☆ 「最高ですかー!」
「最高でーす!」
いやはや、面白かった^^
◇
私、今朝は5時起きで仕事に出かけ、汗を流し、帰宅し、<ワーナーマイカル・日の出>の午後9時50分からのレイトショーを見たのですが、
当初は、やや眠く、でも、先日見た『トランスポーター3』と同じくリュック・ベッソン印なので、すぐに夢中になれるだろうと挑んだわけだが、
予想を遥かに上回り、もう、ずっとドキドキしっぱなしだった。
主人公のブライアン(リーアム・ニーソン)は、過去に「工作員(ダークマン)」だった過去があるが、今は離婚し、妻に引き取られた娘の成長を想う日々、
その誕生日にプレゼントを持っていくも、金持ちと結婚した元妻の再婚相手のプレゼントの前にあっては及ばない、と言った、うだつの上がらない日々。
17歳となった娘が、友人とフランス旅行に行くと聞いても、心配で心配でしょうがない、それは病的なほどだ。
この、「お父さんは心配性(岡田あーみん)」的な展開が思ったより長く、随分と丁寧な語り口だな、ベッソン印でも『トランスポーター3』とはちょいと違うのだな感じた。
状況設定を丹念に語ってくれたので、その後の展開に深みが加わるのである。
◇
その娘・キムと友人が、パリについて早々、アパートメントに着いた直後、人身売買組織に誘拐される。
吹き抜けの対面が見通せるフロアーで、先ずは友人が拉致される。
それを見ていたキム、次は自分の番だと思う。
ちょうど到着報告の電話をしていた父親から助言を受けつつ、寝室のベッドの下に隠れる。
キムは、これでやり過ごせると思う。
しかし、ブライアンは言うのだ。
この時点で、ブライアンの表情は、キリリと、かつての、戦いと情報の嵐の中で戦っていた男の顔に変貌している。
「電話をそのまま床に置くんだ。・・・お前は捕まるだろう。捕まるまでに、10秒ほどは、相手を見るチャンスがある。恐いかもしれないが、出来るだけ相手の情報をこっちに伝えるんだ!」
もう、この、有事に際しての超客観的で冷徹なセリフに、私は身体中にビシバシと緊張が走り、眠気なんて吹っ飛び、それから最後まで夢中になった。
◇
そして限られた情報から、昔の仲間の音声解析テクニックや、元妻の金持ち旦那の自家用ジェット、工作員時代の情報推理能力を駆使し、人身売買組織を追い詰めていく。
もちろん、ブライアンの体術は、無敵に強い。
妙に動きが合理的で、見ている私に「いかにも工作員としての訓練を受けたのだな」と納得させてくれる。
これが、セガールみたいな、強くて当たり前の巨体だったら、こちらの興味も半減してしまうのだろうが、やや線の細い「シンドラー」なリーアム・ニーソンが、娘のためにとガンガン飛ばしてくれるので、
「最高ですかー!」
「最高でーす!」
なのである。
もちろん、瞳を閉じ、考えを巡らせ、瞬時に行動を決めるインテリジェンスも兼ね備えているのだから、たまらない。
◇
とにかく、ブライアンは、殺す、殺しまくる。
娘をかどわかすような犯罪集団などは、躊躇なく殺しまくる。
それでいいのである。
犯罪に加担している奴は、その何も知らない奥さんの腕さえも銃で貫通させる。
「最高ですかー!」
「最高でーす!」
◇
しかし、最初の電話で、ブライアンの「俺には特殊能力がある。必ず、お前を追い詰める」の言葉に対し、「グッドラック」と言い放った、いかにも最後の敵みたいなアルバニア人身売買組織の人物は、中盤で抹殺される。
でも、娘は発見できない。
すぐに、次なる因縁の敵が現われる。
ブライアンの戦いは、娘を助け出すまで続く。
その…、次、その次、更に次、また次…、と続く展開は、少年ジャンプのバトルマンガのような小気味良さだ。
そこに、ストレスは起きない。
非常にテンポが良く、それぞれの敵が、属性的にもアクション的にもバラエティ豊かであるからだ。
◇
いやはや、ドキドキ感を堪能させてもらいました^^
でも、これじゃあ、娘っ子は、誰もパリに行きたくなくなっちゃうぞ^^;
途中で、シャブ漬けにされた娘たちの置屋みたいな場所が出てくるが、パリにはあんなんがあるのでしょうか?
世も末ですゾ^^;
日本も、民主党の進める「移民」政策を行なったら、中国や半島からの流入思考回路で、もっと「えげつない」状況が起こるでしょう。
◇
クライマックス。
アラブの富豪に処女権を競り落とされたキムが、セーヌ川を流れる豪華クルーザーの中で抱かれそうになる直前に、ブライアンはキムの眼前に到着する。
しかし、エロ狸のような富豪がキムに銃口を向けていた。
そして、ブライアンに「交渉しよう…」と言い掛ける・・・。
が、その瞬間をついて、ブライアンは、その脳天に発砲!
くされ外道にゃ、問答無用!!!
「最高ですかー!」
「最高でーす!」
(2009/08/23)
「最高でーす!」
いやはや、面白かった^^
◇
私、今朝は5時起きで仕事に出かけ、汗を流し、帰宅し、<ワーナーマイカル・日の出>の午後9時50分からのレイトショーを見たのですが、
当初は、やや眠く、でも、先日見た『トランスポーター3』と同じくリュック・ベッソン印なので、すぐに夢中になれるだろうと挑んだわけだが、
予想を遥かに上回り、もう、ずっとドキドキしっぱなしだった。
主人公のブライアン(リーアム・ニーソン)は、過去に「工作員(ダークマン)」だった過去があるが、今は離婚し、妻に引き取られた娘の成長を想う日々、
その誕生日にプレゼントを持っていくも、金持ちと結婚した元妻の再婚相手のプレゼントの前にあっては及ばない、と言った、うだつの上がらない日々。
17歳となった娘が、友人とフランス旅行に行くと聞いても、心配で心配でしょうがない、それは病的なほどだ。
この、「お父さんは心配性(岡田あーみん)」的な展開が思ったより長く、随分と丁寧な語り口だな、ベッソン印でも『トランスポーター3』とはちょいと違うのだな感じた。
状況設定を丹念に語ってくれたので、その後の展開に深みが加わるのである。
◇
その娘・キムと友人が、パリについて早々、アパートメントに着いた直後、人身売買組織に誘拐される。
吹き抜けの対面が見通せるフロアーで、先ずは友人が拉致される。
それを見ていたキム、次は自分の番だと思う。
ちょうど到着報告の電話をしていた父親から助言を受けつつ、寝室のベッドの下に隠れる。
キムは、これでやり過ごせると思う。
しかし、ブライアンは言うのだ。
この時点で、ブライアンの表情は、キリリと、かつての、戦いと情報の嵐の中で戦っていた男の顔に変貌している。
「電話をそのまま床に置くんだ。・・・お前は捕まるだろう。捕まるまでに、10秒ほどは、相手を見るチャンスがある。恐いかもしれないが、出来るだけ相手の情報をこっちに伝えるんだ!」
もう、この、有事に際しての超客観的で冷徹なセリフに、私は身体中にビシバシと緊張が走り、眠気なんて吹っ飛び、それから最後まで夢中になった。
◇
そして限られた情報から、昔の仲間の音声解析テクニックや、元妻の金持ち旦那の自家用ジェット、工作員時代の情報推理能力を駆使し、人身売買組織を追い詰めていく。
もちろん、ブライアンの体術は、無敵に強い。
妙に動きが合理的で、見ている私に「いかにも工作員としての訓練を受けたのだな」と納得させてくれる。
これが、セガールみたいな、強くて当たり前の巨体だったら、こちらの興味も半減してしまうのだろうが、やや線の細い「シンドラー」なリーアム・ニーソンが、娘のためにとガンガン飛ばしてくれるので、
「最高ですかー!」
「最高でーす!」
なのである。
もちろん、瞳を閉じ、考えを巡らせ、瞬時に行動を決めるインテリジェンスも兼ね備えているのだから、たまらない。
◇
とにかく、ブライアンは、殺す、殺しまくる。
娘をかどわかすような犯罪集団などは、躊躇なく殺しまくる。
それでいいのである。
犯罪に加担している奴は、その何も知らない奥さんの腕さえも銃で貫通させる。
「最高ですかー!」
「最高でーす!」
◇
しかし、最初の電話で、ブライアンの「俺には特殊能力がある。必ず、お前を追い詰める」の言葉に対し、「グッドラック」と言い放った、いかにも最後の敵みたいなアルバニア人身売買組織の人物は、中盤で抹殺される。
でも、娘は発見できない。
すぐに、次なる因縁の敵が現われる。
ブライアンの戦いは、娘を助け出すまで続く。
その…、次、その次、更に次、また次…、と続く展開は、少年ジャンプのバトルマンガのような小気味良さだ。
そこに、ストレスは起きない。
非常にテンポが良く、それぞれの敵が、属性的にもアクション的にもバラエティ豊かであるからだ。
◇
いやはや、ドキドキ感を堪能させてもらいました^^
でも、これじゃあ、娘っ子は、誰もパリに行きたくなくなっちゃうぞ^^;
途中で、シャブ漬けにされた娘たちの置屋みたいな場所が出てくるが、パリにはあんなんがあるのでしょうか?
世も末ですゾ^^;
日本も、民主党の進める「移民」政策を行なったら、中国や半島からの流入思考回路で、もっと「えげつない」状況が起こるでしょう。
◇
クライマックス。
アラブの富豪に処女権を競り落とされたキムが、セーヌ川を流れる豪華クルーザーの中で抱かれそうになる直前に、ブライアンはキムの眼前に到着する。
しかし、エロ狸のような富豪がキムに銃口を向けていた。
そして、ブライアンに「交渉しよう…」と言い掛ける・・・。
が、その瞬間をついて、ブライアンは、その脳天に発砲!
くされ外道にゃ、問答無用!!!
「最高ですかー!」
「最高でーす!」
(2009/08/23)