トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

スコットランド走破1500km 街編

2011-05-16 16:28:23 | おでかけ:まち

今回の旅で訪れた街

まずはStirling

昔のスコットランドの中心都市だったそうで
古い石壁の街並みが続く
nahe好みの街だった。




最初からこんな廃墟を見られるなんて



郊外の景色も綺麗。



それからGlasgowでMを拾い

Loch Lomond (Loch=湖)へ



湖水浴を楽しむ人がいっぱい。



スコットランド人も日干しが好きなのね。



Loch Fyneのほとりに泊まる。



小さな集落。



湖畔すぎて何もない。


翌日はInverarayへ



街の造りや白い家はアイラ島ボウモア地区とそっくり。



ファイン湖が綺麗。





曲がりくねった道を行き



Port Kennacraigでフェリーに乗る。



雄大な景色を眺めながら



着いたのは Port Askaig
1年ぶりの Isle of Islay
ただいま、アイラ島!!



ボウモアホテルのBarが改装されててびっくり。




翌日は蒸留所巡りと



遺跡巡りでアイラ島をほぼ1周。

ドライブで疲れた3人を癒すのは



もちろんアイラモルト。



長くなったので次回へ続く。


 


スコットランド走破1500km ドライビング編

2011-05-15 15:32:55 | おでかけ:まち

スコットランドはレンタカーでの旅。
Edinburgh空港でレンタカーを借りる。

「サービスで料金そのまま、大きいクルマにグレードアップしたよ。」



普段MINIに乗っているmichnahe。
大きすぎて車幅・長感覚になかなか慣れない。
荷物を一杯載せられたのはよかったけれど
ありがた迷惑なグレードアップサービス。

ちなみに返却する際に別の係員が
「なんでこのクルマに乗ってたんだ!?誰か間違ったんだな」と。
なんじゃそりゃ??


そしてイギリスは日本と同じく右ハンドルの左側通行。
すっかりドイツに馴染んでしまったmichnahe。
思わず右手でシフトチェンジしようとしてドアの手すりをつかんだり、
ドイツ赴任したての頃のように
曲がるときには「左、左へ」と自分に言い聞かせて・・・
それでもうっかり反対車線に入っちゃったり キャーキケン




スコットランドの道路は3種類くらいに分かれるようだ。
Mがつくのは高速道路。
時速70~80マイル(110~130キロ)制限。

Aがつくのは国道?
このAが結構厄介だ。

街の付近はロータリー地獄。
数百メートルおきにロータリー。
それもいびつな円のロータリーが多く
ナビで「2番目の出口へ」なんていわれても
いったいどれが2番目なのかよくわからない。


そして郊外に出ると



片道1車線のこんな道ばかり。
ちょっと直線→カーブ→カーブ→ちょっと直線→上り坂カーブ→下り坂カーブ・・・
これのずっと繰り返し。
もう~、いちいちシフトチェンジめんどくさい!!

アウトバーンを150km以上で、峠も70kmで走るドイツ人に
スピード狂の血を感じていたが
こんなワインディングロードを100km以上で走ってくスコットランド人が
世界で一番のとばし屋じゃなかろうか。


そしてB道。
Aでこんなだから想像はつくであろう。
対向車が来たらどちらかが道を譲らないと無理。
ちゃんと退避エリアは作られているのだが
見通しがきかない急な坂で出会っちゃったりすると大変。
路面も悪いのでスピードも出せず
ここで時間を大幅にロスする。



アイラ島でウサギを追う。
他にも羊やら牛やら、
クルマなどお構いなしにくつろいでいるから気をつけろ。



ホテルはどこも無料駐車場がついていたのだが
その駐車場がどこも狭い!!!
慣れないクルマを停めるのにいつも四苦八苦。






スコットランドはクルマで周った方が絶対楽しいと思うが
ドライブ自体は結構キツイぞ。


プロローグ

2011-05-13 13:15:14 | おでかけ:まち



・・・なんか間違ってるよね。

たぶんね、「新しい」って書きたかったんだと思うのよ。
なんでこんなひっくり返っちゃったんだろうなぁ。

しかもね、たぶん「Fresh」ってことを言いたかったんだと思うのよ。
裏面には「早い楽」って書いてたしね。
だけどこれじゃ「New」って意味の方が強いよね。
「新鮮」じゃ二文字だからダメだったのかな。
ネタが新しい・・・言わなくもないけどさ。

それともこの寿司屋が新しい?
新しい割には客全然入ってなかったけどね。


ことごとく残念。



これはエディンバラ空港にある寿司バーの看板。
エディンバラ。そうスコットランド。



この前行ってきたのよ。
なぜか去年に続き2度目の。
しかも去年に続きドイツ人同僚Mと一緒に。


Mは日本語できない。
michはドイツ語できない。
naheは英語できない。(ドイツ語もだけど)

そんな全員同時に会話が成り立たない3人が
8日間の旅へ。

去年の日本旅行の時はもう一人ドイツ人がいたし
途中別行動や他の人を交えたりしてたけど
今回はガチでずっと一緒。
しかもドライブ旅行。車という密室の中で。


さあ、どうなったか。

暫くはスコットランドネタが続くよ。




城攻め ~空港までの寄り道編~

2011-05-12 22:03:59 | おでかけ:おしろ

バルセロナへの飛行機はドルトムントからの出発。
うちから約100km、車で向かう。

途中にあるお城に寄り道。


Schloss Erwitte




今はホテルとなっている。



裏にはお堀が。
1273年に建立されたそうだが
今の形になったのは17世紀らしい。
将校が住んでいたそうだ。

なかなか風情のあるいい建物だ。




Schloss Brünninghausen


ナビが示した所は広大な公園。
そして見当たる建物はこれひとつ。




へ?これが城??

どうも第二次世界大戦で破壊され
この門だけが残ったらしい。
1300年代に貴族の住居として建てられたそうだ。



裏はこんな感じ。

一瞬で見終わってしまった・・・。




公園では桜が満開。
これを観に来たと思えばいいか・・・。

 


城攻め ~Barcelona編~

2011-05-12 00:31:47 | おでかけ:おしろ

バルセロナに城はないのか?

調べてみたら
モンジュイックの丘にあるようだ。

確かここ、8年前に行ったぞ?
大砲の所で写真撮ったぞ?
だけど城の記憶は全くない二人。

というわけで、リベンジ。

Castell de Montjuïc



ああ、なんか見覚えあるわ。



前にもこんな写真撮ったわ。



城自体はこの外壁しか残ってないので
見所って感じでもないような。



でもnaheにはこの壁がたまらん。


1640年に要塞として建てられ
その後監獄として使われたりして
今は軍事博物館があるそう。


眼下には



美しい地中海と



ゴチャゴチャしたバルセロナの街並み。




事前に調べていたのは上記の城だけ。
地球の歩き方では他に見つからなかった。

だけどもサッカーのチケットを買うのに1時間並んだその日。
前売り券引き換えと当日券販売を同じ売り場でやっている売り手の不合理さと
それをじっと列に並んで待っていたらどんどん新しい列が増えていく買い手の非常識さに
疲れ果ててもう地下鉄の駅まで歩く元気もなくなり
近くに停留所があった観光バスに大金はたいて乗ったところ

次の停留所はどうも城らしいことが発覚。
慌てて下車して行ってみる。


Jardins del Palau de Pedralbes



まるで南国リゾートのような画。



でも庭には竹林も。
世界の植物ここに集まる!みたいな
なんか節操ない庭だった。

16世紀に建てられ、王の住居として使われたそう。
現在は美術館となっているよう。


地図をよくみたら市内にはPalauがいっぱいあるじゃないか!
どこまでを「城」と言っていいのかわからないが。
だけど時間がなくてこれで精一杯。
まったくバルセロナ、奥が深いぜ。



バルセロナの教会

2011-05-10 23:55:28 | おでかけ:きょうかい・じしゃ

城攻めに夢中になって
めっきり少なくなってしまった教会探訪。
だけどバルセロナといったら行かないわけにはいかないでしょう。

サグラダ・ファミリア教会。




8年前にも訪れているmichnahe。
建築の進捗状況を是非とも確かめねば。
しかし8年前の写真が手元にないので
どこが変わったのやらさっぱりわからず。



この人は前は居なかった気がする。




日の丸みたいなのもなかった気がする。



左側の白い部分も増えたかな?

しかしこの迫力と感動は
初めて目にした8年前から全く衰えず。

普通なら修繕の為に足場が組まれていたりすると
観に行って損した気分になるものだが
ここまで長年工事中だともう
クレーンや足場も教会の一部のように思えてくるもんだ。


内部もどう変わったのか見たかったのだが
なんせ今回は予約モノが満載の旅だったので
列を作って入場する時間と気力がなかなか作れず
結局中は入らずじまい。
それだけが無念だ。




そして今回もう一つ行った教会は



カテドラル。

こちらは8年前に行った記憶が全くない。
こんな名所をなぜに訪れていないのだ?michnahe。



だけど今来てよかった。
8年前じゃこの天井や壁の古さに萌えることはなかっただろう。



建物自体は古くて質素だけど
祭壇のひとつひとつが金ピカで豪華。

うんうん、いい教会だ。



リオハワインの故郷を訪ねる

2011-05-09 23:54:47 | おさけ

バルセロナエンターテイメント第5弾、
これまたワイナリー見学。

でも前回はCAVA、今回は発泡なしのワイン。
ちゃんと違いがあるのよ。

訪れたのは



TORRES社。
日本のスーパーでもよく見かけるワインを造っている会社だ。

でも中のショップを見てみると、
今まで見たことのないワインが一杯。


見学ツアーは最初にTORRES家についてのビデオ鑑賞。

そして



こんな車に乗せられて
ちょっと離れた工場の方へ向かう。

ツアー用の展示物もちゃんと用意されているのだが





なんかこう・・・いまいち心に響かない。
車の中からずっと眺めているだけだからだろうか。

やっと車を下ろしてもらった先は



タンクだけ見せられてもねぇ・・・
収穫時期だったら内部まで見られるのだろうか?

ツアー参加者は
英語ガイド希望が2グループ、スペイン語ガイド希望が1グループ。
ガイドさんは両言語を話せる人が1人。
よってスペイン語で説明した後に英語で説明をするので
ひとつひとつに時間がかかる。

ブドウ畑で写真撮り放題。



品種ごとに木の形も違っていて面白かったけれど。



ちっこい実がついてた。



そして待ちに待った試飲!



一人1杯ずつ飲める。
もちろんmichとnaheは赤と白に別れて両方飲む。



ツアー自体はたいしたことなかったけれど
ここのいい所は有料試飲があることだ。

店員のお兄さんに「どれがお勧め?」なんて聞いてみる。



お勧めの白ワインを出してもらってご機嫌なmich。
「俺は本当はウイスキーが好きなんだ」と
ワイナリーにおいて禁句のようなことを話し始めると

「じゃ、我が社の作ってるブランデーも飲んでみてよ」



と、薦められた。

普段ブランデーは好まないmichnaheだが
このブランデーはとても美味しく感じた。
雰囲気効果か?


そして迷いに迷ってお土産ワインを購入。
ほろ酔いのいい気分でバルセロナに戻ってきたら
もう帰りの飛行機時間まであとわずか!!
今回はギリギリまで遊んだよ。



しかしいろいろ催し物に行くのはいいけど
その為に時間が拘束されて
なんだか随分忙しい旅だった。
買い物も、お目当ての所を観光することもできずに終わってしまった。
見どころ、遊びどころ満載のバルセロナ。
4日間じゃ全く足りないね。


CAVAの故郷を訪ねる

2011-05-01 23:52:17 | おさけ

バルセロナエンターテイメント第4弾は
ワイナリー見学。

未だにドイツのワイナリーに行けていないmichnahe。
日本でもビールやウイスキー工場は数多く行ったが
ワイン工場はこれが始めてである。

バルセロナから電車で1時間ほど離れた所にある
コドルニウ社を訪ねる。




ズッキューン とくるこの外観。
これだけでもうここに来た甲斐あるわ。



受付ロビーも素敵。

ツアーが始まる。
まずはコドルニウ家の歴史についての映画鑑賞。
その後はお庭に出て所々で立ち止まりながら
ガイドの説明を聞く。

この説明がとても丁寧、いや・・・長い!
英語ツアーに入ったのでnaheは1割も理解できず
ひたすら写真撮影に従事。
後からmichに何を言っていたか聞いてみたが
ワイン製造について何の知識も持たずに来たmichは
言葉はわかっても意味がわからないらしい。
せっかくのガイドさんの熱弁も全く無駄だ。




それでも建物が素晴らしいのでそれだけで楽しめる。


この後地下に入り
樽や瓶の貯蔵庫に入る。



こんなトロッコに乗って



瓶の貯蔵庫の中を走りまわる。
結構なスピードがあって
ディズニーシーのインディージョーンズのやつみたいだ。
これなら長い間説明を我慢して聞いていた
ちびっこ達も報われるってもんだ。



コドルニウはCAVA(スパークリングワイン)を生産している会社だ。
炭酸は全て自然発酵させたものなので
こうやって瓶の角度を変えていくらしい。
おまけに澱を取り除くために?
ちょっとずつ回転もさせるらしい。

それを全部手作業でやってるような説明っぷりだったが
「昔はやっていた」なのか「今もやっている」なのか
理解できなかったnahe。
michに確認するもわからないと言う。

「ガイドさんに質問してよ~」
「自分でしろよ」
「英語ができないから頼んでるんじゃん」
「じゃあ今度ドイツでどこか見学に行った時に全部聞いてくれるんだな?」
「・・・・・・・すみません、結構です」

結局不明。
しかしあんな何十万本とある瓶を
ひとつひとつ手で動かしていくなんて
気が遠くなる作業ではないか。
naheだったらキイーッ!となって瓶を床に叩きつけそうだ。


そしておまちかねの試飲。



白とロゼを1杯ずつ。
どちらも美味しかった。
お土産に買っちゃう?

さすがスペイン王室ご用達だけあって
普段michnaheが飲んでいるワインよりもちょっとお高め。
奮発したわよ!
こりゃ特別な日まで大事に保管しなくては。






コドルニウの最寄り駅近くにはもうひとつワイナリーがある。
フレシネ。

おなじCAVAだし、時間もないしってことで
見学ツアーは申しこまなかったのだが
本当に駅の隣にあったので
外観だけ見てみることにした。



コドルニウとは全然違うテイストの建物。




前庭には不可思議な物が展示されていた。



コルク栓のトラック。



CAVA瓶の車。


「こんなもん作って、フレシネってアホやなぁ~」
といいつつ



そんなスクーターにまたがってご機嫌のアホmich。