知識は使ってこそ技術になる 2

コンディショニング・ケア 道標 と ふくろうスポーツ館 での・・・
健康づくり&介護予防・介護リハビリ の 記録!

人から盗むこと。。

2011-07-14 23:50:05 | ブログ

お疲れ様・・・ やっと今日一日。。を終えました。。\(^o^)/

堀ちゃんへ・・・ そうかやっぱり、、ネパールかぁ。。 1998年頃に君に逢った時に、、言った事を思い出したよ。。  『確かに“発展途上国”の子ども達の“目”はキラキラしている!引き込まれそうな程に。。そういう子ども達の為に何かをしてあげたい。。という気持ちもよくわかる!それでも、俺は、、日本の子ども達の“曇った目”に精気を与えて上げられるような仕事を日本でしたいんだ。。』というような事を言ったと思います。。  1997年頃に『神戸で14歳の子どもが、猟奇殺人を行いました!“酒鬼薔薇”の名のもとに・・・』。。俺は、、その当時、愛知県にいて、成人の『健康づくり』の仕事をしていたんだな。。この事件で・・・ 俺は『子ども達と共に・・・』という気持ちを新たにしたんだな。。今の日本の状況も・・・似た状況にはあると思うけれど、、『健康づくりは生きる力』という事を、しっかりと広めていけたらと思っています。。 君が何をしているか知らないが、、いつか・・・また一緒に出来ると良いね。。いつでも、、コメント待ってるぞ。。(^o^)丿

今日は・・・

9:30~11:00   有明スポーツセンター  転ばぬ先のトレーニング  11名参加

201107140855000 私の仕事場シリーズ①

転ばぬ先のトレーニング23年度Ⅰ期も残すところ、、今日を入れてあと3回。。 今日は“椅子”を使ってPNF(ホールド&リラックス)トレーニングを行ないました!以前から参加されている方は行なった事があるので、、上手に『動けて』いましたが、、日が浅い方々はなかなか上手く出来ずに『悪戦苦闘』していました。。

このトレーニングから・・・ 『“筋”をリラックスするには、ストレッチばかりをしていてもリラックス出来ないんですよ』。。と伝えました! “力を入れる事が出来るからリラックス出来る!”リラックスしたいのなら、、あえて“力”を入れて、、その後、、ストレッチすれば、、単にストレッチするよりも『リラックス』に繋がるんですよ。。と伝えました!

13:00~18:00  ほぐし名人   1名施術

日中でも、、もっとお客さんが来るかと思いましたが、、なかなか難しですね。。 『お金』にならない、、“新人指導”に費やしました。。これはこれで・・・意味のある事ではあるのですが。。。(-_-;)

19:30~20:30   鷺宮体育館    成人水泳指導

今月のテーマは、、“バタフライ”。。今日は、、“うねりをだすトレーニング”として、、① 板キック;ビート板は前へ滑らせるようにし、背中に反りをつくる ② 横向きサイドキック;けりあげ&けりおろし(横向きだけど。。)をしっかりつくる ③ 仰向けキック;水面を意識し、胸から下でうねるようにつくりあげる ④ 潜水キック:腕をきをつけにして、水中でからだを真っ直ぐに進むように、顎だしに合わせてキックをうてるようにする。。

シニアを対象に行っている“健康体操(整体操)”も、ボディケア(整体・導引術)も、水泳指導も、私の『得意技』である。。

専門学校や後輩たちに・・・ 技術を伝えるのは、ある意味『望むところ』なのですが、、これが意外に難しい!

私の“技術”は、私の“身長・体重等々”の『個別性』に即して出来上がっています!私と同じような『からだ』を持っていれば・・・ 同じように出来るかも知れないが、、女性で、からだの小さい方だと、、同じ技術を『伝えよう』としても、、やはり“ひと工夫”必要である!!(@_@;)

明治大学文学部教授 斎藤 孝氏は、、その著書『身体感覚を取り戻す NHKBooks』の中で・・・

技をまねる・盗む

型の場合は明確な規定があるのに対して、技のコツと呼ばれる次元に関しては、学ぶ側が盗むことが求められる。『見習い』や『見取り稽古』という言葉があるように、見て技をまね盗むことは、技の修得において基本とされてきたやり方である。まねる力と盗む力が、技の修得にとっては重要であるとされてきた。

『まねる力』と『盗む力』はもちろん関係しているが、あえて両者を区別して用いるとすれば、次のようになる。

まねる力は≪間身体的(かんしんたいてき)想像力≫に基づくものであり、盗む力は明確な方法的意識に基づくものである。≪間身体的想像力≫とは、身体と身体の『あいだ』で交わされる想像力であり、相手の身体を自分の身体のように感じ取る力である。

イメージとして他者の動き全体を自分の身体に重ね合わせる力が『まねる力』である。

『盗む力』の方は、ある程度課題がはっきりしている上でポイントを絞って動きを捉える力である。

初心者でもまねることは出来る。しかし、盗むことは、ある程度のレベルになった者がする行為である。技を盗む事は上達に関しての方法的な意識を基礎にしている。したがって、ある年齢は下の者に必ずしも求められる力ではない。

これに対してまねる力の方は、幼い子どもの場合でも可能である。

典型的な例は、戦前までの社会では基本となっていた素読という方法である。素読の場合は、意味を理解する前に、語句を暗誦することが求められている。頭にではなく、からだに叩き込む、あるいは沁み込ませるイメージである。・・・・・・その意味で理解以前に反復練習して身につけられるべきものであるという点で『型』と同質のものである。

というような事を言っている。。。

最初は、、『まなぶはまねぶ』であるが、、自分の『基礎・基本・ベース』を創り上げれば、、人の『技術』も盗む事ができるのである!

そういう意味では・・・

体操も、、整体も、、水泳指導も、、、すべては『盗んで』きたものである。。(V)o¥o(V)