『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『山形スクリーム』を観た]

2009-08-02 17:04:03 | 物語の感想
☆『山形スクリーム』は、MOVIX昭島で、一週間だけの一日一回上映と言う、変わった公開形式であった。

 私は『ボルト』を所望していたのだが、連れはこちらを希望したので観た。

   ◇

 竹中直人監督作品を観るのは、19年前の『無能の人』以来だ。

 私は『無能の人』にはなかなか感心したクチで、ゴンチチ担当のサントラも購入して何度も聞いたものだ。

 今回の『山形スクリーム』だが、田舎の寒村を訪ねた女子高生のグループが危難に襲われると言うよくあるタイプのホラー作品をうまく踏襲している。

 ホラーと言っても、コメディ要素の方が強く、そのコメディ要素も、竹中直人の面白いと思うセンスに徹頭徹尾集約されている。

 役者たちも、見事に、竹中の「間」や「イントネーション」「傾向」を見事に演じている。

 だから、竹中のギャグを理解できない人には、全く面白くないだろう。

 そして、竹中だが、ここ数年、それほどコメディアンとしての活躍をしていない。

 だから、序盤は、そのギャグについていけないこと、苦しい限りであった^^;

 だが、途中から、勘を取り戻した私をはじめ、一部の客はゲハゲハ笑い出した。

   ◇

 また、女子高生グループは、物語ヒロインの成海璃子「以外」は非常に可愛く美しく、私の目を楽しませてくれた。

 波瑠(ライトゴシック)、 紗綾(オタク系メガネ巨乳)、桐谷美玲(「Cawaii」系)と揃っていて、私はどれがいいか目移りしてしまう。

 少なくとも、3人とも、竹中系コメディエンヌとしては申し分ない演技力だ。

   ◇

 でも、一番に素晴らしかったのは、引率教師の、男に縁のないマイコ先生だ。

 この人、夢見る少女のまま、ゴージャスに大人になってしまったような人で、

 その勝手気まま振りがメチャ可愛かった^^

     
    この美しさで、きっちり汚れも演じます^^

 その端整な顔も美しく、落ち武者軍団や落ち武者ゾンビに席巻される御釈ヶ部村の騒動の渦中にいて、始終、「スクリーム顔」を見せ続けてくれる。

 美人の「スクリーム顔」と言うのは、なんか、セックスの時の表情を見せられているような気がして、たまらないものがある^^;

 うん、私にとっての、この作品とは、マイコ先生の表情に尽きる^^v

                               (2009/08/02)
コメント (2)
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