『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『ボルト』を観た]

2009-08-11 15:38:45 | 物語の感想
☆遅ればせながら観に行った。

 公開から結構な日数が経っているので、ネット上でのレビューも出揃っている。

 だから、私がどうしても書いておきたいことだけを記す。

 ちなみに、「3D版」での鑑賞ではない。

   ◇

 自分が本当の「スーパードッグ」と信じ込んでいるテレビ番組のヒーロー犬ボルトが、物語上での、自分の飼い主である少女ペニーの危機を錯覚し、スタジオを抜け出して、アメリカを旅し、本当の自分を知っていくという物語。

 冒頭の作中作のヒーロー振りが際立っているので、実際のボルトのピエロ状況はかなり哀しい。

 飼い主役のペニーも、ボルトをだまし続けなければならない。

 でも、役者であるペニーは、スタジオ内に隔離されているボルトとずっと一緒にはいられない。

 背後のスタッフからのコールがあると、出て行かなくてはならない。

 ボルトは、「また出かけちゃうの?」と甘えたい寂しさを募らせる。

 この、ボルトを愛しつつも、ボルトに隠し事をしなくてはならないペニーの心中を察すると、なんか、愛人関係とか浮気とかの状況を思い出して酷く厭だった。

 このペニーは、物語を通し、かなり、その幼い心に「矛盾」と言う負荷を加えられ続ける。

 例えば、後の、ボルト失踪後、番組継続のために、好きでもないボルトの替え玉と、文字通りの「演技」をしなければならない。

 そんなシーンをボルトは見せつけられ、それも可哀想なのだが、子供なのに、大人の事情で、心にもない演技を強要されるペニーもまた可哀想なのだ。

 まあ、苦悩をし続けなければならないのも美少女の宿命である。

 少女について書く時、いつも書いているような気がするが、ペニーの、その華奢な体の描写は実にいい。

 縞々のロングソックスに包まれたカモシカのような足なんて、最高だ!

   ◇

 ボルトは、外界に出て、二人の仲間と知り合う。

 女王的な気質の猫ミトンと、天然ボケのハムスター・ライノだ。

 面白いなと思ったのが、ボルトの本当の状況について、その二匹とも分かっていないということだ。

 ノラ猫のミトンは、「自分の事をスーパードッグと思っているイカレた犬」と言う認識をボルトに対し持っていて、

 ライノは、テレビ同様のスーパードッグだとボルトのことを思っている。

 不思議な誤解をしつつ、旅は続き、最終的に事情を知ったミトンがボルトのおかしい言動の理由に気付くのと、ボルトが外界での自分の無力を知るのが同時なのだが、ミトンは保健所に囚われの身に・・・。

 失意のボルトだが、ボルトを「スーパードッグ」と信じきっているライノに励まされ、ミトン奪回に向かう。

 保健所の個室の中で、哀しげな表情で、諦観の面持ちのミトンが哀しい。

 そして、思いがけず、ボルトの助けが来て目を輝かせる。

 ・・・ミトンは、そもそも、「自分は飼い猫だったけど、自由になりたくて飼い家を飛び出した」と言っていた。

 だが、保健所の個室での表情の諦観は、彼女にもっと暗い過去があることを暗示してくれる。

   ◇

 自分が普通の犬でしかなかったことを知ったボルトは、ミトンに「普通の犬の生き方」を教わりつつ、アメリカ横断の旅を続ける。

 色んな土地の季節を、トリオで身を寄せ合って旅する。

 そして、ミトンは、ボルトと心が通い合ったことを確信し、残飯も豊富なラスベガスで定住しようと提案する。

 そのミトンの性格、他者を信じないように生きてきたにもかかわらずの、ボルトとライノを信頼するに至った心の変化を察すると、やはり哀しい。

 だが、その信頼も、ボルトの信念(ペニーとの再会)の前には崩される。

「本当は私、前の飼い主の引越しの時に置き去りにされたのよ。ペニーもそうに違いないわ!」

 と、自分の語りたくない過去を語ってまでボルトを引き戻そうとするが、彼の信念は変えられない。

「勝手にすれば! 出ていって!」と言うしかない。

 物語はこの後、クライマックスを迎え、大団円に至るが、話は所々で大人の世界の暗喩に満ちていて、とても楽しませて頂きました^^

                                 (2009/08/11)
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[被爆2世と女性上位と特定アジアと次期選挙]

2009-08-11 10:14:14 | 保守の一考
   「僕は長崎の被爆2世」…福山雅治さん、ラジオで明かす(朝日新聞) - goo ニュース

☆ちょうど、先日、「1991年のメモ日記」で、川口君と言う人物について書き、最後にこう追記した。

 《・・・文中の、悪の申し子・川口君だが、長崎の被爆二世であった。
     だから、国から、補助金とか貰っていた。
     足が生まれつき悪く、女とセックスする時は、
     必ず「女性上位」じゃないとやれないとのことで、
     初体験は済ませていたが、限りなく「童貞思考」の私は、
     何とも、その生々しい話に苛立ちを覚えさせられたものだった^^; ・・・》

 そしたら、翌日、長崎の原爆の日だったので、かなり、私は驚いたのだが、

 更に、昨日、福山雅治が「長崎の被爆2世」とのニュースを知り、これまた、そのキーワード的なつながりにちょいと驚いた。

 福山雅治はトップスターだが、いつも退勤途中に聞いていたラジオ番組などで、屈託なくオナニーの話などをしていたので、私は親近感を感じていた。

 更に、年齢は私と同じだった。

 特に「被爆2世」だからと言って、私には「へーッ」てなものだが、

 福山さんが、川口君みたいに、仮に、自分の「女性上位」でのセックスについて語りだしたとしたら、「チキショー」と苛立たせられることだろう^^;

 また、大々的に「反核」運動を繰り広げだしたら、ドン引きするだろうが・・・。

   ◇

 石井英夫氏などは、中国を多く旅して、中国の人に「記事では中国の批判をするのに、石井さんは中国によく来ますね^^」とか聞かれることが度々あるそうだが、こう答えるそうだ。

「私は中国は好きだけど、中国共産党が嫌いなんだ」

 つまり、自分が対象とするものの基盤には、どのような運命的な因子を持っていようと独断も偏見も持たないわけだ。

 ただ、その因子因子が作用し、、中国は、大虐殺体質の<中国共産党>を生んでしまった。

 それは、叩かなくてはならない、ってことだ。

   ◇

 北朝鮮も同じだ。

 もっと始末が悪い。

 理屈などは通じない。

 このような相手には、拳骨を加える、もしくは、拳骨を加える用意だけでもしなくてはならない。

 つまり、日本は核武装をしなくてはならない。

 ・・・日本での反核団体の多くが、北朝鮮の核について、ほとんどおざなりな抗議しかしていないのは、皆さんも気になっているだろう。

 あれは、いわゆる、中国・北朝鮮・韓国と言う、反日<特定アジア3国>がアメリカをけん制するために行なわせていることだからだ。

 日本のバカ左翼に、アメリカの核や、日本の核武装を論じることさえも封じさせつつ、北朝鮮などは、着々と核武装を世界に認知させつつある。

 北朝鮮などは、今度はミャンマーと組んで「バカに刃物」をグローバルに広げるつもりだ。

  《ミャンマーに「極秘核施設」証言 北朝鮮協力 豪紙報道(2009/8/2)》

 スタローンが『ランボー』(クリック!)の最後の戦場にミャンマーを選んだのは、先見の明があるといえよう。

 私などは、不謹慎ながら、「(映画の舞台として)何で、今更、ミャンマー?」などと思ったりもしたのだ。


   ◇

 では、最後に、<特定アジア3国>が、次期選挙での自民党を脅かす3党と意味的に重なるので列記しておく。

     自民党、八百万な思想が集う「日本」の保守政党

     民主党、もはや日本の劣化コピー「韓国」の如きB級政党

     社民党、相手にする必要もない規模なのに、何故か主張が声高な「北朝鮮」労働党

     日本共産党、人の命はゴミ粒程度の認識において筋が通っている「中国」共産党


 ・・・これら、その主義主張思想哲学においても、見事に重なりますよ^^v

                                  (2009/08/11)
コメント (2)
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