貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

ほう ほう 呼ぶ声!

2020-04-25 14:20:41 | 日記

ほう ほう 呼ぶ声!

令和2年4月25日(土)

 長良川ポケットパーク!

  北原白秋の鵜匠頭山下幹司翁歌碑もある。

 「篝火の朱にはゆる 

君こそは鵜匠なれ 濡れしづく腰蓑の

風折鳥帽子古風にて 

すばやくも手にさばく 桧の縄の

はらはらに 時の間よゆく

水のかぎりなき 

灯ににほへば 香魚を追ふ鵜の数の 

つぎつぎと目にうつりて 

ほうほうと呼ぶこゑの 

誰ならず夜を惜しむなり」

 白秋が昭和2年(1927)8月初旬、

岐阜を訪れ、鵜飼見物の感興を詠んだ

長歌の碑。

 その当時の鵜匠頭だった

山下幹司を詠んだもの。

 白秋が人を詠んだ歌は、これのみと

いう珍しい歌碑。