昨日の記事の
「ジャックも着てないくせに」
今日はこれについて解説しよう。
ジャックとは
正式名称はJackwolfskinという。
ドイツのアウトドアファッションのメーカーである。
この袖についている足跡のロゴが目印である。
ドイツファッションはこのジャック抜きでは語れないだろう。
なんせどの街にも必ず専門ショップがあるのだ。
さらにデパートでも売っている。
日本で有名なmont-bellやNorth Faceなんて
ドイツで・・・これは話盛りすぎか
naheの住む街では売ってるとこ見たことない。
ジャニーズ張りの独占市場である。
ダウンコートまではいらないけれどまだ寒い、という時期に
風を通さないこのジャックは大活躍だ。
街に出ればあっちにもジャック人、こっちにもジャック人・・・
なんせロゴが目立つもんだから
2人に1人は着てるんじゃないか?くらいに思えてくる。
しかし大都市に行くとその割合は下がってくるようだ。
よって街を歩いている人々のジャック率で
その街のショッピング施設の充実度が推し量られる。
そしてこのジャックにはもうひとつ方程式があるとmichnaheは考えている。
それは
「ジャックを着ているのはドイツ人(田舎在住)」だ。
この前行ったバルセロナでもそれは証明された。
ジャックを着ている人にそっと近づき聞き耳を立てる。
するとやはりドイツ語を喋っていた。
この方程式を知っていると旅はぐんと便利になる。
例えば観光地で誰かに写真を撮ってもらいたいとき。
何語でお願いすればいいのか迷ってなかなか話しかけられない時があるだろう。
しかしジャックを着ている人を見つければもう安心♪
「Entschludigung,Könnten Sie uns bitte fotografieren?」
と気軽に話しかけてみよう。
きっと快く撮ってくれるはずだ。
(このドイツ語が正解なのかは不明だけど)
ちなみにこの「ドイツ人の見分け方」をMに話したところ
「え~、そうかなぁ?」って反応だった。
Mのヤッケはジャックではない。一体どこで入手したのか?
まあ、彼はサッカーに興味もないし
自分の息子の誕生日を忘れて
その日に妻子を置いて旅行に行こうとするような人だし
一般的なドイツ人ではないのだろう。
なのになぜドイツ語で話しかけられる???
もちろんmichnaheもジャック愛用者だ。
ああそうさ、オイラ達はドイツの田舎者さぁ。
だから後から来た駐在者がジャックを買ったのを知ると
「あぁ、あなたもPaderbornの田舎色に染まってきたわね・・・」と
嬉しいような残念なような複雑な心境になるnaheである。