雨はふらず、曇天続きで、

                 紫陽花もいささか水分不足のよう。

             

                 炎暑の季節はまだ先のよう、でもかなり蒸し暑いこの頃です。

                 一年中お散歩以外は日がな一日、休憩状態のなっちゃんで

                 すが、この頃は一段とだらだら、のたのた。

             

                 呼びかけても、ちょっと目を開くだけ。

             

                 「何かご用でしょうか。そうでないなら、お構いなく」

             

                  果ては、クッションの下に頭を隠して熟睡です。毎年のことで

                  すが、この先7月、8月の暑い時期、ほんとにどうなることやら。
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沙羅双樹

2016-06-07 06:05:46 | 季節
               

               夏つばきの咲く季節になりました。この花は日本ではあの「平家物語」の冒

               頭の「祗園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色精舎必

               衰の理をあらわす」の沙羅双樹に擬せられる花です。

               

               インドの沙羅双樹はよく似ているけれどもっとこまかい花で、それがお釈迦様

               入寂の時に、ハラハラとお釈迦様の上に降り注いだのだそうです。日本では育

               たないので、よく似たこの夏つばきが沙羅の木と呼ばれ、お寺などでよく見かけ
  
               ます。柔らかい優しい感じの花です。

               

               クリーム色の夏つばきの側に、強烈なショッキングピンクのバラが咲いてい

               ました。これはまた対照的に元気いっぱい、cheerfulです。

               

               関東地方もついに梅雨入り、紫陽花の花がますます色を増し、元気いっぱい

               七変化を始めましたよ。

               

               
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