キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

なっちゃん2014

2014-12-27 17:18:23 | ペット
            

                             
                        
            

                             

            

            いろいろありましたが、今年も何とか無事に過したなっちゃんでした。

            こたつの蒲団の上でまあるくなっていいきもち。平和な一年でした。

            来年もよろしく
            

 
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Merry Christmas!

2014-12-25 11:03:25 | 季節
             

           バタバタしているうちに、いつのまにやらクリスマスイブが過ぎ、今日

           はクリスマス当日です。テレビでは、あちこちの美しいイルミネーショ

           ンに大変な人出ですね。

             

           うちは玄関に、母が作ったリースを飾っているだけですが、それも、

           もう明日にはお正月のお飾りに変わります。あと6つ寝たらお正月。

           全く時間の経つのが早いこと!

             

           息子の一家や友人と、クリスマスというか忘年会というか、何度か集

           まりましたが、そのたびに娘の手作りケーキを食べました。これは外

           は白いけれど、中は濃厚なチョコレートでできた「フォレ・ノワール」。

             

           これはほんのりピンクのラズベリー入り優しいお味のケーキ。

             

           これは可愛い、カップに入ったムースケーキです。家にパテシエがい

           るのはいいものです。カロリーは心配だけれど。

             パティシエの赤きバンダナ降誕祭   岡本紗矢句集「向日葵の午後」より
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もみの木の運命

2014-12-09 10:40:31 | 絵本
             

             今年も12月がやってきて、例年のようにロイヤルコペンハーゲンの

             イヤープレートを買いました。今年の絵柄は、お母さんが二人の子

             どもと暖炉の前に座っている、暖かいお部屋の光景です。ここ数年

             海辺の風景など、寒々した戸外の絵柄が多かったので、こういうほ

             んわかしたのが心温まります。無難といえば無難な絵柄ですが。

             

             別にキリスト教徒でない私も、リースやちっちゃなツリーを飾ります。

             緑と赤と金がとてもきれいなのでつい。クリスマスツリーの起源には

             いくつもの説があります。戦争の捕虜を樫の木に吊りしたとかいう残

             酷なものもあります。でも常緑樹に豊穣と平和を託したというのがい

             いですね。あちこちでツリーや電飾飾りがきれいな季節です。今スエ

             ーデンでノーベル章を受賞しようとしているお三方のの開発したLED

             のお陰でもありますね。

ちいさなもみのき (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
バーバラ クーニー,Margaret Wise Brown,Barbara Cooney,上条 由美子
福音館書店

         あす小学校へ絵本のよみきかせに行きますが、このところ毎年12月には

         マーガレット・ワイズ・ブラウンの古典的な絵本「小さなもみの木」を読み

         ます。ぽつんと寂しく立っていた小さなもみもの木が根ごと掘り起こされ、

         ある年、足の悪い男の子のお部屋に行ってクリスマス・ツリーになり、男の

         子を慰めます。春になるとまた元の場所に植えられ、毎年クリスマスになる

         と男の子のところに行きます。ところがある年、男の子のおとうさんはもみ

         の木を掘り起こしに来ませんでした。もみの木は寂しくてたまりません。

         でもその時、歌声が聞こえて来ました。足の悪かった男の子が歩けるよう

         になって、友だちと一緒にもみもの木のところにやってきたのです!

         

         しみじみした良いお話です。温かい気持ちになります。ところが、

もみの木 (国際アンデルセン賞受賞画家絵本シリーズ)
スベン・オットー,木村 由利子
ほるぷ出版

         アンデルセンの「もみの木」は違います。童話や昔話は「めでたし、めでたし」

         で終わることが多いのですが、アンデルセンの童話はそうではなく、なんだか

         やるせないほど悲しことがあります。人魚姫やマッチ売りの少女や赤い靴や。

         主人公が死んでしまうことも多いのです。このもみの木はクリスマスには大層

         華やかに飾られて得意満面ですが、次の日にはもう切り刻まれて薪になるの

         です!栄枯盛衰ということでしょうか。クリスマスのお話にしては悲しすぎます。

         こういうお話が多いのは、彼の貧しい幼年時代や、社会への失望や、持って

         生まれた心配性やらから来ているようです。でもこのお話は彼の名作の一つ

         として読み継がれています。子どもたちはこれを読んで何を感じるでしょうか?
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ジャガイモ

2014-12-04 16:25:38 | 
             

             馬鈴薯の皮剥く明日も次の世も    岡本紗矢句集「向日葵の午後」より

            ジャガイモは秋の季語ですが、一年中食べていますね。冬に食べるのが

            一番美味しいような気がしますが。夫が農業見習いに行っているお家

            で採れた掘りたてのジャガイモをたくさんいただきます。これからの季

            節、マッシュポテトにしたり、グラタンにしたり、おでんの具になったり

            大活躍です。ただ大量に食べると、皮むきが大変。
           
大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))
トリップ,中村 浩三
偕成社

            人間って、明日も、次の世代も、延々じゃがいもの皮を剥いては、料理

            してという営みを繰り返すんだなあという、ちょっと面白いこの句を読ん

            で、ドイツのプロイスラーの「大どろぼうホッツェンプロッツ」の一場面を

            思い出しました。悪い魔法使いツワッケルマンに捕まったゼッペル少年は

            ジャガイモ料理を食べたい魔法使いのために、大量のじゃがいもの皮

            を剥く破目になります。日本人よりもっとじゃがいもを食べるドイツ人の

            書いた童話らしい一コマです。

           

            今日の夕ごはんは和風のおでんになりました。ジャガイモも大活躍です。
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大滝ダム

2014-12-01 16:13:13 | 季節
             

             紅葉の山々に囲まれて静かな大滝ダムのダム湖「龍神湖」です。

             この写真を取った日の数日前、天皇皇后両陛下が行幸なさって

             この湖で鮎と山女の放流をなさったとか。大騒ぎだったようです。

             今は深い緑の水を湛えた美しいダム湖ですが、ここに至るまで

             50年以上の苦難の歳月を要しました。

             

             建設地のすぐ下流に住んでいた私は、子供の頃からずっとその

             成り行きを見てきました。激しい反対運動がありました。同じ村内

             に同時に3つのダムを作ろうとしたのです。多くの家屋や平安時代

             からの由緒ある丹生川上神社上社まで水没することになりました。

             

             ようやく完成したと思ったら、地すべりが起きて、水が貯められ

             ない状態に。それが修復されてなんとかダムの機能を果たし

             始めたのは、つい一昨年のことです。八ッ場ダムのように、一

             旦中止なんてことにはなりませんでしたが、多くの犠牲と巨額

             の費用が延々費やされてきたました。

             

             治水のためには仕方がなかったのかもしれませんが、多くの

             人々が移転させられ、村を出て、山が削られ、巨大な建造物

             が川をせき止めている姿を見ると、それはそれで壮観ですが、

             ちょっと複雑な気持ちになります。ビーバーのダムのように枯

             れ枝や泥など天然の素材で作ったものなら、まだ自然に帰る

             ことができるでしょうが、なにせ人工のコンクリートや鉄ででき

             ていますからね。
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