トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ラフロイグ蒸留所見学

2011-05-23 17:13:43 | おさけ

城については記事を書くのも飽きてきたので
今日はもう一つの旅の目玉について書こう。

それはウイスキー蒸留所見学である。


まずはアイラ島にて。
michnaheは去年目当ての蒸留所は全て見学しているが
初めてのMの為に、一番ツアーが充実していた所をチョイス。



それはラフロイグ。
ピートの現物見られるし。




ツアーはここからスタート。
正面の樽にはラフロイグの歴史年表が書かれており
それをガイドさんが説明する。
これは去年はなかったぞ。


去年は若いお姉さんがガイドについてくれたが
今年はおばさん。
このおばさん、お姉さんより権力があるのか
はたまたサービスがいいのか

モルトを燻している部屋は去年はドアの外から見るだけだったのに
「どうぞ入っちゃって~、土足でモルトを踏んでもOKよ」と許可してくれたり

去年は「ここで樽詰めされています」としか説明されなかった所に
すんなり入れてくれて



この樽の中に指を入れて、
蒸留ホヤホヤのウイスキーを舐めさせてくれたり。



ツアーの試飲は1杯だけなのだが
ショップでは別の製品も試飲できるようになっており
そこでダラダラダベって飲んでいたmich達と
フィンランドから来たグループには
さらに別のをもう1杯出してくれて
ピンバッチまで配ったり。


去年とはまた違う体験ができて大満足。





michが着てたこのTシャツもウケを取れたし。


Mも満喫したようで
別のグループのドイツ人にそそのかされ
麦やらピートのかけらやら持ち帰ってた。
お前ら、甲子園球児か?




さてそんなMだが
この見学ツアーはmichnaheMの他に
フィンランド人、ドイツ人、オランダ人が一緒で
ガイドは英語での説明だったのだが
まだ「どこから来たの?」と自己紹介する前から
オランダ人と気さくに会話していた。
それもドイツ語で。

Mに聞けば向こうから話しかけてきたんだそう。
最初っからドイツ語で。

なんでMがドイツ人だとわかったんだろうか??
ジャックも着てなかったのに。
(ジャックについては後日解説しよう)


またフィンランド人が話しかけてきたのもM。
どうしてみんなMに話しかけるんだろうか?
そんなに彼は魅力に溢れているだろうか?
Mrビーンにちょっと似ているが、
第一印象が特別良いとは思えないのだが。


michnaheだけだったらこんな風に他の人と喋る機会ってあんまりない。
せいぜい酔っ払ったおっちゃんくらい。

これってアジア人だから「言葉が通じないかも」って思われてるのかなぁ。
実際naheは言葉通じないから、話しかけられても困るけど。
それともうちらはよほど「近づくなオーラ」を出してるんだろうか??


michやMがフィンランド人とのコミュニケーションを楽しんでいる中
ドライバーだったので試飲できない
&英語が話せなくて会話に参加できないnaheは
そんなことを考えていたのだった。

 


城攻め ~スコットランドMoray地方編~

2011-05-23 00:05:35 | おでかけ:おしろ

翌日もmichとMは飽きずに城攻め。

最初は

Inverness Castle



11世紀に要塞ができ、現在の建物は19世紀のもの。
今は裁判所として使われている。



レンガで綺麗な建物だけど
ちょっと整いすぎている感じ。



次はCawdor Castle






やはりこのくらい古びてないと雰囲気でない。
これも14世紀の建物。

なんかシェイクスピアの「マクベス」の舞台となったお城らしいよ。
残念ながらマクベスは全く知らないので何のか感慨もなく。



庭も綺麗ねぇ~って感想だけ。



Spynie Palace






素敵な崩れ具合だが
入場料を払わないと近づけないのでここで断念。
お金を払ってまで見る程でもない。



ここからは「地球の歩き方’06」また随分古い版だな)に載っている
「古城街道の旅」特集に則って進む。


まずは


Huntly Catsle



いい感じの廃墟である。

12世紀に建てられ、その後王の居城として増築を重ねたそう。



苔生した所を見るとグッとくるのは
わびさびの心を持つ日本人だからか。



そして

Kildrummy Catsle




こちらも廃墟。
閉館すぎに行ったのでこれ以上は近づけず。



隣にあるホテルもいい味を出していた。



さて、このブログを読んでくださっている
みなさんも思ってるのではないだろうか。
「城ばかりで飽きてきた」と。

前回も書いたがnaheも本当に飽きてきた。
どんなに自分好みの城であろうと
ただ淡々と攻めるだけはつまらない。

しかし地球の歩き方にはまだあと6城も載っているのだ。
そう、翌日も城攻めは続くのである。
これは修行か??
苦しみの果てには一体何があるのだろうか。